藤水名子のレビュー一覧

  • 涼州賦

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    21.1.23〜
    古書店で久しぶりに名前を見て思わず購入。本書は未読。別のノベルズなら昔にさんざん読みました。文体は少しライト気味ですが。

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    2009年10月04日
  • 風月夢夢 秘曲紅楼夢

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    中国4大小説『紅楼夢』の作者・雪霑は垣間見た美女を求めて騒ぎを起こし、追われる身に。
    金蘭という美女と出会い、謎の宦官に襲われ、そのうえ滅満興漢を目標に戦う白髪会という反乱軍に協力を求められる。
    埋蔵金のなぞと、草稿状態の紅楼夢がリンクし始める、神仙世界の不思議さと快刀乱麻なアクションが楽しいチャイナファンタジー。
    義理の妹、繁怜のアドバイス。朴念仁の弟・雪天祐。女懸賞金稼ぎ、花紅玉。白髪会の宗主。
    おかしなメンツばかりの冒険小説です。

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    2009年10月04日
  • 赤壁の宴

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    十年ほど前に大好きな呉(周瑜)のお話だーと買って、背徳なニオイにドキドキし、周瑜は人生まっとうした!と感涙したものなんですが。

    最近読み返してみたら、なんと視野の狭い男だろうか・・・。
    そこが王佐と言われてもまだ若造の青臭さで、それに胸躍らせていたのだから初めて読んだ頃は私も若かったなぁとしみじみしたわけで。(今はすっかりすさんだオトナ・・・なのか?まだ子供っぽいぞ)
    若いからこその一途。そんな生き方は嫌いじゃないけど。

    心理描写がしっとりした小説でうっとり読めるけど、動乱の世に名を馳せた人物の物語として、物足りなさは感じる。

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    2009年10月04日
  • 赤壁の宴

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    三国志の呉の周瑜と孫策に焦点を当てています。正確には周瑜→孫策のBL臭漂う周瑜が主人公の小説、でしょうか。矢張りこの作者らしく周瑜はスメルフェチではないかと思います…。
    しかしもし私が彼らを筆で書くとしても(技術云々は置いて)このように書く気がします。そう思うと、確かに女性の視点からの三国志なのでしょう。

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    2009年10月04日
  • 赤壁の宴

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    孫策と周瑜にスポットを当てた少々BLっぽい小説。決定的な描写は無いけれど、好みが分かれそう。周瑜がとてもクール&毒含んでます。

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    2009年10月04日
  • 公子曹植の恋

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    「若き曹植の悩み」とでも言ったらいいのでしょうか。自分の気持ちにどうしようもなく振り回される若者が良く描けているのではないでしょうか。自殺にむかわず詩に向かったところが良いのですが、すこしきれいにまとめすぎたかもしれません。

    ただただ、曹植という若者の恋情を描いた本です。他の登場人物は書割の背景みたいなものなので人によっては少々物足りないなぁと思うかもしれません。

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    2009年10月04日
  • 赤壁の宴

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    この人の作品はどれも湿度が高いのだけれど、これは格別。とてもジメジメとしていて重たい空気が纏わりついてくるような感じの文章。
    今までに無い周瑜が見られるのは確かです。

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    2009年10月04日
  • 公子風狂 三国志外伝 曹操をめぐる六つの短篇

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    女性視点から見る三国志の英雄曹操。女性らしい捉え方にハッと驚きました。これを読んで丁夫人が大好きになった記憶があります。曹操の人間味を感じられる小説だと思います。

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    2009年10月04日
  • 赤壁の宴

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    三国志・蜀もの。孫策と周瑜の言ってみれば同性愛的物語だが、一応時代小説に区分。「衆道」という言葉を思い出してしまう一品。

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    2009年10月04日