伊藤詩織のレビュー一覧

  • Black Box

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと読みたい、読まなければと思っていた本。
    何度も挫けそうに、心が折れそうになりながら、涙を流しながら、この本を書きあげた伊藤詩織さんの姿が想像でき、私も何度も涙が出た。
    彼女が受けた被害を綿密に書き記すというよりも、「あの時、私はどうすればよかったのか」、「日本にこんな制度や機関があればいいのか」など、今後この本を手に取る読者に向けた情報が至る箇所に盛り込まれており、「もし自分がこの状況に陥ったら」と想像しながら読み進めた。私が伊藤さんの立場になっても、震える足で警察に電話したり、緊急外来に駆け込んだりなんてできない。ましてや、汚された服、傷ついた身体を放って他人に助けを求めるなど、できるはずがない。何も知らない状態だったら、多くの被害者が伊藤さんと同じように行動するだろう。
    そんな、彼女の「後悔」が、今後も多くの被害者の手助けになるだろうと思った。

    また、実際に被害者として受けてきた偏見や批判、理不尽な圧力なども丹念に描かれている。加害者が、政界と密接に関わる大物だったことも関係しているのか、捜査は難航を極めた。伊藤さんはその度に、幾度も心が折れそうになりながら、食らいついた。時には膝を折り、動けなくなる日々もあったという。私は、彼女と同じ仕事に就く身として、この話を絶望的な目線で読み進めた。自分が入る世界は、こうなんだなと思い知らされ、打ちのめされた。正直、自信がなくなった。
    同時に、伊藤さんのように闘い続ける女性を、もっと知りたい、聴きたい、書きたい、そしてできることなら支えたい、力になりたいとも思った。
    これからの私の人生にも大きく影響する本だった。
    伊藤詩織さんを、今後も陰ながら応援しています。

    1
    2025年03月04日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本の中で一番心揺さぶられた。
    同年代の女性で、こんなに私の知らない世界を生きてる人はいない。
    弱くて、強くて、真っ直ぐな人だと感じた。

    ジャーナリストの仕事は心理的に負担の大きい事柄に向き合わなければいけない内容で、とてもじゃないが私もやりたい、とは思えない。
    レイプ被害にあったことでいかに精神的に被害を受けたかも計り知れないが、それを世間に公表した後の出来事をサバイブし、リビングと言えるまでストラグルした様子が凄まじい。静かで、激しい文章。

    なんだか、私は自分の人生に本気で向き合ってない気がした。

    0
    2024年03月03日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    裸で泳ぐ 伊藤詩織 岩波書店

    題名にも馴染めないまま
    ドキュメントとエッセイの違いを考えながら
    やっぱりエッセイはこそばゆくて苦手だと思いつつ
    それでも読んでみた
    伊藤さんは自分がADHDだと自己判定しそこをチャームポイントとしているようだけれどそれこそが正常だと思う
    私には普通とか正常な人間がどんなモノなのか考えも及ばないし
    ドコカシコ歪んでいるのが普通の人ではないかと思う
    しかし世の中では当たり前のように自分は正常だと思い込んでいるらしい人でいっぱいである
    個性やそこから起こる偏見や差別や比較自体が歪みの証拠だ
    反面教師との出合いから逃げるか学ぶかで
    人生が真逆になる
    競争原理からなる不安恐怖を選ぶか
    切磋琢磨からなる相乗効果を選ぶか
    この世はこの二つが織りなすことで
    成り立っている紙一重の選択だ
    伊藤さんは自らの体験の中で
    逃げずに学ぶ方を選んだようだ

    気付いてみると
    これはエッセイでなく
    日記の拾い読みだったのだから
    妙にリアルなのも当然だ
    読む程にニホン語が綺麗だと気付いた
    多分英語もドイツ語もスペイン語も
    きれいに紡ぐのだろう

    0
    2023年04月23日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    伊藤詩織さんが「ブラックボックス」以来初めて出版したエッセイ集「裸で泳ぐ」。
    私の詩織さんへのイメージは、「強くて賢い人」。でも、性被害に遭ったことを実名で公表し、激しいバッシングにも遭い、それにともない名誉毀損の裁判を闘ってくる中で、傷つけられ、不安定になり、悩み、迷い、大小様々な揺らぎがあったことがこのエッセイを通して知ることができる。

    それと同時に、ペルーの「コカイン谷」と呼ばれる街や、アフリカのシエラレオネに女性器切除の取材に行ったり、危険を伴う取材にも果敢に取り組んでいるを育てているのには、ものすごい度胸があるのだなと驚かされた。
    韓国でのハルモニとの対話、裁判で支援してくれた仲間、昔からの親友、イギリスへ呼んでくれた日本人など、様々な人との出会いを大切にしていきたこと、出会った人たちの存在に救われてきたこともそれぞれのエピソードから伝わってくる。辛いものやお酒が大好きなことも。
    その他、英語が堪能で様々な言語に触れてきた詩織さんならではの日本語に対する違和感や疑問や、子どもの頃に遭った理不尽な出来事、家族や恋人との葛藤や衝突についても赤裸々に綴られている。
    「被害者」としての経験を抱えながらも、強い信念を持ち、自分らしく生きるために懸命に生きる人の姿がここにはある。私はその姿にとても励まされた。

    0
    2023年03月30日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    私の認識の中では、著者の伊藤詩織さんは、実名・顔出しで性犯罪被害を告発し、また悪辣なネット上の誹謗中傷者と闘う孤高の闘士と思い込んでいた。しかし、本書で綴られる伊藤詩織さんは、自分の生い立ちをふり返り、自分に正直に、真っ直ぐに生きてきた高校・大学時代、そしてジャーナリストとして活動した実績などを通じ、日記を元に自身の人生を行き戻りしながら振り返る。時に性犯罪被害者として激しいフラッシュバックによる心の微妙な変化と揺れ。親友やパートナーに支えられた人生観など、多彩な交友関係を通じて、支え、支えら、悩み、もがき苦しむ様を吐露する伊藤詩織さん。我々が、性犯罪被害やネット被害を受け苦しんでいる人を理解し、自ら考えて発言し、これからどのように行動すべきかを考えさせられる1刷となった。

    0
    2023年01月31日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    伊藤詩織さんは、山口敬之元TBSワシントン支局長から受けた性被害を2017年に告発した。
    山口敬之が、安倍晋三総理大臣の番記者で密接な関係があることから、詩織さんに対する安倍晋三総理支持派による誹謗中傷が殺害予告のレベルまで達して、イギリスに移住した。
    山口敬之に対する訴訟、はすみとしこに対する訴訟、杉田水脈に対する訴訟に勝訴した。
    このエッセイ集は、一人の女性として怒涛の日々の中で思ったことを書き綴ったエッセイ集。
    突然、心の奥底で解除された感情。
    繊細でしなやかな友情。
    家族との時間。
    生まれていったつながり……日本の#MeTooを切りひらいた伊藤詩織が、「ただの自分」の声を見つけるまで。
    あの日二五歳だった私はいま、三三歳になった――。
    事件、そして声をあげて、「それから」の日々を綴った伊藤詩織の待望のエッセイ集。

    高校で交換留学プログラムを受けていた頃からイメージは変化しているが安心して落ち着けるホームを探していたが、誹謗中傷に晒されている頃には海が近い場所と東京の2拠点生活に憧れたりしたが他の方法を模索中であること。
    多動で集中力が欠けるADHD傾向があったり、性被害のトラウマから事件があったホテルの部屋の間取りに似たような部屋などをきっかけにフラッシュバックして体が冷たくなって動かないなどの症状が出たり、自殺願望が出るなどの影響が出ながらも、シェラレオネなどの最前線を取材する苦労と苦悩。
    2017年に性被害の告発してから、日本で誹謗中傷にさらされた詩織さんがイギリスで安心出来る避難場所を提供してくれた田中明美さんや性被害の告発する励ましを与えてくれた旧日本軍の慰安婦だった韓国のハルモニやBBCで「日本の秘められた恥」を一緒に製作したハナや長年の親友で詩織さんの支援団体のメインスタッフのあさみなどの女性たちと詩織さんとのシスターフッド。
    台湾でフェミニストと取材交流する中で、自分と素直に向き合うことが出来た貴重な経験。
    性被害の後で何度も死にたいと思った時に、心の支えになったある絵本の詩。
    シェラレオネなどの最前線で取材した時の苦労話。
    ネットの詩織さんに対する誹謗中傷を鵜呑みにして、詩織さんが性被害を偽り告発したと決めつけ詩織さんを問い詰めた日本人男性の彼氏との別れは、ネットでの誹謗中傷が一番身近にいる人との関係すら壊す誹謗中傷の恐ろしさがよく分かる読んでいて辛かったエピソード。
    怒涛の日々の中で、伊藤詩織さんが一人の女性として思ったことを素直に綴ったエッセイ集。

    0
    2023年01月04日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    あの頃…詩織さんはどれほどギリギリの精神状態に追い込まれていたのか。同世代の娘を持つ母としては想像するだけで胸が締めつけられる。それでも生きのびるために人に会い、辛いものを食べ、笑ったり泣いたり怒ったりしていた「それからの日々」を記録し続けてくれて良かった。あれから7年。今、再び勇気を持って共有してくれた事…月並みな言葉になるけれど本にしてくれたこと感謝します。
    それにしてもウーパールーパーの生態、知らなかった!

    0
    2022年12月01日
  • Black Box

    頑張れ詩織さん!

    本当に許せない、身の毛もよだつ事件ですね。「TBSワシントン支局長」と言う社会的地位を悪用して伊藤詩織さんに、それも卑劣極まりない手口で性的暴行を加えました山口敬之氏の傍若無人さや往生際の悪さに無性に腹が立ちます。しかも警察庁が彼に対する逮捕状を出していたのに、彼が「故・安倍首相の友達」と言う理由だけで土壇場で逮捕を揉み消したのですから。しかも故・安倍首相が「旧・統一教会」と蜜月関係にあったと言う事実が最近になって明るみに出ていますよね。いずれにしましても伊藤詩織さんの勇気と行動力に畏敬の念を感じます。彼女が民事裁判で山口敬之氏に勝訴出来てとても嬉しいですし、これまで性犯罪や性暴力の被害に遭いながら泣き寝入りを続けて来ました女性たちもどれだけ彼女に勇気づけられたことでしょう。

    #ダーク #怖い #感動する

    1
    2022年11月03日
  • Black Box

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1警察が捜査に消極的
    2山口氏、当日の行動の不自然さ、整合性のなさ
    3社会的地位があれば逃げたりしない?
    4行為があったか、合意があったか
    (noと言わないとyes?)
    5デートレイプドラッグによる記憶の健忘
    6恐怖による擬死、精神的解離

    メアリーFカルバート
    ジョンクラカワ-

    1
    2022年07月31日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    朝の散歩ルーティーンを作ろうとしたり、セルフケア?として激辛系をしこたま食べたり、友達と歌ったり、家族に怒ったり、日本語と英語のあいだ、祖国と異国のあいだで自分を失っては見つけたり。

    報道や映画だけでは知れなかった伊藤詩織さんというひとりの人間をあらためて知れたような出会いとなった。

    少しまわりくどい表現がたまに気になったけど、ありのままの自分と対峙することの困難と喜びとゆらぎが伝わってくる一冊。

    なんらかの理由で迷子になっている人に届けたい。

    0
    2026年07月19日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    その時なにがあったのか、当事者にしかわからない。でもどうであれ、女性として尊厳を激しく傷つけられたこと、その喪失に向き合うか、受け流すか…どちらにしてもどう足掻いたとしても無視することが難しい中で生きるしかない毎日、その過程での感情や考えが丁寧に書かれている本だと思った。

    権力のある人と知り合いにならなければ望む仕事をもらえることもないといった状況はどの業界にもあることなのかもしれない、ここまであからさまなことではないにしても、どこかで力を持つ人に踏みつけられることもあるだろし、自分も知らず知らずのうちにそちら側になることだってある。

    誰にも誰かの自由を奪うことはできないことを
    忘れずに覚えていたい。

    0
    2026年02月23日
  • Black Box

    Posted by ブクログ

    女性に読んで貰いたい、切実に。

    ってな事で、伊藤詩織の『Black Box』

    ジャーナリストに成りたいと夢見た伊藤詩織さんが、TBSのワシントン支局長の山口敬之にレイプされた事件。

    ちょっと前にニュースにもなってたけど、権力に押し潰された感が満載な出来事。

    レイプや痴漢等々の性犯罪で泣き寝入りせざるを得ない人々をもう出さない為に、世の中を変える為に立ち上がった伊藤詩織さんが自分の心と身を削りながら戦って来たノンフィクション。

    起こってはいけんけど、万が一もし被害にあった時の対応、未然に防ぐ対策の参考になるはずなんでマジで読んで欲しいものです。

    2018年76冊目

    2
    2024年01月22日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    「25歳だった私はが33歳になった」
    事件当時、25歳だったのかということを改めて知った。大学を出てまだ2~3年くらいの、本当に若い女性だったのだ。どれだけ怖くて辛くて傷付いたのかと思うと言葉がでない。
    そしてその若さで声をあげて戦う決意をしたことを、誹謗中傷に負けずに、今も顔をあげて前に進む姿勢を貫いていることを心から讃えたい。
    「強い」とか「すごい」とか「尊敬します」とか、そんな言葉を彼女が欲しているとは思わないけれど。
    事件の傷は完全に癒えることは決してないのかもしれないけれど、それでも彼女が笑顔でいられる時間が1秒でも長くあってくれと願う。

    0
    2023年03月07日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『校正・校閲11の現場』で、校正をもっと知るための参考図書として紹介されていた。
    といってもタイトルや内容からはこれといって校正要素を感じられなかったので、不思議に思いながらも気になったのが読み始めたきっかけ。
    「日本語研究」と題された内容があったりして、母語である日本語ではなかなか罵りの言葉がでてこないが、英語のFワードだったら思いっきり言えた、というのは興味深いことだなと思った。
    あと、返ってきたゲラに校閲から「本当に怒ってない?」と赤ペンで書かれたメモが添えられていたことがあったというエピソードはかなり印象的で、校閲ってそこまで踏み込んでいいのかと仰天した。
    他にも著者が「サバイビングからリビングに変わった」と述べる通り、日常のことや、友人とのやりとり、学びや思考の連なり、バケットリストの達成状況などが日記のように綴られて、重たい鎧を脱いだかのようなしなやかな雰囲気が感じられた。私も夜の海に裸で浮かんでみたい。

    前作『black box』を読んだとき「性暴力」への認識をアップデートできたのだけれど、それからもう5年以上経ったというのがあらためて驚き。
    読んでいる最中に、折よく伊藤詩織さんの監督作品がアカデミー賞にノミネートされたというニュースも目にして、ぜひ鑑賞してみたいと思ったのだけれど日本での公開はまだ未定なんだそう。
    被害に遭った女性たちが声をあげられるようになり、時代は着実に変わってきたと思うけれど、まだまだ壁は取り払われていない。今後の彼女の活躍に目が離せない。

    0
    2025年01月28日
  • 裸で泳ぐ

    Posted by ブクログ

    レイプされたと、高名なジャーナリストを訴えた女性ジャーナリスト
    7年も戦って、そしてSNSの誹謗中傷とも
    凄い
    自分の意思で強く生きてきた人
    だけど
    やはり強いだけではいられない
    周囲の人に助けられて再び生きる
    自殺未遂までやったなんて
    心的外傷は深い 深くて 癒えない

    0
    2023年05月18日
  • Black Box

    Posted by ブクログ

    伊藤詩織『Black Box』文春文庫。

    各種メディアで取り上げられ、話題になったノンフィクションの文庫化。

    正直に言うと、本書を読む前には著者の伊藤詩織が本当にレイプ被害を受けたのかと疑念を感じていた。ジャーナリストを名乗る伊藤詩織のジャーナリストとしての活動成果などは全く知らないし、その洗練されたルックスからどうしても胡散臭さを感じてしまうのだ。

    自分が知り得たネットなどの乏しい情報を整理すると、ジャーナリスト志望の伊藤詩織が仕事を世話してもらうために会ったTBSワシントン支局長の山口敬之によりレイプされたと訴えるが、山口敬之が当時の総理大臣の安倍晋三の友達だったことから不起訴になったというものである。

    果たして、自分が本書を読む前に抱いていた疑念や胡散臭さは払拭されるのだろうか……

    読み始めると、ルックスの良さは幼い頃からモデルをやっていたのかと納得。

    さて、問題のレイプ事件。これが事実であれば大犯罪であるが、本書を読む限りは物証が無く、当人の曖昧な記憶や思い込みによることばかりが羅列されており、読む前に抱いていた疑念や胡散臭さは全く払拭されなかった。デートレイプドラッグの可能性まで持ち出すが、これも証拠は無く、いよいよ疑念は増すばかりであった。

    どうして事件直後に警察に訴え、相手を拘束しなかったのか。どうしてレイプした男に何度もメールで仕事の世話を依頼するのか。海外経験が長いと言う割りには驚く程の脇の甘さ。その他、自身の証言を補強するかのように取って付けたような描写の数々。疑問ばかりが残る。



    中学校生活を病気で棒に振り、日本から逃げるように海外留学。どこの高校を卒業したのか解らないが、海外の大学に修学しながらジャーナリストを目指す。

    ニューヨークで知り合ったTBSワシントン支局長の山口敬之に仕事を紹介してもらうために日本で会う。二人切りで串焼き屋、寿司屋と飲み歩き、寿司屋で日本酒を飲むと意識が途切れ、気が付いたら山口敬之が宿泊するホテルの部屋でPCのカメラで撮影されながら犯されていたと主張している。

    その後、デートレイプドラッグを用いられて前後不覚となり、タクシーでホテルに連れ込まれてレイプされたと訴えるが、物証は無く、ホテルの密室で行われたことを証明する手立ては無い。



    灰色の結末。事実は闇の中……

    伊藤詩織には触れてはいけない何やら危険なものを感じる。

    本体価格800円
    ★★★

    0
    2022年03月10日
  • 裸で泳ぐ

    ネタバレ

    人類は陸上で生活しています。

    高校にあがるまでは、突然倒れて院内学級に通って特別扱いされていたんだから、真っ直ぐ生きていないですね。その真っ直ぐさを、なぜ人の前に立ち塞がって行手を阻むことに使ったのか。スポーツが素晴らしいならなぜプロ選手にならないのか。結局実力が無いから急に変えたんですよ。留学にいくにしても、自分ばかり特別扱いして貰おうとする奴とでは楽しめないです。高校生の時にいたバスケ部の中村真子が私のノートを勝手に見て笑っていた民度の低い本当に腹立つ奴だったため、参加した短期留学先で大人に頼んで司会をやって「Here we go!」と言った時に果てしなくイラっときたのを覚えています。バスケ部の合意を得なくても勝手に他人の時間を使うエゴイストっぷりには今も深い怒りを感じています。ヒーローは休まず通った生徒。伊藤ではない。

    0
    2023年02月19日