冬夏アキハルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
遂に第一話へ至る前日譚と言える物語が明かされたわけだけど、コレ、よくもまあギノフォードはイアナを許せたなと思う程に悲惨な過去なんですが……
いや、許したと云うより追求のしようが無かったとの表現の方が正しい気もするが
自身の絶望を知るが故に薄い希望の下に嫌がらせを繰り返すイアナが行ったのはギノフォードの略奪
これでギノフォードが少しでも真っ当な青年だったらイアナとギノフォードの仲は簡単に破局していたのだろうけど、なまじギノフォードが出来た人間であった為に2人の仲は継続してしまったのか
その曖昧な期間は仮初であってもイアナに居心地の良さを提供するものとなったのが皮肉
彼女はコノハの幸福を邪魔するだけで良いのに、ギノフォードは自分を気に掛けてくれて、タクファは自分を邪険にしない
悪女として扱われず誰も不幸にせず己の力を発揮できるなんてイアナにとってニ度は望めない時間だったろうね
そしてニ度は無いなら終焉は訪れて
イアナにとっては慣れた悪女の振る舞い。けれど、その内側には理解者を失ってしまった悲哀がどれだけ渦巻いていたのだろうね……
正体を隠して変態仮面としてコノハ一行に随行するイアナの胸中は複雑だね…
理想の具現化たるコノハを幸せにしたいと願う。けれど、その為には不幸を増やさなければならない。自身については覚悟済みだけど、イアナが考えているのはその為に他者まで不幸に出来るかどうか
イアナにとって不幸にした象徴としてイザークが悪夢の中に出てくるなんてそれこそ悪夢
以前はシュヴァルツの遣り方に憤ってそれに反した彼女だけど、自分の行動で世界の命運が狂う様子を目にすれば流石に考え直さざるを得なくなる
…だからって以前助けたテナーを殺す事になるなんてなぁ……。直接に手を下したわけではないけど、彼の死を許容した。それはイアナの行動指針が変わった明確な証
なのに、それでもソルはイアナを信じようとするのか……
普通であれば悪に堕ちる主人をどれだけ状況が変わっても信じる忠臣と言えるのだろうけど、黒歴史の修正を意識するイアナにはそのような正史から外れた想いを抱くソルの振る舞いは危険でしか無い
彼を守る為にイアナが覚悟した新たな姿
シュヴァルツを従え、魔物を街に解き放ち、世界を敵に回した。それは悪女を超えて魔王と形容するしかないもの
だからこそ、正体を偽る変態仮面が安らぎの場所となるのはせめてもの慰めか…
と、しんみりしていたら、ラストでとんでも無い人物が再登場したね。死んでいたのではなかったのか……?
本作って時折度を越したギャグ表現をぶち込んでくるのだけど、あの鳥には結構笑ってしまったよ。コノハの周囲に集う鳥が小鳥なのは理解できるけど、だからってイアナに集うのが怪鳥になるのはどういう事なの(笑)
おまけに55話で神妙な感じに死んでいるシーンをどう受け取れば良かったのか(笑)
悲惨な筈なのにそういったシーンを入れ込んでくる本作はイチイチ私のツボを突いてくるよ -
Posted by ブクログ
自分の幸福を投げ捨て、世界を敵に回してコノハの幸福を守ろうとするイアナ。国や神殿から命を狙われてしまっている現状、イアナが表舞台に戻る積極的な理由なんて本来はない
だからイアナもとい佐藤コノハが誰にも悪影響を齎していなかった中学時代の幻想に閉じ籠もるのは理解できるんだよなぁ…
それでも戻ろうとするなら、やはりそれは佐藤コノハという人間が生み出してしまった業によって振り回される者達への愛なんだろうね
目を背けたくなる黒歴史、それに改めて向き合うと決意した彼女の心は美しいね
そうして始まった新たな旅、これが孤独のものとならずヤトリが傍に居てくれるのは心強いね
ただ、それはイアナ陣営とコノハ陣営が完全に分離されたという意味でも有るのだけど
コノハはイアナを取り戻そうとしているからまだ良いとして、ギノフォードは完全にイアナを殺そうとしているなぁ
両陣営が相見える時は様々な悲劇が巻き起こりそうだ
どうあろうとその時に辿り着くまでイアナは健在でなくてはならない。世間に大悪女と認識され敵となってしまった状況ではこれまでのように悪女の振る舞いをして周囲を騙すなんて手は使えない。なら実戦的な強さが必要となってくる
それこそ、イザークのような悲劇が起きた時に大切な人を守れるくらいに…
でも唯の悪女でしか無いイアナがそんな強さを手にするなんて不可能な話で
これはヤトリが傍で長い時間を掛けて見守ってやるしか無いんだろうな
ひとまずの目的として向かったリリー王国での強力武器入手イベント。黒歴史に登場する新ヒーロー・オロチはどんな厄介者と思いきや、いきなりの記憶喪失か(笑) まあ、黒歴史の知識のお陰で問題なく導けるけど
でもこれって考えてみるとヒロインより先にヒーローと会ってイベントを発生させてしまったという事になりはしないだろうか?
今のところ、フラグは発生していないようにも思えるし、武器誕生の瞬間には普通にコノハを抱き締めていたから大丈夫だとは思うけど…
道中こそ厄介事が多かったけれど、リリー王国に着いてみればトントン拍子で武器は入手
イアナも自分を見つけそうになったソルを振り切れて問題は全てクリア
でも、こうまでスイスイやれたのは「シュヴァルツ・レ・シュヴァリエ」が裏で糸を引いていたからか…
今回はイアナとウェントスの思惑が一致していたから黒歴史は何も変わらず、「シュヴァルツ・レ・シュヴァリエ」も余計な事はしてこなかった
逆に言えば、イアナが黒歴史を変えて誰かを幸せにしようとすれば、誰かの死に繋がってしまう
そんな行き詰まりのような逆境の中でイアナはあのような決意を固めるのか……
物語の、キャラクターの生みの親として責任を持つ佐藤コノハ。彼女が世界の幸も不幸も記憶すると言うなら、誰が彼女の幸福を見つけてくれるのだろうね?
思い付きで名乗ってしまった妙ちきりんな変名、「Takaki・ザ・ロンリーウルフ」
新たな黒歴史を作ってしまったけど、取り敢えずはコノハを誤魔化せたから良かった……のか?(笑) -
ネタバレ 購入済み
続きが読みたい!
二人のデート見たかった!!(血涙)先生、いっそコノ太編も連載しませんか?
出る度にヤンデレを披露してくださるコノ太様が、遂にがっつりヒーローとして登場!(1話だけだけど)もっとイチャイチャしてくれるかと思いきや、イアナは戸惑ってしまって…。
うん。皆に優しい天使のコノハが、男になった途端、ヤンデレ独占欲全開だものね。でも、溺れていいんだよ?(悪魔の囁き)
正直、コノ太の心の声も気になるし、もっとイチャイチャが見たいけれど、話のボリュームはしっかりあります。
やっぱり連載を…!
そして、ギャグとして流されていたけど、イアナが男になったらに「結婚」と即答していたメノアの愛も深いです。本編でももっと出て欲しいなぁ。
読者を色々と欲張りにする、いけない読み切りです! -
ネタバレ 購入済み
良かった!
個々に話があってそれぞれがイアナを大事に思ってる感じが良かった!転生悪女の黒歴史の9巻を読んだ後に最後のイザークは、涙が止まらなかった!幸せそうに笑う2人見てたらもう胸がギューってなった!買って正解!
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ネタバレ 購入済み
う、う、うそだ、ろ、、、
ま、まさかの展開で、イ、イザークが、イザークが!!
こんな事になるとは全く思ってなかった。
ヨミも、ええ、まじで?!その女と、、。な展開。
イザークもイアナも、刑事も、ヨミも、お願い幸せになってー!!
普通の悪役令嬢の転生ものと大分違って、
厨二病あるあるも上手に織り交ぜていて、楽しめます。
星5にしたいところですが、簡略化=雑に描くのとは違うと思いますので、星4です。
イアナの過去も知れたけど、姉の毒入りお菓子を無理矢理食べた理由が正直分からなかったです。
え?ほんとにあのセリフが本心だったの?
姉を守る為とかじゃなく?
誰か解説してー!