焦茶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ記憶力というものは人に大きな影響を及ぼすものだと感じた。記憶力が人よりずば抜けて良い人と記憶をなくしていく人。そんな2人の物語。
悲しみや辛さを前回感じた時と全く同じように感じてしまうのは喜びや幸せなら良いとしても辛いことを何回も思い出してしまうのはしんどいなと思った。
だがその一方で大切な人との記憶がなくなっていくのも恐怖を感じるし自分が誰なんだろうという不安と共に毎日生きるのも辛いなと思った。
これは認知症の人にも言えることなのかな?と感じたが自分の記憶があいまいになっていく恐怖。誰にもわかってもらえない不安感を抱いている人も多いのかなと感じた。 -
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購入済み
本当に最終選考作品?
電撃小説大賞の最終選考作品だそうですが、全く面白いと思えませんでした。
八坂が好きになれなかったのが大きいかもしれません。
ひたすら価値観を押し付けて、ポエムを吐き、傍若無人に振る舞い、とても不愉快でした。
なのにやることなすこと全て正しいらしくて何もかも上手くいってしまいます。
ほぼ全ての登場人物が彼を肯定して称賛して感謝して、彼の突飛な夢も世界の手助けによって現実のものになります。
なろう小説でも読んでいるかのようなストレスに襲われました。
スカートの中に秘密を抱えた人たちの話かと思いきや、その人たちを利用して八坂が好き勝手する作品でがっかりしました。