かまたきみこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
お父さんのぎっくり腰の原因に笑ってしまった。
今回は、ちょっと前に刀剣ブームがあったのを思い出した話だった。
今は本物より漫画やゲームでしか刀を見ない。
日本人なのに。 -
購入済み
新刊待ってました
今回も刀との関わりににほのぼのしつつ、真剣に仕事に取り組む姿が素敵でした。
ゲームで刀が人気のようですが、私的にはこの漫画のおかげで刀に興味が出てきました。
何回も読み返したくなる作品です。 -
Posted by ブクログ
この『KATANA』、さすがに『ルート3』などには及ばないにしろ、それでも、最新刊が待ち遠しく思えるシリーズもの
『IPPO』の感想でも書いたが、職人系の作品として一つ上にある、と個人的には感じている
日本人らしさは日本刀、なんて安い印象は持ってないし、それを他人に押しつける気も毛頭ないが、それでも、日本刀の本当の良さに、もっと、日本人が気付いてくれりゃいいな、とは思う。日本刀は擬人化しなくても、十分に美しく、カッコよく、底が見えないものだ。そう、感じるのは、歴史と作り手の信念が、細部にまで宿っているからだろうか
この(17)では、ある意味、かまた先生だからこそ突っ込んでいける、日本刀と女性の関係について、が描かれている
あくまで、個人的な考えではあるが、最高の芸術品を生み出すのに、性別は関係ない、と思っている。人間力が高い、そこが大事だ
女性じゃ出来ない事も確かに、刀に関わる仕事の中にはあるだろうけど、女性だからって諦める必要もない。女の感性あってこそ引き出せる美しさもあるだろう
職人の世界に飛び込んだなら、まず、性別を言い訳にしない、その覚悟が持つ事だ。これは男にも言える。女性が男社会に入ってきたからと言って、迫害するのはカッコ悪いにも程がある。男の方が上って言うんなら、女性に優しくできるって男らしさを見せて欲しいもんだ
しかし、ルール、モラルっつーか、いわゆる、禁忌を蔑ろにしていいかっつーと、違うな、とも思う
曲がってしまった慣習を変えるのも、もちろん、大事だ。けど、それまで綿々と受け継がれてきたからには、それなりの理由と根拠があるのだから、それについて詳しく知らないのに、性差別の撤廃をお題目にして、伝統をメチャクチャにしてしまうのは間違ってる。壊していいモノと、壊してはならぬモノ、その線引きが出来る者にこそ、伝統芸能に関わる権利があるんじゃないかね?
創造、調和、破壊、その三本柱がしっかりしている職人には、神様がちゃんと微笑み、加護を与えてくれるもんだ
この(17)では、長船三姉妹の長女・すぐはの女性かつ刀鍛冶としての成長譚となる「金屋子さまの刀」だけでなく、名話が収録されている
職人である自分達がお世話になっている器物への感謝の仕方が描かれている「鞴祭り」もオススメだが、個人的には、「介入」が好きだ
毎度、お約束で、つまらぬ恨みから、ピンチに陥ってしまう滉。そんな彼を救うのは、いつも通り、京崎だ。彼の、親友の強さを理屈抜きで信じ、自力で立ち直る事を疑わず、ドンと構えているトコは、本当に高校生か、と思うほど
さすがに、BL感こそ漂っちゃいないけど、男の子と男の子を繋ぐ友情には、胸が熱くなる
友達が信じてくれる自分を信じ、滉は深い絶望の中でも希望を捨てず、どうやったら、このピンチを脱せるか、を考え、行動に移せる。何だかんだで、滉もイイ男なのだ
また一つ、執念を断ち切った滉。けど、これくらいで諦めるようなタマじゃあるまい、三輪と瑛介は。むしろ、余計に滉を恨み、憎み、新たなる謀略を仕掛けてくるに違いない。滉にゃ悪いが、この攻防あってこそ、『KATANA』は面白いので、今後もガンガン、ピンチになってほしいもんだ。まぁ、大丈夫さ、今回で襲との絆も強まったんだから
この台詞を引用に選んだのは、やるなぁ、と感心したので。久しぶりに、このシリーズの感想を書きたいって思い立ったのも、このコトバがあったからこそだ。人間かつ職人としちゃ、まだまだ、難のある人だけど、それでも、滉より長く生きてるだけあって、後輩に向けるエールには説得力がある
見るべきモノを視ず、向かい合うべきモノと対峙もしてないのに、言い訳ばかり並べるのは、ちゃんちゃら可笑しいって話だ。自信なんてのは、難題にぶつかって砕けて、復活して、また激突して、その繰り返しでなきゃ得られん。自分の出すべき答えが分かってるなら、迷う必要なんて、これっぽちもないのだ
滉順さんも、ここで気力を使い果たさなくなれば、一皮剥けるんだろうが、それはまだまだ先かな?けど、焦る必要はない。父には父の、子には子のペースがあんだから -
購入済み
明るいファンタジー
この方の作品、しっとりとこころに沁みる明るいファンタジーで良作ばかりです。
絵も綺麗。キャラクターも魅力的。
日頃、保存場所の兼ね合いから、漫画はあまり読まないので、電子書籍でなければ出会えなかった作者様です。
出会えて良かったと存じます。
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Posted by ブクログ
読んでみてから、しみじみと感じたが、この『KATANA』って作品も、私の中で最新刊を気長に待てる漫画だ。なまじ、リアルタイムで読んでいないからか。基本、一巻に話を纏めてくれているので、大分、かまた先生に対して失礼かも知れんが、仮に、前巻の内容を半分くらい忘れてしまっていても、そんな困らないってのも助かるっちゃ助かる
日本古来の美とは何か、そう問われたら、大半の日本人、外国人は日本刀と答えるんじゃないかな、そんな発想に至るが、あながち、安易でもないと思う
今巻で、主人公・滉はポーランドを訪れている。アメリカやイギリスでなく、意外にも、日本への愛が強いポーランドを舞台に選ぶあたり、かまた先生のマニアックさを感じ、ますます、好感度が上がる
皮肉な話だが、現代の日本よりも、外国の方が、日本刀の美術的な価値を高く認めている節はある。画や壺、人形と異なり、柄を握る人間の心が荒み、穢れ、悪の方向に傾いてしまっていると、日本刀は誰彼構わず、傷つけてしまう代物である以上、規制が厳しくなるコト自体は仕方ないと思うが、その雁字搦めっぷりで、日本刀の美しさまでも曇らせてしまっては本末転倒だ
この『KATANA』って作品は、日本刀ってこんなに美しくて、深い世界なんですよ、と関わる楽しさを描いている訳だが、知識を高い位置から押し付けてくる感じは皆無なので、面白さを読ませるタイプと言える
日本を内からでなく、外、しかも、かなり遠い位置から見た事で、滉はこれまで、漫然とでないにしろ、側にいる事が当たり前だと受け入れていた日本刀が、自分を作っているモノの中で大部分を占めている事に気付く。やっぱり、人ってのは、同じ場所に居続けると、自分ほど視えなくなるようだ。たまには、視点を変えて、自分を取り巻く環境を線の外側に立って見ると、意外な発見を得られるんだろう
また、この巻では、ポーランド人が一から造った日本刀の魂魄が登場する。彼は自分の侍らしからぬ風貌に苦悩し、自分で自分を追い込んでしまっている。その姿に、自分と重なる、と感じた読み手も多いだろう。憧れ、こだわりを持ち、そこを目指すのは大いに結構。でも、憧れのモノにだってない、自分の良さが見えていなければ、必死に進んでも疲れてしまうだけだ。まず、必要なのは自分を自分として認めてやるコトか
異国の地を踏み、異国の人の言葉を聞き、加えて、刀の魂魄を通して、自分を見つめ直した滉、今後の彼の人間的な成長と、刀職人としての発展が楽しみだ
あと、お父さん、滉順さんのファンには申し訳ないが、小狗、ナイスアシスト、と褒めさせてもらいたい。決して誉められた行為じゃないが、結果的にはこれで良かったんだろう。滉順さん、お大事に
この台詞を引用に選んだのは、滉の人間としての確固たる信念と、日本刀に関わる者としての矜持、そして、日本刀に対する理屈でない愛をしっかりと感じられたから。自分の本質を知ってくれている存在が、そこにいてくれる、それは当たり前だからこそ得難い幸福 -
購入済み
バッチリ
研がさぬ刀は、続きが気になっていたので待ち遠しく思っていました。一件落着で良かった(≧∇≦)
晃の子供のころの話が読めて良かったし。また、ちび晃が読みたいですね(*^-^*) -
Posted by ブクログ
お試しで1~3まで購入
読み終わって、「買って良かった」としみじみ思えた
刀の魂魄が、人や動物の形を持って視える、そんな血筋と家業に絡む異能を持つ主人公の設定も面白いが、個人的に、私がこの作品に惹かれる理由は他にある
滉がそれぞれに事情を抱える多くの刀や、その関係者と接し、触れ合い、絆を深めて強めていく事により、刀に携わる「家」の一員としてだけでなく、一人の人間として、精神が成長し、研ぎ澄まされていくストーリー、実にこれが心に染み渡る
何と言うのか、この滉って少年は私の好きな漫画の一つである『xxxHolic』(CLAMP)の主人公である四月一日君尋に似てるんですよね
どっちも眼鏡男子で、自分の能力に振り回され気味ってトコも共通点なんですが、何より、自分が傷つく事で悲しむ人間がいるって、当たり前の事に気付けていないから、平然と一線を越えちゃう、勇敢とはお世辞にも言えない、危なっかしい心の未熟さが何より似ている
さすがに、どちらも話が進んで、友人と仲が深まる事で、その一面は鳴りを潜めるんですが、見ていてハラハラさせられます
ある意味、緊張感で読み手を引き込むのが巧みな作品
3巻まで読んだ現時点で、気に入っているエピソードは2巻に収録されてる『虎落(もがり)』