澤村修治のレビュー一覧

  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    第7章 少女マンガ
    ●「ベルサイユのバラ」の大ヒットを受けて、1970年代の少女マンガは黄金期をを迎える。その後、「ガラスの仮面」「あさきゆめみし」が評判を呼んだ。「あさきゆめみし」は源氏物語をおおむね忠実に描かれており、視覚的な美しさがどこまでも追求されている。華やかな宮廷生活や登場人物の心理描写がこの作品に圧倒的な魅力を与えている。
    ●「高橋留美子」先生は、青少年誌にラブコメディーを得意とする漫画家として認識された。めぞん一刻やらんま1/2がヒット。登場人物は「萌え」の原型となったと言われている。
    ●「あだち充」先生は、「みゆき」「タッチ」をヒットさせて、少年向けラブコメマンガの代表的作家

    0
    2024年05月05日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    タイトルのとおり、日本のマンガの通史を描いている。
    もっとも、戦後期が手厚いが、それはやむを得ないと思う。
    週刊少年マガジン初代編集長と面識あるだけに、関連エピソードが豊富で面白い。

    0
    2023年05月16日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    膨大な日本のマンガの歩みをよくぞここまでまとめたものと畏敬の念すら感じる。また、図版も豊富で、かつて読んだ作品があると懐かしさに浸ることができた。

    0
    2021年04月08日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これで全史でいいのかとかいうのは置いといて、ともかく圧倒的な網羅力。そして、参考文献。(足りないのがあるとかはこっちの話。)読むだけで大変。でした。1970年代からは自分史と重なるので面白かった。

    0
    2020年09月01日
  • ベストセラー全史【現代篇】

    Posted by ブクログ

    ビジネス書など特定のものはあったと思うが、ありそうでなかった本。過去のビジネスモデルを知るという意味で、出版に関わる人なら読んでおくといいと思う。

    0
    2019年07月18日
  • 宮澤賢治のことば ほんとうの幸をさがしに

    Posted by ブクログ

    賢治の童話や詩、書いたものの中から
    お手紙一枚分くらいを紹介。

    それはポケットにはいっていた
    紙切れで、開いた読者はいつのまにか
    鈍行列車の堅い座席の上。
    ガタンコガタンコ、
    シュウフツフツ
    列車の走行音を聞き
    車窓からの景色を眺めている…

    ふっと
    顔をあげると
    いつのまにか向かいの席には
    黒いマントと帽子の人が座っていたりして。

    0
    2015年08月12日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

     日本の「マンガ」の歴史を概観したければ、実に詳しくて広い。昭和30年代の週刊漫画創世記を生きた老人には、ただただ、懐かしい。それにしても細部にわたる状況報告(?)が、ノンビリ読むにはかなりめんどくさいことも事実。
     でも、まあ、この年になって、まだマンガとか好きなタイプには「オタク」的こだわりの人が多いわけで、著者もそうですが、そういう人にはうってつけかも。

    0
    2022年04月25日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    新書というサイズで、よくぞここまで、という網羅性です。作品、作家もさることながら、出版社、編集者、そして出版形態まで俯瞰していて、ニッポンのマンガという文化が富士山のように広大な裾野を持っていることからこそ高くそびえているのだと感じました。そして『「鳥獣戯画」から「鬼滅の刃」まで』というサブタイトルにあるように、その歴史も早送りで伝えてくれます。しつこく富士山アナロジーで言うと何回も噴火を繰り返して高くなってきた成層火山の成り立ちを断面図で見せてくれます。今、ものすごいヒットになっている「鬼滅の刃」も現在進行形で日本マンガ山の標高を上げいる最中のだろうな、と思います。一方でマンガ雑誌の低落も急

    0
    2020年11月02日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    エンタメを享受する側として、温故知新の有効性を理解できないので、本書の最初の方(いわゆる黎明期)については、ただ退屈。でも、サンデーやマガジンが台頭してくるあたりからは俄然面白くて、自分の経験とも照らし合わせたりしながら、懐かしい気分が味わえたり、読みたい漫画がどんどん発見できたり。最初期の頃のものは要らんけど、中盤以降、読み逃していたものについては、いずれは全て読んでみたい。そんなワクワク書でした。

    0
    2020年09月30日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    序章   前史~「鳥獣戯画」から北斎まで
    第1章  明治・大正期~ポンチ絵とコマまんが
    第2章  昭和戦前・戦中期~『少年倶楽部』と「のらくろ」シリーズ
    第3章  戦後復興期~手塚治虫の登場
    第4章  『サンデー』『マガジン』のライバル対決
    第5章  拡大と熱闘の時代
    第6章  劇画と青年コミック
    第7章  少女マンガ
    第8章  『少年ジャンプ』の時代
    第9章  メディアミックスとアニメ
    第10章  海外へと進出する日本のマンガ
    第11章  成熟のゼロ年代
    第12章  電子時代のなかで

    <内容>
    新書でこの厚さで、日本のマンガの歴史を網羅的に説明している。楽に読めるし、資料的価値も

    0
    2020年09月28日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    12世紀の「鳥獣戯画」~現代の最新メガヒット「鬼滅の刃」まで、日本のマンガの歴史を語った資料的作品。江戸時代~明治大正時代にかけての風刺画全盛期、昭和戦前の「のらくろ」シリーズのヒット、戦後の手塚治虫の登場、「サンデー」「マガジン」の出版、1990年代の「ジャンプ」全盛期、2000年代ネット時代のメディアミックス・電子書籍まで、500ページ超のとてつもない量となっている(雑誌・コミックスの表紙画像も大量に収録)。最後にマンガの歴史年表もあり、至れり尽くせりの一冊だった。

    0
    2020年06月27日
  • ベストセラー全史【現代篇】

    Posted by ブクログ

    1945年から2018年までのベストセラーについて書かれた本。
    20世紀は毎年のトップ10までの本、21世紀は毎年のトップ20までの本が紹介されています。

    大作だと思いますが、これ、全部読む人は稀なのでは。
    自分は全部読みましたけど。

    正直言って、各年のランキングに目を通すだけで、その年の雰囲気をつかめますし、それで十分だと思います。

    0
    2019年09月03日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    鬼滅の刃までのマンガ史の全体像を把握する。あれが載ってない、これが載るか。というような気がしなくも無いが、マンガ史の基本的な流れはこうなんだな。ということがイメージ出来る。

    0
    2025年08月26日
  • 日本マンガ全史

    Posted by ブクログ

    2024.08.26 膨大な情報量に感服した。日本の漫画の発展の歴史が概観できた。これからの漫画・アニメが楽しみだ。

    0
    2024年08月26日
  • ベストセラー全史【現代篇】

    Posted by ブクログ

    時代の移り変わりをベストセラーを通してみる。必ずしも消費者の視点とは同じでない出版社の人のものの見方が何となくわかるのが面白い。

    0
    2019年08月25日