柾木政宗のレビュー一覧

  • まだ出会っていないあなたへ

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    ネタバレ

    最後の方、あなたはあなただったのか…!!と感動してこれは★4か5と思ってたら青葉のくだりが後味悪すぎて★3。全員ハッピーエンドになって欲しかった。

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    2024年05月09日
  • NO推理、NO探偵?

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    メフィスト賞の問題作と有名なので読んでみました!
    とんでもないメタ発言のオンパレード、主人公と助手のコントのような怒涛の台詞。中学生の頃に好きだったライトノベルのテイストを彷彿とさせつつ、大量の伏線が一気に回収されていくのはさすがメフィスト賞。
    1日でサクッと読めるけど、なんだかなぁ~って気持ちになったのも本当……。なんでこんなにくだらないのに伏線だけはしっかりしてるんだよ!とツッコみたくなるのも作品の良さなのかも。

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    2024年02月07日
  • まだ出会っていないあなたへ

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    ネタバレ

    面白かった。
    星をつないで星座を作るように、人と人が繋がり物語りとなっている。
    不幸や不運で輝きが弱く見えても、ひとりじゃなく、誰かと繋がっているんだと思えるお話。
    それだけに、ラストは悲しすぎる。

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    2023年04月07日
  • 朝比奈うさぎの謎解き錬愛術(新潮文庫nex)

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    重度の被愛妄想を抱く美少女が、ドタバタ騒ぎを引き起こすラブコメディだが、作者さんがやりたいのは正統的なフーダニットではなかろうか。コメディ部分のノリは少しぎこちない。ミステリとしてはクイーン流のロジックで犯人を追い詰めるタイプで、ロジックそのものは良くできている。ただ詰めは少し甘くて、犯人を一意に絞り込めていない。主人公が常に容疑者扱いされるという設定なのだが、そのせいで主人公が犯人である可能性を排除できていなかったりする。細かいところを突っ込んでおくと、「無駄に終った密室」でメモそのものが偽造である可能性を無視しているのはさすがにダメだろう。キャラ小説的な部分では、そういう設定だから仕方がな

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    2023年03月18日
  • ネタバレ厳禁症候群 ~So signs can’t be missed!~

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     こんなタイトルだと下手な感想も書けないわけだが…。
     気になっていた著者の作品ではあるが、文庫派なので待ってたらタイガでの一冊目が敢行されたので手に取った(そして今まで寝かせていた)。
     シリーズ物は1から読みたい性質なので、タイガの整理番号1という事で手に取ったわけだが、別の作品の続編らしい。
     ネタバレ禁止を謳ってはいるが、こういうメタな騙し討ちは勘弁してほしい。
     ちゃんと読者に伝えておいて欲しかった。
     冒頭に「読者への挑戦」があるスタイルであり、結構本格ミステリ慣れした猛者読者前提な作品です。

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    2022年12月22日
  • NO推理、NO探偵?

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    あ゛?(怒)

    いやまぁ、前評判聞いて覚悟してたよりは序盤の4章もめんどくさくはなかったですよ。
    エロゲの日常パートとかに慣れ親しんでる層なら「あー、こういう方向性ね」って思いながら、テキストウィンドウをかちかちクリックする感覚でさくさくページを繰れるような。

    多分この作者さん実はすごくミステリ愛が強いんだろうな。
    昔ながらの本格も斬新なメフィスト賞まわりのも大好きなんだろうな。
    パロディの方向性が、なんていうか岡崎体育とかに似てる気がする。
    基本的には全編アホみたいなおふざけなんだけど、大好きなものを敢えて擦ってる感じのいじり方だから不快ではないんですよね。
    爽やかな気持ちで「ふざけんな!

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    2022年12月19日
  • NO推理、NO探偵?

    購入済み

    ズワイガニ

    第53回メフィスト賞受賞作。

    頑張ってカニを剥いてみたら、めちゃくちゃ可食部が少なかった。
    そんな気分です。

    #泣ける

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    2021年06月24日
  • 朝比奈うさぎは報・恋・想で推理する(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    第一話のトリックが一番好き 前作は連作短編集の面目躍如とでもいうべきか、一話一話のメインとしての謎をきっちり解きつつ更にその裏に隠してあった「大きな謎」を説明するというそこそこお手本のような最終話だったのに比べ、今回は若干インパクト不足が否めない……最後に解かれるのが解かれて嬉しい謎ではないというか……意外でも何でもないし割とどうでもいいというか……まあ最終話はおまけエピソードみたいなものだと考えればそこまで気にする事でも無いんだろうが……

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    2021年06月09日
  • NO推理、NO探偵?

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    何を書いてもネタバレになりそうなのでただ「これはこれは」と。

    ▼登場人物

    【取手ユウ/とりで・ゆう】探偵助手で語り手。アイちゃんラブが高じてアイちゃんを有名探偵にしたい。そのためには推理なんていらないんじゃない? メタなプロデュースが炸裂する。田名尾呂市にある私立夢野第九高等学校の二年生。
    【美智駆アイ/みちかる・あい】女子高生探偵。ロジックによる推理が身上だがとあるできごと以降推理できなくなった。

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    2020年08月15日
  • ネタバレ厳禁症候群 ~So signs can’t be missed!~

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    この作者の本は初読み。なのでどんな感じで書かれているのか全く予備知識なしで読み始めた。読んでみて思ったのはなんというメタの乱舞!ここまでメタネタをトリックにも推理にも生かしたミステリはなるべく避けてたというのもあるけれどたぶん初めて読んだな。ギャグシーンも多めで軽く読めるライトなミステリではあったんだが、最初から最後まで余すところなく伏線が張られているところは本格に近いものを感じた。

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    2020年06月10日
  • ネタバレ厳禁症候群 ~So signs can’t be missed!~

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    地の文やら章立てやら語り手やら伏線やら、メタ発言を連発するキャラたちが繰り広げるメタ叙述ミステリ。叙述の構造自体が新たな作内ルールの創発を引き起こし、それに準拠したメタな推理が展開されていきます。何言ってるかわかんないと思いますが、それで正常です。

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    2020年02月23日
  • ネタバレ厳禁症候群 ~So signs can’t be missed!~

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    2019年83冊目。メタいのは嫌いじゃないし、○○トリックを執拗なまでにイジってくるのは却って清々しい。トリックのアイデアと意気込みは買いだけど、説得力に欠けるのとゴチャゴチャし過ぎているのが難点。

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    2019年11月09日
  • ネタバレ厳禁症候群 ~So signs can’t be missed!~

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    えぇぇぇ……………。     
    色々衝撃なんだが…………。     
    っていうかこれデビュー作の続編(?)なのかよ……?   
    だったらまずデビュー作を文庫化してくれ……?    

    いかなメフィスト賞といえどもちょっと奇抜すぎてさすがの私も時代に追いつけない。まぁこれが受賞作ではないのだが……。続編(?)なのだから推して知るべし。   
    というかこれが続編(?)だというのも作中で知るという奇異な体験をしてしまった。     
    そして奇想天外なトリック。思考が追いつきません。   
    デビュー作が文庫化してもちょっと読むのをためらうような怖気づいちゃうような作品でした。

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    2019年09月25日
  • NO推理、NO探偵?

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    ネタバレ

    名探偵アイちゃんが推理能力を失ってしまい、助手の「私」は「推理しないミステリー」を模索してアイちゃんを振り回すという、いわゆる「メタ推理」物。
    日常ミステリー、アクションミステリー、エロミステリー(!?)と、さまざまなジャンルに挑戦していく短編集で、各話に推理要素はほとんどないが、最後の章で推理能力を取り戻したアイちゃんが今までの話を推理だけで解決していくのは爽快。
    推理能力を失った探偵に対する助手の言葉は辛辣で、ともすれば推理に興味がない、ミステリーに興味がないようにも思えるが、最後の最後でミステリーに対する愛を見せる。

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    2019年08月09日
  • 朝比奈うさぎの謎解き錬愛術(新潮文庫nex)

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    やることがストーカー以上の押しかけ彼女。探偵のことを好き過ぎるだけじゃなく、探偵が自分を好きだって結論に持っていく論理が過剰で、だんだん胸焼け…。

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    2019年02月28日
  • 朝比奈うさぎの謎解き錬愛術(新潮文庫nex)

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    こんな感じの設定、最近流行なのかな。探偵じゃない方が正しく推理するみたいな。

    自称探偵の男の子は、実はたいした推理も出来ないのだか、近くにいるストーカー気質の女は、自覚があるのかないのか、色々推理して犯人を見つける。

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    2018年12月24日
  • NO推理、NO探偵?

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    絶対にオススメしない。以上。で終わりたいところである。

    メタフィクションにメインテーマに書かれた本作。個人的には、メタのいじり具合は、ありです。ハードボイルドのくだりは笑ってしまった。

    読み終えて、やりたいことはわかったし、そういう作家がいることは、本ミスファンは多いに大歓迎すると思う。

    帯はいけなかった。賞賛も激怒もそんな別に…

    なにがいけなかったのか?やりとりが寒い、探偵と助手のキャラ分けがない、そもそもくだらない…そんなことは置いといて…笑
    ツッコミがいけないのではないかと思う。ほぼ全てツッコミが下手くそである。テンションでツッコむのではなく、冷静にクールなツッコミで、例えツッコ

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    2017年10月10日
  • 朝比奈うさぎは報・恋・想で推理する(新潮文庫nex)

    警察がイラつく

    第一発見者だからといって容疑濃厚だと主人公を疑う警察に不快感を覚えます。

    しかも、前に会ったことのある人物で、その時も結局主人公が犯人でなかったのにも関わらず、また疑い、それを面白がっている様子も見受けられて、本当に「ぶん殴られろ」と思いました。

    単細胞すぎる。

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    2020年06月13日