古河樹のレビュー一覧

氷室教授のあやかし講義は月夜にて ２

古河樹 / サマミヤアカザ

読み終えてから表紙を見ると、こみ上げてくるものがある。
氷室教授と理緒にとって、新たな出会いと別れ。
プロローグで悲しい別れが訪れることは予感していたけれど、泣いてしまった。
続刊希望。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

読み終わって暖かさを感じるとても好きな作品。
あやかしはその想いの強さから間違って人間に害をなしてしまうけど、その元々の想いに悪意はないので、理緒があやかしを救ってくれて良かったと思える。
理緒の最初の友人は理緒のことを大切に思っていて、理緒の危機には駆けつけてくれて、理緒が弱っている時は癒してもくれる。私もその暖かさを抱きしめたい。
別シリーズの「妖狐の執事はかしずかない」のリンクもあって楽しい。

妖狐の執事はかしずかない

古河樹 / サマミヤアカザ

[ガーネット]

続編もお願いします。

とても素敵でした。何度も泣きたくなって。優しい主人公とあやかし達がいて、執事も格好良くて
是非、次のお話をお願いします。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて ２

古河樹 / サマミヤアカザ

「妖狐の執事はかしずかない」とのコラボに気づいた時には、思わず声が出てしまった。この名前ってあの子か！と。他の作品のキャラクターをさりげなく登場させるのって、作品を大事に思ってる感じがして好きだな。

妖狐の執事はかしずかない

古河樹 / サマミヤアカザ

執事っていう立ち位置が最高！でも思っていた執事とは少し違うし、主との関係性が面白い。シリーズ全巻読破。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて ３

古河樹 / サマミヤアカザ

いなき猫というあやかしの噂を聞きつけ、調査に乗り出した氷室教授と理緒。向かった先は理緒の実家がある峰野町で、ある駄菓子屋さんのお婆さんからの言葉に理緒は戸惑いを隠せないでいた。また、ある日を境に、プラチナブロンドの髪をもち鮮烈名赤いドレスを着た女性の夢を見るようになる。それは、氷室教授の親に関係しているだけでなく、理緒の家系でもある神崎家の謎が明らかになる序章でもあった。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて ２

古河樹 / サマミヤアカザ

氷室教授の過去を知ることの出来る一冊。
鍵となるのは氷室という苗字で、理緒が出会った老人と偶然にも同じだった。また、氷室教授の兄弟だという人物も現れて…⁉︎

グリム童話と日本の昔話の類似性について、小説の中で少し触れられていて調べてみようと思いました。類似性じゃなくても、〇〇観という視点で絞って調べてもいいのかな。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

事情によりハーフヴァンパイアとなった大学生の神崎理緒。その事情を作り出したのは、ヨーロッパからの客員講師の氷室教授。人間離れした容姿をもち、海外民族学を教える彼は、なぜだか神崎をあやかし調査に強制連行する。友情あり恋愛あり、暖かさありの物語だけど、どこか高貴さを漂わせるあやかしに纏わる2人のお話。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて ３

古河樹 / サマミヤアカザ

次巻は『妖狐の執事』〜とのコラボレーションが読めそうで楽しみ。
距離が縮まってきた教授と理緒の今後にも期待。

妖狐の執事はかしずかない

古河樹 / サマミヤアカザ

氷室教授〜の世界とクロスオーバーしているけど、こちらが先だった。
妖狐の執事、雅火（いい名前）と新米当主の遥のやり取りは好み。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

大学に入学したばかりの理緒。
あやかしに襲われ窮地に陥っている彼を救ってくれたのは、金髪碧眼の氷室教授だった…。
「高貴なる者の義務」この言葉と性格に難はあるけれど氷室教授が、とにかくかっこいい。
羊毛羊のウールの存在にも癒やされた。
読みやすいテンポと、人とあやかしとの優しい繋がり。
次巻も購入済なので楽しみ。

妖狐の執事はかしずかない ４

古河樹 / サマミヤアカザ

彩音の想いは深いね
それに雅火の執事心も
庭園を注意されたからってお暇をもらうとは
でもちゃんと遥ご雅火の思いがわかってて慌てないのに感心
ちゃんと雅火の事をわかってるんだね
ハヤテも祭りでイタチ達と仲直りできたしみすずから託された想いも退治された土蜘蛛が思念として届けてくれた
改めてみすずと遥が話せてみすずの想いまで救ってしまう遥は当主そのものだ
まだまだ雅火は遥に振り回されるんだろうな

妖狐の執事はかしずかない ３

古河樹 / サマミヤアカザ

無事ぬらりひょんから合格もらって今度は人間の来客
今まで1人で過ごしてたのが休日に友達を館に招待できるようになった
館らしく友人と依頼人が同時に来たり､こぎつねがおもてなしを頑張ったり
ぬらりひょんの次はバンパイア伯爵の面会
リディの話しは素敵だった
彩音は何とかみすずとの別れに終止符を打ち遥のもとへ
まだ従者にはならないけどこれからどうなるかな

妖狐の執事はかしずかない ２

古河樹 / サマミヤアカザ

今までクラスの中でも1人で過ごしてたのが黄昏館で過ごすようになってからクラスメイトと話す事が増えた
上森のおっちょこちょいをたぬき達が助けるのを見て話しかけるきっかけができた
ハヤテが来てから何かと執事とバトルしてるが南側の最古参のたぬき達の問題を解決したのがきっかけでぬらりひょんからも認めてもらえた
やはり一つ一つの問題を丁寧に話し解決する事で周りに影響がでるんだ
次の従者はどんな妖なんだろ

妖狐の執事はかしずかない

古河樹 / サマミヤアカザ

今まで天涯孤独だと思ってたら前日まで祖母が生きていた
その祖母は黄昏館の当主で家族や友等に妖が悪さをしないよう記憶操作し信頼できる妖達と生活してた
遥が当主になり今までとは違う当主としての決意をし妖をまとめていく
かしずかない執事とのやりとりは楽しい

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

病弱でやっと大学に行ける様になった理緒
入学前の夜に校内を見て回っていたら謎な化け物に襲われて瀕死状態に
そこに現れた氷室教授によってハーフヴァンパイアに
氷室教授の元で助手という名の眷属で幻妖達の謎に迫る
なかなか辛辣な氷室教授が楽しく
理不尽に振り回される理緒がちょっと可哀想だ

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

大学入学直前、妖に襲われ瀕死の所をヴァンパイアの氷室教授に助けられハーフヴァンパイアになってしまった理緒
海外民俗学からあやかしを語り、自らの成立ちを紐解きたい教授と眷属が引き寄せる妖物語

四章それぞれに登場する妖たちが、最後一筋に繋がる構成は楽しめました

理緒の性格と氷室教授の在り方が上手く嵌っていて、それぞれの妖との関わり方にも温かみがあり、読みやすかったです

果たして理緒は人間に戻れるのか、今後が楽しみ

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

[匿名希望]

綺麗にまとめた話

人の憎悪だとかの負の感情はなく、みんな良い人として書かれているので、醜い感情の交錯が苦手な方にオススメです。

綺麗にまとめすぎな感じはありますがね。

最後の話はオチが読める内容なので、最初から最後まで一歩引いて読んでしまったのが残念でした。

氷室教授のあやかし講義は月夜にて

古河樹 / サマミヤアカザ

ヴァンパイヤの金髪碧眼の外国人教授・氷室の尊大だが、要所を抑えている性格が魅力的だ。教授に引っぱり回される半人半ヴァンパイヤの大学生の神崎理緒（男）もひ弱そうでいながら、結構頑張るのがいいね。優しさもある。いや、その優しさがこの連作の物語の中心かもしれない。日本の大学キャンパスでの話なので、出てくるのは鬼だったりするのだが、それに絡む事件を解決するのが洋風の幻妖たちなのが面白い。

妖狐の執事はかしずかない ２

古河樹 / サマミヤアカザ

本文ではあまり触れられてないけど、しっぽ超もふもふですね？全く気取りきれてない雅火が意外とチョロくておもしろい