松浦巽のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
短編集。
①レベチ金持ち受け✕詐欺師攻め
②エリートリーマン受け✕消化器科医師攻め
③負け組ヤクザ受け✕勝ち組ヤクザ攻め
④フリーター受け✕家庭持ちエリートリーマン攻め
⑤臨床心理士受け✕ストーカー(実は…)攻め
⑥高校の友人同士受け✕攻め
>お人好しな主人公(ヘタレ)が流されて相思相愛になる話
(あとがきより)でした。作者様の過去作を纏めたのだそうです。
ヤクザ物は苦手ですが、③は良かったです。一番ロマンティックでファンタジックだったかな。 -
ネタバレ 購入済み
縄酔いに萌えた
緊縛師、辻井✕謎めいた青年、アオ
今まで緊縛調教ものに興味が無かったのですが、これはとても良かった。
緊縛調教と言っても痛くなく、寧ろ職人が作品を手掛けるようにその手は優しく丁寧。
抵抗することも無く諦めたように淡々と調教を受け入れていたアオが、次第に縛られるのを心待ちにするようになり、辻井とアオ二人の間に静かに信頼関係と執着心が芽生えるようになる。
そしてラストのどんでん返し。
えー、こうなるか!と驚き。
この作品で初めて「縄酔い」と言う言葉を知り、激萌え。
官能的な響きですよね。
短編だからこその面白さが印象的な作品です。