あらすじ
広さ二十畳ほどの、隠された地下室。緊縛師・辻井の職場であるそこに、極上のペット候補がやってきた。彼の名前はアオ。容姿も申し分なく、背中に掘られた十字架のタトゥーが艶めかしく存在を主張している。雇い主の「御前」のため、アオを淫らに調教するのが辻井の仕事だが、縄に酔いしれるようになっても、アオには謎めいた部分があり……?
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縄酔いに萌えた
緊縛師、辻井✕謎めいた青年、アオ
今まで緊縛調教ものに興味が無かったのですが、これはとても良かった。
緊縛調教と言っても痛くなく、寧ろ職人が作品を手掛けるようにその手は優しく丁寧。
抵抗することも無く諦めたように淡々と調教を受け入れていたアオが、次第に縛られるのを心待ちにするようになり、辻井とアオ二人の間に静かに信頼関係と執着心が芽生えるようになる。
そしてラストのどんでん返し。
えー、こうなるか!と驚き。
この作品で初めて「縄酔い」と言う言葉を知り、激萌え。
官能的な響きですよね。
短編だからこその面白さが印象的な作品です。