冥花すゐのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ドロドロハッピー
頭がよくないので、こんなタイトルしか思いつかず申し訳ありません。普段日常系ばかりみるので、理解するのに大分時間がかかりました…
途中ドロドロドロします。。
そのため「イトウさん」1巻の後半にある読み切り話みたいに闇堕ちハッピーになるかとハラハラしました。
が!2巻のラストのような穏やかハッピーで安心しました。
めっちゃ幸せになるやん…おまけペーパー最高…
ここから日常編でないかな〜永遠に見たい
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購入済み
良かったです。
『イトウさん』の前日譚だけだと思っていたのですが、しっかり続編も描かれていて、納得のハッピーエンドで幕を閉じたので心もすっきりしました。
『イトウさん』の終わり方もとても良かったのですが、2人が報われるのを見れて良かったです。
『イトウさん』を購入された方は是非読んでほしいです(*^^*) -
購入済み
よい…
イトウさんと三角オペラですっかりはまってしまったので購入しました。獣人系に全く興味がなかったのですが、この作品を見るとなるほど〜これは人間では無理だ〜楽しい〜
今までの作品より更に狂気じみててよよよのよです
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購入済み
有難うございます
前作を読み終わった後の、これでいいおわりだったと思った気持ちと、本当はもっと知りたい気持ちで悶々としていました。
察してくださり有難うございます。幸せになってくれて良かったよ…幸せなお顔がいっぱい見れて本当に良かった。
続編希望してくれたファンの方々、汲み取ってくれた出版社、先生描いていただいて本当に有難うございます。 -
購入済み
よかった
「よかった……」
感想はこの一言に尽きます。
内容が良かった、キャラが良かった、物語の終わり方が良かった、どの「良かった」が選ばれるかは読んだ人の中で別れると思います。
けれど前巻を読んで「ああ、これよかった~!」と思った人は買って損しないと思います。 -
Posted by ブクログ
久々に数ページ読んだところで(これはひょっとして当たるのでは…!!)と言う期待感に満ち満ちて読んだ。こう言う世界観の場合、トラウマとしての背景が納得のいくものでなければ上滑るんだが「イトウさん」と言う人物の描き方が凄すぎる。
キョウスケの達観は自分の境遇を嘆く事もなく、誰を羨む事もなく、憎むこともなく、全てを自分の現実としてただ生きて来た事により生まれている。ここまでの「客観視」は人と比べない事でしか生まれないだろう。比べない、つまり比べる余地もなかったと言う事だ。
売り専のキョウスケに、毎週火曜日、他愛のないお喋りをするだけのイトウさん、ある日アタッシュケースいっぱいの札束を持って来て「好きな事をすればいい」と言う。キョウスケはそれに激高する事もなく、引く事もなく、2枚を抜き出し、その金額に値する行為をすればいいじゃないか、とサラッと交わしてしまう。
人間はその不遇さに気付くには「感情」が必要なのだ…感情は生まれ持っていたとしても、触れて、見て、与えられて、そうして学ばなければ身に着かないのだ。ある事にさえ気付かないのだ。
不遇さに自己憐憫、同情するな、でもお前が愛おしいんだ、とか言うベタな展開に飽き飽きしていたし、実際の人間の感情はおいそれと人を信用しないし、どんなに痛い目を見ても、また同じ事をしたりもする。人間は懲りない、どんなに恵まれていようが不幸だろうが、懲りないものなのだ、感情が育つ境遇に在っても宝の持ち腐れ的に不幸へ不幸へ向かっていく人もいる。そして、不幸かどうかを決めるのは、本人ではなく、その人間よりちょっとマシなところにいる人間が下す評価でしかない。
「感情」がない、無くなると言う事は、感情を学んでいないから更地のままで在る場合と、枯渇し、擦り切れて失くなる場合がある。
キョウスケもイトウも「更地」の住人である。
巻末収録の『Cage』も監禁ものに有りがちな…と言う着地点のようでそうじゃないとこが…「快楽」「感情」「執着」と言う単語に付いて、読み物を読み込んでいる人が描いている作品じゃないかな、と思った。死にネタではないがそれに等しい。生まれて来た命には等しく価値があり、幸せに生きる権利がある、なんて美辞麗句を並べ立てても光が当たらない世界もある…その命は何も欲しないかもしれない、が、たった一つのものでもあればいい、と望む気持ちが生まれ出た時に初めて命が人間になるのかもしれない。他者に感情を寄せた時に人間は人間として生まれ出るのかもしれんなぁ。
そう言う仕事を請け負う闇の組織がありまして、と言う振りだけだと薄っぺらさを感じるのに、「イトウさん」と言う人間一人描くだけで、組織の具体的な背景が目で見る情報として描かれなくても納得できてしまう、と言うとこが何気に凄かった、冥花すゐさんの『イトウさん』…ここが本当に凄いとこだ…説得力を出すために背景をしっかり構築した上で描き込まなくても、イトウさんと言う人物の「人造人間」っぽさ一つで説得させてしまった、とでも言うか。感情を持たないロボットの筈なのに、何ゆえに金塊と札束を貯め込んでいたんだろう…アンドロイドがバグとして起こす違和感みたいに。
ごちゃごちゃ説明的に客観的に見ても不幸だな、ってのを並べ立てられてない、と言う所がとても気に入ってしまった…読者を説得させるのに「背景」は絶対に必要なんだけども、必要最低限で解らせてしまう、と言う事はこう言う事じゃないかな、と思った。キョウスケの生い立ちの酷さも含めて。二人とも、過去を「フラッシュバック」して思い出すほどに「感情」が芽生えてない状態で生きてるんだよなぁ…自暴自棄になったり自分を蔑むには「感情」が必要なのだ。キョウスケが平然と娼夫やってるのも、それが彼にとっての唯一の世界だから、嘆くも何もない訳だ。この怖さがあの一冊に収まってる…。何が一番気になったのかが気になって考えてみると、キョウイチが自分の境遇を「可哀想」と思ってないと言う所。自己憐憫の感情がない。だから酷い客に捕まっても(どうせ俺なんか薄汚れてる…)ではなく(ツイてない)になる。可哀想な俺を救ってくれ、と言う希求を一切持ってない。ここが、怖い。こんな境遇、異常だよな、とは判っているだろうけど、普通と違うと言う事を判定しているだけで、一切持ちえなかった場合は欲しがる事もしない、と言う事だ。その人間にとってリアルな世界はそれしかない訳だから、自分を嘆かない。何と言う悲しい話だ、と思ったんだよ。 -
購入済み
前作とても気になるところで終わってしまいとても続きが気になっていました!イトウさんと恭介の出会いから前作の続きまで詳しく知ることができ、最後のパラレスストーリーも読んでてほっこりしました😊
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購入済み
イトウさんというタイトルに惹かれて購入しました。作者さんの三角オペラという作品も読んだことがありますがどちらも内容的にはシリアスで重い印象があります。でもその中にも純愛の要素があり、一筋の光が見える感じがとても読み応えありました!🥺
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Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
種族による階級社会が絶対の世界。
下級の種族、狼族出身でありながら騎士団長まで上り詰めたシグレは聖堂で出会った呪蛇(カタラ)のキリエを神の御使いと信じ込んでしまう。
恋心は熱情に変わり、熱情は欲望の渦へと二人を巻き込んでゆく……。
描きおろしエピローグ「Still」を加えた、 獣人たちの、究極のラブ・ファンタジー。
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ストーリーの完全度:高い
トーン:ダーク・シリアス
エロ度:普通
萌え度:非常に高い
総合評価:★4.5
待ちに待った『Kyrie』第2巻!前回はシグレが片目を失ったところで話が終わりましたが、いやー、まさかこういうオチが待っていようとは夢にも思わなかったです。
1巻を読んだ時は正直、バッドエンドも覚悟したんですよね。シグレが闇堕ちし過ぎて平和なハッピーエンドは無理かなって。
だから2巻も覚悟を決めてから読んだのです。案の定、2巻のシグレも相当ヤバくてストーリーが進むごとにキリエに対する執着度が増し、それに比例して狂気度も上がっていくんですよ。
最後の方なんてもう色んな意味で真っ黒で(笑)
そんな中でキリエも処刑されそうになるし、ハラハラしながらページを捲っていたのですが、最後まさかハッピーエンドで吃驚してしまいました(笑)
自分は死ネタやメリバが苦手なので、ハッピーエンドなのは凄く嬉しかったのですが、それにしても意外な結末だったので最初は少し戸惑いました。総長も裏表のあるキャラクターなのかと思いきや、普通(?)に良い人だったし、身構えていた分「あれ??」って感じで(笑)
そして困った事に、シグレが総長に捕らえられてからの展開は抽象表現が多くておつむが弱い私にはイマイチ理解出来なくてですね…。
例えばシグレが狂気に呑まれる寸前に見た光とか、花を咥えた子供時代のシグレの描写とか、あれがどういう意味なのか何度読み返しても理解出来ないんですよね…(@_@;)
キリエの首の刻印が消えたのも、“主”に許されたから…?シグレもキリエもお互いを助ける為に一度悪魔と契約したけど、悪魔の手からは逃れられたって解釈でOKなのかな?うーん…難しい!こういう時、作者の意図を上手く汲み取れない貧相な頭に嫌気が差します…( ̄▽ ̄゜)
あとはキリエの背景がよく分からなかったので、シグレだけじゃなくてキリエについてももう少し掘り下げて描いていただけたらなぁ…と思いました。
でも、世界観は凄く良かったです!元々、ファンタジーや獣人が大好きなのでそれだけでもうテンション上がりましたし、衣装や調度品などの描写も丁寧で冥花先生のこだわりを感じました。
何よりシグレがイケメン過ぎてもうね…!「さぁ…お前の望んだものだ……」のシーンなんて迫力と色気があり過ぎてしばらく悶絶してしまいました(笑)
初めての恋に溺れて狂いに狂いまくったシグレですが、最終的には憑き物が落ちたような穏やかさを取り戻してくれたので心底ホッとしました。(発情したキリエに対して近くにメスがいるのかと焦るシグレが可愛かった…笑)
これからは差別に傷付けられる事なく二人だけの楽園で穏やかに幸せに暮らしてほしいと思いました(^-^) -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
組織から殺人と性の技術を教え込まれたコードネーム"I(アイ)"。
機械のように生きてきた"I"は、娼夫のキョウスケから"イトウ"という名を貰う。
これは、"イトウ"と"キョウスケ"の始まりと再生の物語ーー。
***
前作、「イトウさん」が発売されて早2年…。
続編を願ってはいたものの、まさか本当に出るとは思わず発売の知らせを聞いた時はめちゃくちゃ喜びました(笑)
「イトウさん」ではキョウスケくんが記憶を失ったまま、イトウさんとくっ付く前にお話が終わってしまったのでかなりモヤモヤした方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、2巻を手に取った時はこれでスッキリするに違いない!と、期待を込めて本を開いたのですが…。
結果、完全にモヤモヤが消える事はありませんでした(笑)
いや、今度はしっかりイトウさんとキョウスケくんがくっ付いたし、前作のラストよりは断然良い終わり方なのですが、いかんせんキョウスケくんの記憶が戻らなかったのが私にはどうにも引っ掛かってしまって…(^^;)
記憶喪失ネタって割と定番ですが、大抵最後には思い出しますよね。
当然、「イトウさん」もそのパターンだと思っていたのですが、残念な事に「イトウさん」はそのパターンには当てはまらなかったようです。
キョウスケくんのそれまでの境遇を考えると記憶が戻らない方が幸せなのは分かりますし、過去の記憶が無くてもキョウスケくんはキョウスケくんだっていうイトウさんの考えも勿論理解出来るのですが、1巻のあのイトウさんとの強烈な出逢いやドラマティックな結ばれ方を見てしまうとどうしても思い出してほしいなって思ってしまうんですね…。
ラストは涙を誘うくらい綺麗に終わってるので、それ故にキョウスケくんの記憶が戻るのを期待していた私には少し切なさを感じてしまいました。
記憶が戻ってこそ真のハッピーエンドだと私は思いますし、これでは1巻の事が無かった事になっているのと同じなのでそこは少し寂しく感じるところかなと…。
因みに今回、イトウさんとキョウスケくんの生い立ちが明らかになるのと同時に、謎が多かったボスについても明らかになった部分があるのですが、ボスはやはりI(イトウさん)に少なからず愛情があったのですね。
それどころかしっかり肉体関係まであったと(笑)
これはまぁ、前作のあのイトウさんへの執着っぷりを見れば薄々察しが付くところではあるのですが。
それにしても分かりづらい愛情だなあと思いましたね(笑)
歪み過ぎててまず愛情だって分からないし、もう少し分かりやすく表現してもらえたらボスにも萌えたのになあと。
そしてイトウさんとキョウスケくんの生い立ちは予想通り、かなり重かったですね…。
キョウスケくんに至っては安定のモブレありです。(しかもモブ×ショタ!)
まぁ、読んでて気持ちが明るくなるような話ではなかったですね。
あと、本編後に収録されている学園ネタでちょっと吃驚したのですが、もしかしてこれが「イトウさん」のオチって事なんでしょうか?
イトウさんが旅行先で攫われていたら殺し屋になっていたかもしれないし、キョウスケくんが母親に捨てられていたら娼夫になっていたかもしれないっていう…。
学園ネタこそがパラレルワールドだと思っていたのですが、まさかのこっちが本編で「イトウさん」がパラレルワールドだったとか…?
その発想は無かったので吃驚しましたが、正直、これはこれでアリかもって思いました。
何より、学園版のイトウさんは正真正銘ハッピーエンドですしね(笑)
どういう解釈をするのかは読者の自由って事なのかな。
色々書きましたが、2巻は2巻でとても楽しめましたし、何より半分以上諦めていた「イトウさん」の続編が読めた事は結果がどうであれ大変嬉しかったです。
流石に1巻のインパクトの強さには敵いませんでしたが、私の中で「イトウさん」が大好きな作品である事には2巻を読んでも変わりないので、これからもイトウさんに会いたくなったら読み返す事にします。
何より冥花すゐ先生の絵柄がとても好きなので、これからも陰ながら応援し続けたいと思います!「イトウさん」に出会えて良かったです(^^)