カール・イグレシアスのレビュー一覧

  • 脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方

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    時間が空いたときにちょこちょこ読んでいた本。

    ハリウッドで活躍する22人の脚本家、監督、プロデューサーたちが、創作に関するアイデアや執筆術などの創作論から、ひいては脚本家としての姿勢やハリウッドでどう立ち回るかなど、1テーマをそれぞれ語っていくスタイルで記されている。

    実はあまり期待していなかったのだが、これが意外と面白かった。
    ハリウッドの第一線で活躍してきた脚本家たちがどういうスタンスで仕事してきたのかわかるのもあるが、脚本術もなるほどなーと思える部分も結構あった。更にやる気になったりする箇所もある。
    傍らに置いておいて、行き詰まったときや息抜きのとき、やる気がほしいときにパラパラめく

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    2025年06月11日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    本を売るために読む。"物語の本質=「簡単には手に入らない何かを求めるキャラクターがいる」"など金言多数。漫画読解の補助線として、各章読み返して活用したい。ト書きの章は日々の販促キャッチ作成に役立ちそう。狙った客層の心をつかむために、感情を表すボキャブラリーを日々蓄えたいと思った。

    Introduction「感情をお届けする商売」
    《映画の脚本を読むときに読者が感じる感情には3種類ある。つまらない、面白い、そして「ウオオッ!」だ。》p12

    《本当に大事なこと、それは脚本を読む人に感情的な体験を提供するということなのだ。》p14

    《映画の宣伝で「巧みに構成され筋立ても秀逸

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    2020年04月05日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    映画を含むストーリー全般にあてはまるめちゃめちゃ役に立ちそうな本。
    流し読みするにはもったいなさすぎるから一旦保留にして全てマインドマップに書き起こそうと思う。

    要追記

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    2020年03月12日
  • 脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方

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    ハリウッドの一流脚本家たちによる、アドバイス集。
    主に心のもちかた、自分の奮い立たせかたについて。
    「最後まで書け」 心に響いた。

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    2020年02月05日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    ネタバレ

    いわゆる「ハリウッド脚本術」の決定版。

    本の厚みを見れば分かる通り、ものすごい労作。
    人口に膾炙しているハリウッド脚本術(いわゆるプロットポイント、ターニングポイント、ミッドポイントといった、プロット構成で書くこと)を否定して、一貫して「読者・観客にどういう感情を呼び起こさせるか」というテクニックについて語っている。
    曰く、そういう脚本術にそって書かれたものでもつまらないものはつまらない。脚本にとって本当に大切なのは、感情、それだけだ。(意訳)
    なので、そういう脚本用語が知りたい人は原典のシド・フィールドとかを読んだほうがよさそう。

    内容としては、脚本に関する実用的なテクニックを集めた「辞

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    2019年12月01日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    子供の頃から疑問に思っていることの一つに、「なんで洋画ってこんなにおもしろいの? なのに、なんで邦画は必ず途中で退屈しちゃうの?」ってことがありました。日本映画の関係者には本当に申し訳ないし、応援したい気持ちはいっぱいあって、邦画も割と公平に、いや、むしろ、かなりひいき目を動員して見ていますが、やっぱりこの疑問は消えません。
    昨今は、TVドラマまでが海外のものはそれはもうビックリするくらい面白く、とにかくその秘密が知りたくて知りたくて。
    「かけているお金のケタが違う」とはよく言われていることですが、絶対それだけじゃないはず!もっと脚本執筆上のメソッド、演出のテクニック、映画製作の構造の中に、何

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    2017年02月08日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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     タイトルの通り、映画で用いられる脚本において、観客の感情をどのように揺さぶるのか、ということを主題に置いた本。
     映画好きな方は、裏側が見えすぎてしまうかもしれないので、あまりオススメ出来ない。
     ただ、もともと構成マニアな私としては、映画とはこういうことをコントロールしていたのか、と膝を打ちたくなるところが多々ある。
     読んだあと、映画を見るときの観点が変わった。
     作為は透けてしまうけれど、でもやはり面白い作品は面白いのでだいじょうぶ。

     むしろ、脚本って言うか日常のプレゼンで使える技がやまのようにあるんですが……ってなる。これも定期的に読み返したい。実は夏には読み終えていたのだけれど

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    2016年12月31日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    小出しにしてて脚本についての辞書みたいだった。

    映画の台詞を使う例が豊富で本に厚みはあるけど思ってたより読みやすかった。

    SAVE THE CATの法則と一緒に読むと理解力が高まる

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    2024年04月04日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    人生というストーリーを紡ぐ上で参考になるかと思い読んでみた。
    もちろん内容はハリウッド脚本のものであるので、個人的には関係ないような箇所もあったが、人生という自分自身の物語の捉え方、魅力的にする方法、伝える方法の参考にはなるかもしれない。文章を書いたり、情報発信をする場合にもものすごく参考になるだろう。
    情報量がものすごく多く、読んですぐに活用するというよりは辞書的に置いておくのが良いかもしれない。

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    2024年10月10日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    脚本についての辞典的な本。
    「感情をラッピングして届けるのが映画」
    見せるものと書きたいものは違うことを理解することが大切。

    「簡単には手に入らないものを欲する主人公がいる」
    その押し引きで観客の感情を転がす仕事である。

    「テーマとプロットは違う」
    伝えたいことを芯に持つ。それを直截に表現すると興醒めであるから、なんらかの物語に載せる。
    そうして、糖衣で包みながら、伝えたいことを忍ばせる。
    弁論術が危険なのはこのため。正露丸的効能がある。

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    2022年01月04日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    脚本という分野にはじめて触れたが、わかりやすかった。良い脚本には技術があり、世で名作と言われているものはそれをふんだんに使っている。

    ここのテクニックについては網羅的に書かれている。辞書的に読み返しても良い。

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    2020年07月19日
  • 脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方

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    想定されているのは、脚本を書くことだが、
    仕事論としても、応用が利く。

    22人の脚本家に加えて、
    アリストテレスなどの箴言が
    勇気を与えてくれる。

    個人的には
    「発見とは皆と同じものを見ていても、違うことを考えているということだ」
    「映画の世界には間違いを犯す余地はあるが、いい加減な仕事をする余地はない」
    「発見の旅というのは、まだ見ぬ景色を探すということではない。見る目を養うということなのだ」

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    2018年12月24日
  • 脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方

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    ・脚本家になるために重要な習慣や心構えを複数のハリウッドの脚本家にインタビューし、101のテーマにまとめられている。脚本を書くことに限らず、全ての仕事や芸事にも当てはまる。
    ・この本が素晴らしいは、「複数の」脚本家に聞いていること。書いてあるアドバイスは、「描き続けろ」「サボれ」など一見すると矛盾しているものもある。だが、全て事実だと思う。そのときの自分に合うものを取り入れれば良いのでは。

    以下、印象的だったもの。
    ・失敗とは墜落のことではない。堕ちたままでいることだ。
    ・アイデアに詰まったら、一回書くのをやめて、アイデア出しに戻る。そして前のバージョンは見ず、書く。いいところは覚えている。

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    2017年10月24日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    ネタバレ

    序盤がダルく、最後にケツまくっているが、ノれてる間は実に楽しい読書だった。

    『羊たちの沈黙』を再視聴してしまったのはこの本のせい。『ダイ・ハード』も。
    その他、『カサブランカ』『チャイナタウン』『北北西に進路を取れ』『ボーン・アイデンティティー』『テルマ&ルイーズ』『アメリカン・ビューティー』『アニー・ホール』『フェリスはある朝突然に』『バージニア・ウルフなんかこわくない』などが幾度となく引用されていたが、アマプラで視聴可能なものはほぼない。
    『フェリスはある朝突然に』は学生時代に薦められてとても面白かった。もう一度見たい。

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    2025年03月31日