薄井シンシアのレビュー一覧
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ネタバレ30歳。2人目の子供が生まれ育休中にこの本を手に取りました。
外資系企業で営業職として、1人目の育休を終えた後も、フルタイムで働いてきました。「ワークライフバランス」に囚われ、余白のない毎日を必須に綱渡りしながら過ごしてきた毎日。キャリアも子育てもどちらも中途半端な気がして、まさに限界です。
以前AbemaTVでお見かけしたときは、強めな物言いでちょっと苦手意識があった薄井さんですが、この本は柔らかく、現実的で、寄り添ってくれる印象をもちました。
守りたいもの(夫、子ども)を人生で1番多く抱えている今、価値観はどうなっていて、弱みはなにか?(私の場合は子どもが最優先なので、キャリアにおいて子ど -
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面白かった!
なんとなく手に取ったあと、専業主婦が(再)就職する際に何をするか書いてる程度のハウツー本かなあと思って開けずにいた。私は一応兼業主婦だし、と自分はその対象じゃないよと専業主婦から距離を置こうとしていた。
が、とりあえずスタートは専業主婦の全肯定!なんて気持ちがいいの!それは、家事育児無償でやってるんだからいいでしょうという開き直り(←私)ではなく、主婦業をキャリアとして認識し、効率化をはかり、一人の人間を育て切ったという達成感にあふれる前向きな肯定だった。
今や主流は共働き。稼ぎのある仕事を持たないこと、子育て「しか」しないことにはもはやマイナスのイメージしかない一方で、結 -
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専業主婦ではない、50代ではない私が読んで、すごく参考になる本だった。いや、参考なんてものじゃなく、バイブルかもしれない。
転職を考えてる人、働き始めたばかりの年齢の若い人、男性にもオススメの本。
転職して2ヶ月、目の前の仕事をこなすことでいっぱいの私に、「次につながる」意識を持たせてくれた。「次」は遠くじゃない。1時間後かもしれないし、明日かもしれない。ほんの少しの「次」を考えながら、「次」に備えながら仕事や生活をすること、今の私には大事なことだ。
この本を読みながら、たった今から備えれることを私は始めた。2駅歩くこと。シンシアさんに陶酔してしまった。
汗だく。でもこの夏をフットワーク軽く -
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ルールを決める
食卓でしかものを食べない
娘の質問には料理中も手を止めてすぐ回答する
机に座る習慣をつけるために部屋を用意して、そこの机で全ての作業や遊びをさせた
子供を観察して誘導する
美術館のゲームいいな、宝物をゲームに使う
習い事は子供の興味を優先してコロコロ変えても自己責任で
日本語忘れないために
漢字はお弁当にストーリーいれる
毎日10分日本語を読むでも嫌がったのでママはもう何も言わないからの
ウィーンでは毎日和食、日本の行事、テレビドラマ
でも日本語の補習校は嫌だったならやめて英語に全振り
語学の才能があると思ったら家庭教師つけてドイツ語やって一つ上のクラスにいかせるエピソードは -
Posted by ブクログ
以前、新聞の記事でANAインターコンチネンタルホテルの営業開発担当副支配人の薄井シンシアさんを知り、専業主婦歴17年からのスタートでどのようにして華麗なるキャリアを築きあげたのかとても興味がありました。『どんな状況になっても、自分が大切にしたいものを軸に、自分の限界を受け止めて、目の前のことを積み重ねる。』『今の自分に納得できていなかったとしても、大丈夫です。その人生は、いつだって変えられる。』『これからの人生を、自分の手で前に進めていくことを願って』『一生の中で帳尻を合わせればいい』などなど、これからの人生や、自分なりに納得のいく仕事をしていくには、どうしたらいいのかなぁーとあれこれと思い悩
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「専業主婦をひとつのキャリアとして考える」という考えのもと、全てのタスクを効率化して時間管理しながらやり切っていくスタイルはとても参考になった。
とは言え、私はこの著者ほどエネルギーや好奇心に満ち溢れていないので、この方と同じように出来る気はさらさらしない笑。同じように出来る人はおそらくかなり限られると思う。というか出来る人は多分そもそもこの本を読んでいないと思う。それくらい、そもそものマインドが情熱に溢れいて体力気力が充実しているんだろうなと感じた。
しかし、随所に見習いたいヒントは沢山隠れていて刺激となったことは間違いない。長いブランクを経て就職するための覚悟に耳が痛い話もあったが、的を -
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(地に足が付きすぎていて、考え抜いた選択と地道な努力で成功されている方なので、楽に一発逆転したいと考える方には向きません。)
タイトル的にスピリチュアルな導きに従って、理想は分かるけど現実はそうはいかないんだよ!等‥が書かれているのでは?と身構えましたが
理想論を唱えない、超現実主義な方の頭の中を見ているような分かりやすい内容でした。
アラサーから60代向けと思うことなかれ、現実的世代の20代の子にもおすすめしました。
子育てに全力投球し、17年の主婦歴、さらには離婚を経て、社会に戻るための求職活動で英語も話せるのに50代の需要がないことに愕然としたが、現在は外資系ホテルの社長に就かれている -
Posted by ブクログ
ネタバレ筆者の家庭が転勤を繰り返していた点が我が家と似ており、とても勇気がもらえる本だった。
読み終えた今、私が彼女のように思えないのは自分に自己肯定感や自信がないからである、と感じている。主婦業と仕事に私なりに必死ではあるけれど、母親業を合理的かつ効率的にに回しているかと言われれば自信がない。ついつい力で押さえつけてしまおうとする自分の愚かさを呪いたくなる時もあるし、酷く疲れて身体と意識が上手く働かなくて子どもに当たってしまうことも多々ある。
けれど、失敗を糧と捉え、全ての経験から学ぶ姿勢を持ち続ければ、何からでも私たちは学ぶことができるように、子育てで親も育つ、と筆者は説く。子育ては新しいこと