薄井シンシアのレビュー一覧
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ネタバレ筆者の家庭が転勤を繰り返していた点が我が家と似ており、とても勇気がもらえる本だった。
読み終えた今、私が彼女のように思えないのは自分に自己肯定感や自信がないからである、と感じている。主婦業と仕事に私なりに必死ではあるけれど、母親業を合理的かつ効率的にに回しているかと言われれば自信がない。ついつい力で押さえつけてしまおうとする自分の愚かさを呪いたくなる時もあるし、酷く疲れて身体と意識が上手く働かなくて子どもに当たってしまうことも多々ある。
けれど、失敗を糧と捉え、全ての経験から学ぶ姿勢を持ち続ければ、何からでも私たちは学ぶことができるように、子育てで親も育つ、と筆者は説く。子育ては新しいことの連続であり、その都度工夫と知恵とユーモア、アイデアを使って乗り越える中で、私たちは胆力をつけ、問題解決のための「あの手この手」の力をつけている(p.175)、と自分を自己評価して進んでいくべきなのだ。
本書は主婦を選んだ私たちが就職するために必要な考え方や育児に対する心がまえや大切にすべき視点が論理的に書かれていて学ぶところが多い。
これから私が意識すべき点は、家事の合理化で余裕を生み出すこと、外の世界を意識して自分で自分を管理していくことである。
本書に書かれていた言葉を私自身に擦り込むためにも、本投稿の最後はこの言葉で終えたい。
自分の選んだ道を是として全力を尽くしていけば、おのずとキャリアはついてくる。夢を持って一歩前へ。 -
Posted by ブクログ
50代に入り、たいしてキャリアのない自分を省みつつ職場を変えることを決断したときに出会った一冊。
シンシアさんの激動のキャリアに感服するばかりだが、ただただ上り坂を順調に登っていったのではなく、時には挫折し自信をなくしながらも築き上げたポジションなのだとわかって親近感をおぼえた。
人生は非常にシンプルなはず。ややこしくしてしまっているのは、自分自身なのだ。
目の前のことに一生懸命取り組むこと。
自分でしっかり考え、設計してやりぬくこと。
そうすれば、失敗はあっても後悔のない人生を歩むことができるのではないか、と。
わたしも自分で人生の舵をとって堂々と歩んでいきたい。 -
Posted by ブクログ
育児、家事、キャリアの板挟みに戸惑っていたとき、友人に勧められて手に取った。
育児も家事もキャリアである、と著者は言い切る。
専業主婦としてのキャリアに胸を張ろう、と。
専業主婦時代の糧を生かし、賃金を得る仕事を始めるよう50代女性たちに勧める本だった。
育児も家事もキャリアとは、思ってもみなかった。
衝撃だった。
自分は産休、育休の間、決して手を抜いていたつもりはなかった。
しかしもし著者に「キャリアと言えるか」と問われたら、「いいえ、のんべんだらりとその日暮らしをしていました」と言ってしまう。
なぜなら、時間制限なく「なんとなく主婦」をしていて、短時間で最大効果をあげようと努力できていないからだ。
目標、指針がなく、場当たり的な対応を積み重ねているからだ。
著者のようにストイックにPDCAを回せば、もっと実り多い主婦生活ができる。
この本は、日々を見直すきっかけとなった。
紹介してくれた友人に感謝を伝えたい。
しかしながら、私がこの本を全ての50代女性に勧めるかと聞かれれば、それは否だ。
著者は、当たり前の専業主婦は、当たり前に努力すれば、必ず輝ける、という前提に立っている。
的確な現状認識、目標設定、期間を決めてやり抜く力、
自分のやっていることを全力で肯定できる強さ、
努力が報われてきた経験、
これらが揃っていないと、著者の言う当たり前の専業主婦に当てはまらないと思われる。
この3つを揃えた女性が世の中にどれほどいるだろうか。
自分の子供には、この3つを備えさせてあげたい。
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Posted by ブクログ
NHKドラマ「主婦かつ!」の放映が始まったころ、原案本だからと手に取りました。自らの体験をもとに「専業主婦、もっともっとできるよ」とエールを送る著者の姿に、いきなり撃沈。私はとうていこの人のようにできそうもないという、自分に対する残念な思いにとらわれてしまいました。
家人が出かけてせいせいしてから、さて、何からしましょうか?などと考える趣味家事族はおよびでないのです。シンシアさんをそのまま真似して、家事の合理化、ワークライフバランス、主婦業のキャリア化他に対処することはできなさそうだけれども、もう少し読み進めたい、参考にして自分自身のケースについて考え始めたいと思わせる本です。さて、残り半分はいつ読めるかなあ。 -
Posted by ブクログ
娘がハーバード出身
専業主婦としては模範的なんだと思うけれど、自分はこのような生き方は性に合わないと思った
◾️ルール
どんなものでもダイニング以外で食べるのNG
床には物を置かない
朝食は家族全員で
自分の家事仕事は午後2時まで
5時にはお風呂に入る
娘はかならず9時就寝(高校時代も)
時間までに済ませられないのは、能力が足りないか、やることが多すぎるかのどっちかよ、と言った
スケジュールを立てて実行する
9時までに寝流ルールが守れなくなってきた時に、
演劇
生徒会
模擬国連
のどれかを捨てなければいけない時、大学入学に有利かどうかで決めた。
演劇は主役を取れないとプラス評価は得られないため
何かを得るには捨てる判断ができること
娘には語学の才能があることに気付いたので、
6月から8月の3ヶ月夏休みの間、ドイツ語週に1時間、フランス語週に1時間の家庭教師をつけて、13歳の時に一般大人向けの語学教室に入ることができた。
厳しいピアノの先生から優しいピアノの先生に変えることによって、17歳までピアノを続けることができた -
Posted by ブクログ
まず、この本を手に取ったのは、少なからず私の中に「専業主婦を脱して社会に出たい」という気持ちがあったからだ。
この本を読めば私も働くということに近づけるのでは、と。
しかし、中身は想像を絶していて、何度も苦しくなり、本を閉じてしまうことがあった。
なぜなら、私の過ごしている専業主婦という時間と、著者の過ごしていた専業主婦としての時間は天と地ほどの差があると思い知らされたからだ。
専業主婦をキャリアとして捉え、家庭は社会、一つのことを徹底的に学び生かし、勉強し続ける、PTAやボランティアに関わり、人脈を広げ、生活や見た目、健康をしっかり管理し維持する、そしてどんな仕事にも全力に取り組む。
著者には失礼と思うくらい簡潔に書き出すとこんな感じだろうか。
うそだろ。
無理すぎる。
私にはできない。
そんな言葉ばかり浮かんで、いかに自分がのんべんだらりと日々を過ごし、何も学ばず意欲も持たず、外との関わりから逃げて過ごしていたか。
もちろん、家のことや子育てに関してはそれなりに自信も自負もある。
だってそれしかやってこなかったんだから。
しかし、子育てが落ち着いてきた今、私の人生を振り返って見ると手元に残ったものはとても少ない。
そして自分自身を見失っていると痛感している。
著者の生き方や考え方は本当に素晴らしいし、それ相応の対価(お金だけではない)も得ていると思う。
後半部分を読んでいると、ポキポキと折れた私の心にも少しの希望と意欲が芽生えたりもした。
人生先はまだ長い。
そこを豊かに過ごすには、この本に書かれていることを実行するのみだ。
プライドを捨てゼロから始める勇気を持たなければ、と後押しされた…
…のは30%くらい
正直、読後直後の今、70%はまだまだ虚無感や後悔などで埋め尽くされている。
他の方のレビューを見ても、素晴らしい!参考にします!勇気が出ました!などなど絶賛の声が多い気がするが、前向きに捉え、そう思えるということはこれから変われるポテンシャルのある人たちなのだろうなと、変な焦りを覚えてしまった。
大前提として、とにかく著者が素晴らしい方だということは間違いないが、私自身のネガティブキャンペーン、一体いつまで続くのか…
社会復帰はまだまだ遠いと実感している。。。 -
Posted by ブクログ
転勤族の旦那さんと、それに帯同する形で五カ国を経験した著者と、その娘紗良さんの会話や子との向き合い方が書かれている本です。
基本姿勢として、子供が望むことは何でも経験させてあげています。例えば、習い事はやりたいと言えば経験させてあげ、辞めたければすぐどうぞ、といってあげたり。
お風呂に入りたくないなら入らずにいるとどうなるかを経験させたり(結果、頭が痒くなって自ら入りたくなるオチ)、転勤についていくのが嫌!(今の学校でやるべきことを全うしてから転校する!)という希望にも寄り添ってあげたり、、
失敗をしても自分で責任を取らせる事、転ばぬ先の杖として親が存在するのではなく、失敗をしたらどうなるのか?を理解できるようぐっと我慢しながら見守ってあげることが大事なのだと実感させられます。
子を子供扱いするのではなく、一人の人間として尊重するからこそ、自己肯定感が高く、チャレンジ精神旺盛な子が育つんですかね。
一人っ娘で、海外転勤族で、専業主婦の母親だったからこそ難関大学合格は成し遂げられた感ありますが、向き合い方のエッセンスは自分の子育てにも取り入れてみたいです。 -
Posted by ブクログ
妊娠中で、これからのキャリアのこと、人生のこと迷っている時期だったため、手に取った本。
筆者が30歳で出産、17年間専業主婦をやったあと50代から本格的なキャリアを築いていったこと、挫折や鬱なども繰り返しながら現在にいたる過程を記した本。
印象的なのは、「現実をしっかり見つめる」「強みではなく弱みをしる」
夢を高らかに唄い、ポジティブマインドが成功を引き寄せる、とする本も多い中で、非常に現実的な本。
わたしも子供が生まれたらまた価値観が変わってキャリアより専業主婦になり子育てを優先したくなるかもしれない。
いやいや、やっぱりキャリアと子育ては絶対に両立したいと思うかもしれない。
どんなふうに思うかはまだ分からないけど、少なくとも子育てが永遠に続くことはなく、多く見積もっても20年。自分が何をしたいか、どう過ごしたいかをしっかり考えて、自分の弱さから逃げずに、前に進んでいきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
薄井シンシアさんの「専業主婦-」を読み
薄井さんの子育てを知りたくなって手に取った。
著者の強さは
•的確な現状認識、目標設定、期間を決めてやり切る力
•自分のやっていることを肯定できる強さ
•努力が報われてきた経験
にあると思う。
本書を読み、著者の子育てはこれらを子供に備えさせるようにしているように感じた。
著者が基本としていたことは
•1人の人間として尊重する
•子供を観察する
•子育ては手を替え品を替え
1人の人として尊重する、即ち必ず子供に意思決定をさせる(ように見せかける)ことによって、自分を肯定できる強さを身に付けさせた。
子供を観察し、子供の努力を的確に評価してきた。
手を替え品を替え、試行錯誤して子供に対応する親の後ろ姿を見て、子供にも自然と現状認識、目標設定しやり切る力がついた。
のではないかと想像する。
参考にしたい。
しかし一方で、やや親の支配が強すぎるのではと思う一面もあった。
転勤族であるが故に、親族や友人ではなく、家族を強固な基盤としなければならなかったからかもしれない。