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Posted by ブクログ
面白かった!
なんとなく手に取ったあと、専業主婦が(再)就職する際に何をするか書いてる程度のハウツー本かなあと思って開けずにいた。私は一応兼業主婦だし、と自分はその対象じゃないよと専業主婦から距離を置こうとしていた。
が、とりあえずスタートは専業主婦の全肯定!なんて気持ちがいいの!それは、家事育児無償でやってるんだからいいでしょうという開き直り(←私)ではなく、主婦業をキャリアとして認識し、効率化をはかり、一人の人間を育て切ったという達成感にあふれる前向きな肯定だった。
今や主流は共働き。稼ぎのある仕事を持たないこと、子育て「しか」しないことにはもはやマイナスのイメージしかない一方で、結局、家事育児は引き続き女性が「やらされてる」ものになっている。家事育児は上手に手抜きをすべきものというのがメインストリーム。私も以前「子供なんてすぐ育っちゃうんだから子育てばかりに集中せず巣立った時に備えて「自分」(=仕事)がなきゃダメよ」と格好いい先輩女性に言われ、すぐ育っちゃうんだったら子供の今をもっと大切にしたほうがいいんじゃないのかななんて心の声は打ち消してきた。
でもこの本を読んで、自分はなんて自分に自信がなかったんだろうとつくづく思い知らされた。バリバリ働く女性、家事育児とフルタイムを見事に両立させてる女性を見ては焦りを感じ、自分を肯定できないでいた気がする。一方で薄井さんは、育児と仕事を両立させながらもそれでいいのか悩んでいる女性にも思いを馳せ、もしも思い切り子育てしても必ず社会に戻れるという希望があれば、今の働く母達が楽になれるんじゃないかと、まさにpave the wayしてくれている。
再就職する際に色々ハードルを感じたことは何度も本で触れられているが、きっとブランクの有無云々よりも、彼女の「今の状態を目一杯前向きに楽しんで取り組む」みたいな姿勢が周りに魅力として映っているんだろうなあ。
Posted by ブクログ
専業主婦ではない、50代ではない私が読んで、すごく参考になる本だった。いや、参考なんてものじゃなく、バイブルかもしれない。
転職を考えてる人、働き始めたばかりの年齢の若い人、男性にもオススメの本。
転職して2ヶ月、目の前の仕事をこなすことでいっぱいの私に、「次につながる」意識を持たせてくれた。「次」は遠くじゃない。1時間後かもしれないし、明日かもしれない。ほんの少しの「次」を考えながら、「次」に備えながら仕事や生活をすること、今の私には大事なことだ。
この本を読みながら、たった今から備えれることを私は始めた。2駅歩くこと。シンシアさんに陶酔してしまった。
汗だく。でもこの夏をフットワーク軽く過ごすために、体力づくりの習慣は、私が今ほしいスキルだ。
後半につれ、母のことを思った。
ずーっと働きながら私たちを育ててくれて、67歳の今も働いている。
いつも疲れているように見えたのと寂しさで、母に対して反発したり、嫌味を言ったりもした。
母が働かなければならない家計の状況もあったと思う。でも、きっとそれだけではなくて、母個人の人生の意味合いもあったんだなぁと本を読んで思った。
「母みたいには(仕事も家庭も)できない」ってひねくれたように感じていた私がいる。
その気持ちを越えて、私の人生を生きるって気持ちになった。そして、シンシアさんからエールをもらった気持ちを感じている。
Posted by ブクログ
「専業主婦をひとつのキャリアとして考える」という考えのもと、全てのタスクを効率化して時間管理しながらやり切っていくスタイルはとても参考になった。
とは言え、私はこの著者ほどエネルギーや好奇心に満ち溢れていないので、この方と同じように出来る気はさらさらしない笑。同じように出来る人はおそらくかなり限られると思う。というか出来る人は多分そもそもこの本を読んでいないと思う。それくらい、そもそものマインドが情熱に溢れいて体力気力が充実しているんだろうなと感じた。
しかし、随所に見習いたいヒントは沢山隠れていて刺激となったことは間違いない。長いブランクを経て就職するための覚悟に耳が痛い話もあったが、的を得ていて痛快。
Posted by ブクログ
育児、家事、キャリアの板挟みに戸惑っていたとき、友人に勧められて手に取った。
育児も家事もキャリアである、と著者は言い切る。
専業主婦としてのキャリアに胸を張ろう、と。
専業主婦時代の糧を生かし、賃金を得る仕事を始めるよう50代女性たちに勧める本だった。
育児も家事もキャリアとは、思ってもみなかった。
衝撃だった。
自分は産休、育休の間、決して手を抜いていたつもりはなかった。
しかしもし著者に「キャリアと言えるか」と問われたら、「いいえ、のんべんだらりとその日暮らしをしていました」と言ってしまう。
なぜなら、時間制限なく「なんとなく主婦」をしていて、短時間で最大効果をあげようと努力できていないからだ。
目標、指針がなく、場当たり的な対応を積み重ねているからだ。
著者のようにストイックにPDCAを回せば、もっと実り多い主婦生活ができる。
この本は、日々を見直すきっかけとなった。
紹介してくれた友人に感謝を伝えたい。
しかしながら、私がこの本を全ての50代女性に勧めるかと聞かれれば、それは否だ。
著者は、当たり前の専業主婦は、当たり前に努力すれば、必ず輝ける、という前提に立っている。
的確な現状認識、目標設定、期間を決めてやり抜く力、
自分のやっていることを全力で肯定できる強さ、
努力が報われてきた経験、
これらが揃っていないと、著者の言う当たり前の専業主婦に当てはまらないと思われる。
この3つを揃えた女性が世の中にどれほどいるだろうか。
自分の子供には、この3つを備えさせてあげたい。
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