専業主婦ではない、50代ではない私が読んで、すごく参考になる本だった。いや、参考なんてものじゃなく、バイブルかもしれない。
転職を考えてる人、働き始めたばかりの年齢の若い人、男性にもオススメの本。
転職して2ヶ月、目の前の仕事をこなすことでいっぱいの私に、「次につながる」意識を持たせてくれた。「次
...続きを読む」は遠くじゃない。1時間後かもしれないし、明日かもしれない。ほんの少しの「次」を考えながら、「次」に備えながら仕事や生活をすること、今の私には大事なことだ。
この本を読みながら、たった今から備えれることを私は始めた。2駅歩くこと。シンシアさんに陶酔してしまった。
汗だく。でもこの夏をフットワーク軽く過ごすために、体力づくりの習慣は、私が今ほしいスキルだ。
後半につれ、母のことを思った。
ずーっと働きながら私たちを育ててくれて、67歳の今も働いている。
いつも疲れているように見えたのと寂しさで、母に対して反発したり、嫌味を言ったりもした。
母が働かなければならない家計の状況もあったと思う。でも、きっとそれだけではなくて、母個人の人生の意味合いもあったんだなぁと本を読んで思った。
「母みたいには(仕事も家庭も)できない」ってひねくれたように感じていた私がいる。
その気持ちを越えて、私の人生を生きるって気持ちになった。そして、シンシアさんからエールをもらった気持ちを感じている。