二宮和也(嵐)のレビュー一覧
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『大人虎変』
意味
すぐれた賢者が、時の流れに合わせて、日に日に自己変革すること。または、すぐれた統治者の制度変革によって、古い制度が新しくてよりよい制度に改められること。
「大人」は徳があって立派な人、「虎変」は虎の毛が美しく立派に生え変わることから、変化や改革を見事にすることのたとえ。(四字熟語辞典ONLINEより)
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大人気アイドルグループのメンバーである二宮和也。ここ数年で、彼を取り巻く環境は大きく変化した。何が変化し、何が変化しなかったのか。本作を読めば、少しは彼に近づけるだろう。彼を観ている世界を一途に表現した作品である。
本作を読んで抱いた印象は、二宮和 -
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二宮和也さんへの100問
特に彼のファンではありませんが、彼のことが少し好きになりました。自分を客観的に見れる。だからエゴサーチもできるというのが凄いなと思いました。それで、心を病む人もいるけど、それさえも自分の商品価値に変えていく。
企業の担当者への質問の話もユニークで、面接している本人たちが会社が好きでないと確かによくない。
温故知新への考え方も良いですよね。新しいものと古いものは、お互いを際立たせる関係性にあるのも納得。
死生観の話など、なかなか面白かったです。
様々な不祥事があった芸能界ですが、この先も良い意味で彼にも変わって行ってもらいたいですね。 -
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二宮和也による初めての〈新書〉。
あえて文字だけの表現に挑戦。
40代になった著者二宮が、これまで考えてきたこと、いま考えていること――。
俳優やアーティストとしての表現のみならず、二宮和也が発信する独創的な言葉の力には定評があります。
その最新の〈哲学〉を言語化すべく、10の四字熟語をテーマに計100の問いと向きあいました。
ビジネス論から人づきあいの流儀、会話術から死生観にいたるまで、「独断と偏見」にもとづいて縦横無尽に語りおろします。
エンターテイナーとしての思考が明かされると同時に、実生活に役立つ働きかたの極意や現代を生きぬく知恵が凝縮。
世代や性別を問わず、どのページを開いても -
購入済み
あれだけの表現者が内にどんな思いを秘めてるのか、純粋な興味から読んでみました。
まず受けた印象としては、個人やグループとしてあれだけの実績を誇っているにも関わらず、本人はいたって冷静に周りを観察しているんだなということ。いうなれば、台風の目の中にいるような。環境や時代の変化をあえて楽しみ、その波に乗ってやろうという気概があるからこそ、常に最前線で活躍し続けられるんでしょうね。
本作の中では嵐の活動再開については未定と記されてましたが、満を持して復活されるとのこと大変嬉しいです!二宮くん含め、嵐がどんな集大成を飾ってくれるのか今から楽しみです!!! -
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ニノさんが好きなのもあり、こちらの本を読ませていただいた。
終始フラットな形で読みやすく、ニノさんの仕事に対する考えや、思うところが書かれていて素敵な方だな、とあらためて感じた。
テレビで観る二宮和也しかもちろん知らないし、イメージや受け取る感覚もテレビの印象しかなかったけど、この本を読んでみてテレビ以上に色々考えたり、思いながらエンタメ業界に居るんだなー、と知り凄さが垣間見えた。
おこがましいが、自分がテレビに出るとして、ニノさんのように考えながらエンタメ界を生き抜けるか?と思うと、絶対無理だと思うしフェードアウトしてると思う笑
改めて、テレビで観る二宮和也、嵐の時の二宮和也とは少し違 -
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嵐が大好きだった私は、迷わず本作を手に取った。
テレビで見ていた頃から、二宮和也という男がどうしてあれほど素早く場を整え、空気を自在に操れるのかずっと不思議だった。
瞬発力も観察眼も桁違いで、その場の空気を読むことに関しては圧倒的だ。必要とあればピエロにもなり、合いの手もツッコミも一拍の迷いもなく入れてくる。
その均衡感覚はどういう回路で成り立っているのか。長年疑問だったその謎の一端が、本書を読んでようやく解けた気がした。
まず、圧倒されるのは、知性の冷たさすら感じるほどの理性の鋭さだ。驚くほど淡々としていて、感情の衝動よりも合理の判断が常に前を走る。テレビ越しに見ていたスターの光はむしろ退 -
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ネタバレいくつかの四字熟語に関する計100の質問にニノが答えたものを文字にした本書。ニノ流哲学と紹介されてるのを見た気がするけど、個人的にはすごいクセがあると言う感じはなくて、普通にいろいろなことを経験した、物事に対する考え方、心持ちが理想の状態の大人だなという感じでした。(普通に、と言ってますが、めちゃくちゃ良い意味) 花鳥風月というワードに関しては無理やり絞り出したんだろうという感じだったから、他の言葉で聞いてみても良かったんじゃない?と思ったけど笑、独立のこととか、竹内結子さんのこととか、結構他では聞いたことがない話があったのが良かったです。
良かったところ:
・「この決断が正解だったよね」っ -
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ネタバレニノの考え方に尊敬と共感。
同時に、社会に出てまだ新人の私がもう少し経験を積んで見返したときはまた違う感情が出てくるのかなとも思った。
特に覚えておきたいフレーズが、
「相手の感情をどう引っ張り出したら、面白い展開になるか」
現状を受け止めつつ、どうやったらプラスにできるか考えられることって当たり前のように聞こえて、当たり前のことじゃない。今をどうやったら面白くできるのか、ポジティブに考えられる人でありたいと思った。
最後にホッしたのはニノも自信がないってこと。「独断と偏見」というタイトルをつけるニノに人間味を感じて嬉しかった。 -
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すごく心地の良い人なんだろうなと。
常にフラットな考え方、熱くもなく冷たくもない物言い。エンタメ界での自社商品プロデュースを極めたプロフェッショナルのお言葉。すごく貴重な一冊と言っていい。
敵を作ることなく、それでも独自の見解を貫き通している。まさに大人の理想がここにある気がした。
私の独断と偏見で、彼に『嵐』という肩書きがあるだけで、濁す言葉や有耶無耶な表現がもっとあるのではないか?と思っていたが、決してそんなことは無かった。所々、彼なりの怒りや憤りを表現した部分もあり印象的だった。
全てのものに、その熱量や人数、バランス、いろんな側面の『適量』を作れる彼の才能が、愛される理由の一つなのでは