ボストンテランのレビュー一覧
-
元ジャンキーと実直な警官‐ケイスとボブがぶつかり合いながらも惹かれていく過程が何ともスリリング。セックス、ドラッグ、バイオレンスのオンパレードなので気の弱い方は近寄らぬよう。Posted by ブクログ
-
圧倒的なスピード感や、バイオレンス、思想が絡み合うノワール。主人公のボブもさることながら、ケイスとサイラスの存在感は凄い。
言葉が重く、感動的でありながら、爽快な読後感。Posted by ブクログ -
2001年、文壇に衝撃を与えたデビュー作。ストーリー的にはバイオレンス・ミステリー的な単純なものなのだが、そこに溢れ出るポエジーが素晴らしい。もはや詩人。読んで震えるべし。Posted by ブクログ
-
ドラッグとセックスと猟奇殺人の世界…。
会話は聞くに耐えない単語の連発で閉口するのですが、地の文章がグッと来るんですよね~。著者の文章も良いのでしょうが、訳者さんが素晴らしいと思います。(訳出に難渋したとありましたが…)
ヒロインの精神的な強さも圧巻でした。Posted by ブクログ -
三冊目のボストン・テラン。
既読の「その犬の歩むところ」「ひとり旅立つ少年よ」とは異なったテイストの作品。静かに熱い女たちの戦い。文章が詩的でたまらない。『暴力の詩人』とは言い得て妙。「神は銃弾」も読まねば。Posted by ブクログ