久野泰可のレビュー一覧
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・こぐま会KUNOメソッド ①モンテッソーリの集中②ピアジェの可逆的思考③ブルーナーのらせん型教育カリキュラム④ヴィゴツキーの背伸び教育⑤遠山啓の原数学
・考えるための10の力 ①特徴や共通点や相違点を掴む②比較③順序付け④全体と部分の関係⑤元に戻したり観点を変えたりしてとらえる⑥相対化⑦逆に考えたり、時間経過を入れ替えて考える⑧ひとまとまりに考える⑨法則性⑩AとB、BとCの関係からAとCの関係を推理する
・幼児期の考える力は大人と子どもが一緒のアクティブ・ラーニングでしか育たない
・幼児期は数字を使わない原数学が大事、事物教育(身体→手→紙)と対話教育(納得した事を自分の言葉で説明する)、高 -
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民間幼児教室「こぐま会」の代表者による幼児教育論。「小学校入学時に既に基礎学力の差がついている」と現実を指摘し、学校教育の前の幼児期基礎教育の重要性を訴える。実際の教育内容は小学校受験対策だが、小学校受験に求められるのは知識の詰め込みでなく論理的思考力である、と矜持は高い。
具体的な内容は、論理に強い子を育てる、視点を変えてものを見る眼を育てる、数に強い子を、図形感覚を・・・と続く。幼児期は論理性が未発達で、数量概念もぼんやりとしかわからない。遊びの中から何かを学んでくれれば、と一般的には考えがち。自分も早期教育には否定的な考え方をもっていたが、発達心理学を踏まえてポリシーもって幼児教育して -
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AI時代に生き延びる人間になるためにも幼児教育が大切。幼児教育は詰め込みではなく、考える力を養うものだから。
日本の幼児教室はかなり世界的にみるとかなり遅れている。お受験の教室では名門私立に受かるための対策をしてくれるが、本当に大切なのは幼児期に考える力を育むこと。
早いうちから読み書きや計算を覚えさせるより、言葉に興味を持ったり数の概念を理解させる方が今後の学習をしていく上でも大切。ひらがなを覚えた後も読み聞かせを続けたり、生活の中で足し算引き算を伝えていく。
非認知能力の重要性。
著者が代表を務めるこぐま会の宣伝も少し含まれるが、お受験をしない家庭でも読んで参考になると思います。
幼児教 -
Posted by ブクログ
必要だと分かっているけれど、なかなか子供に備えてあげられない、「考える力」を身に着ける為の本。
うーん、本を読んであげることは継続しよう、しか思いつかなかった。あと、簡単な計算をしてあげるしか。難しい。
P8 「思考力に富んだ人とはどんな人」か?
→ジョブス氏には、「セルフマネジメントができる」
つまり、自己を管理して問題を解決できる能力の有無。
P32 非認知能力には「やる気」「根気」「意志力」「対応能力」「創造性」「協調性」といった幅広い内容が含まれており、もっと評価すべき。
P33 KUNOメソッドとは、思考力を育てる基礎をつくる体系的な教育法
→魅力的ですね、確かに、それ