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今ある仕事の47%が機械に取って代わられるというAI時代、人間には問題を発見し、解決策を自らの頭で考え、実践できる能力が必要となる。しかし、これまでの日本の暗記・教え込み教育では、このような力は身につかない。子どものうちから考える力を養い、根気よくものごとに取り組む姿勢を育まなければならないのだ。そこで注目なのが、近年話題のモンテッソーリをはじめ、さまざまな教育理論を研究し、「考える力を伸ばす幼児教育」を45年にわたって実践してきた「こぐま会」の方法論だ。思考力とは何か? そのために何をすべきか? 子どもの成長理論と、保護者のかかわり方をわかりやすく紹介。 【目次】はじめに/第1章 日本の幼児教育の問題点/第2章 本当に必要な幼児教育とは何か/第3章 進化する幼児教育――「KUNOメソッド」/第4章 学力よりも意欲の時代へ――小学校受験も変化している/第5章 幼児教育が目指すゴール/おわりに
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年04月22日
・こぐま会KUNOメソッド ①モンテッソーリの集中②ピアジェの可逆的思考③ブルーナーのらせん型教育カリキュラム④ヴィゴツキーの背伸び教育⑤遠山啓の原数学
・考えるための10の力 ①特徴や共通点や相違点を掴む②比較③順序付け④全体と部分の関係⑤元に戻したり観点を変えたりしてとらえる⑥相対化⑦逆に考えた...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月11日
久々に、納得感のある育児書…というか、幼児教育の本。
詰め込み教育から、自ら考えられるように変わらなければと言いつつ、つまりそれはどういうこと?と思っていたのが少しクリアになった。
情報は調べる時代。
調べ方、使い方、考え方を身につけるために。
ただ問題を解くのでなく、目の前の子がどう考えている...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月13日
読みやすい。著者の根底にある推しメン:モンテッソーリ、ピアジェ、ヴィゴツキー、ブルーナー、遠山啓の概要が1ページ以内に凝縮されていて、教育に疎い方でもよくわかる内容になっている。
しかしながら賛否両論あるネタなので、旧来の教育思想のネガキャンじゃないかと捉えられてもしょうがないかなと。でも一理あるな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月01日
AI時代に生き延びる人間になるためにも幼児教育が大切。幼児教育は詰め込みではなく、考える力を養うものだから。
日本の幼児教室はかなり世界的にみるとかなり遅れている。お受験の教室では名門私立に受かるための対策をしてくれるが、本当に大切なのは幼児期に考える力を育むこと。
早いうちから読み書きや計算を覚え...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月06日
必要だと分かっているけれど、なかなか子供に備えてあげられない、「考える力」を身に着ける為の本。
うーん、本を読んであげることは継続しよう、しか思いつかなかった。あと、簡単な計算をしてあげるしか。難しい。
P8 「思考力に富んだ人とはどんな人」か?
→ジョブス氏には、「セルフマネジメントができる...続きを読む
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