新井久幸のレビュー一覧

  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    ミステリーのお約束ごとはもちろんのこと、リアリティや世界観を作る意味などは、他のジャンルのエンタメにも通じるものがあると思った。

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    2024年08月03日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    主に本格ミステリにおける基礎教養を学べる本だけど、編集者の方が書かれているだけあって、書くにあたってのハウトゥーより心構えにウエイトが置かれている。
    具体的な発想法やプロットの立て方などにはほぼ触れられていない。超初心者向け。


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    2024年03月27日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    京大のミステリ研に所属し、長らく新人賞の下読みをしてきた筆者がミステリの「お約束」をまとめた一冊。たしか、綾辻先生が紹介されていて手に取ったんだったかな。
    タイトルには「書きたい人のための」とありますが、読み専門の私としてもミステリガイドとして楽しむことができました。おかげで付箋がまたいっぱい……。

    本筋とは関係ないかもしれませんが、最も心に残ったのは「食わず嫌いしないで、何でも読む」というアドバイス。
    私にとっての読書は娯楽であり趣味ですから、好きなジャンルの、お気に入りの作家だけ読むというのでも問題はないのでしょう。
    でも、読書に限らずどのジャンルだって、知らないよりは知っている方が楽し

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    2024年01月15日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    # 感想
    私は小説を書きません。ただ本は読むので、もっとミステリ小説の意図がわかるようになりたいと思って、本書を読みました。

    本を読み終わった後になんかおもしろかったなとか、なんかおもしろくなかったなとか思うのですが、どういう理由なのかは表現できないと感じていました。この本で少しでも足しになるといいなと思ったのですが、その一つが幻想味と論理性(P.25)かなと感じました。この本を読んで読後の表現力が上がるわけではないかなとは思いますが、一方で考える一つの要素は得られたかなと感じました。

    ここで紹介されていた本を読みながら、この本の説明を活かして感想が書けたらなと思います。

    # 抜粋
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    2023年05月27日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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     ミステリの編集者によるミステリの書き方講座。
     編集者だから、文章の書き方の踏み込みが浅いのは少し残念。
     例えば「美人」「すごい絵」という書き方ではなく、文章でどんなふうだから美人なのか、どうすごいのかを書き、美人だなあ、と読者に思わせること、というのはその通りだなあ、と思い、具体的にどんな文章ならそう思わされるかな?と思いながら読み進めたら、文章の例がなくちょっとがっかりした。
     また、ミステリにおいてネタバレは最大の禁忌ということはわかるが、ネタバレがないように十分に配慮されていたので、例の具体性が弱い。正直書き方の講座なのだから、ネタバレがあることは注意喚起した上で、具体的にどのよう

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    2023年01月11日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    ミステリを書くつもりはないが、おもしろそうなので読んでみた。作家さんがどんなことに気を付けて作品を産み出しているのか、考えるきっかけになった。プロのみなさん、いつも楽しませてくれてありがとう。

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    2021年10月21日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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    書きたいわけではないのですが
    「ミステリ入門」のほうにひかれて
    買ってみました〜。

    うん、コンパクトによくわかった!
    章題が「そうそう」な、ところも。
     意外な犯人は、「意外」じゃない
     「ふうん」な伏線じゃ驚けない
    そんな読者にむけて書く人は大変です。

    例として挙げられているものが
    ブックリストとしても使えるので
    手元に置いて使うことにします。
    まだまだ未読の本があって楽しみ。

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    2021年03月29日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ミステリを書くつもりはないが、「書き手目線を知ればミステリはもっと面白くなる」の謳い文句に、つい購入(笑)。
    「シャープなネタとカタルシスを求めるなら、一気読みできる短編を。骨太なストーリーラインや物語のうねりで謎をゆっくりと楽しむなら長編を」
    書き手に対しての提案を、読み手用に書き換えたが、頷ける言葉か。
    何よりも、古今東西のミステリの名作が多数紹介されており、既読もあれば未読もあり。あれもこれもと読みたくなってしまう。
    本書で紹介された作品が、巻末に出版社名とともに掲載されているのは、これから読もうと思う読者にはとても便利だ。

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    2021年01月14日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

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     日頃書くのはもっぱらビジネス文書ばかりだが、「文章の書き方」的な本は参考になる部分も多くて、ジャンルを問わず読むようにしている。

     本書はミステリを書きたい人のための一冊。具体的なノウハウに加えて、心構えやら、視点やら、デビューまでの道のりやら、関連するあれこれが詰まった一冊だ。

     実のところ、個人的にはミステリを書きたいどころか、小説全部でも年間10冊程度しか読んでいない。これからもミステリや小説を書くことはないに違いない。

     しかし、〈幾何の証明問題で、補助線を引くと一瞬で答えが分かるようなのがあるだろう。そういう補助線が、小説にも必要〉〈書いているうちにどんどん分量が増えていくこ

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    2021年01月06日