滝田愛美のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
就活のために買ったけどそんなこと抜きでおもしろかった本。そういう本じゃないんだけど結構エッチな描写でてきておいおいまじかよってなった
表面で見るとよろしくないとされるであろうことをしてる人も出てくるんだけど、そういう人たちにも共感してしまうし各々の心情を慮ると勝手に切ないきもちになる
人って無意識に自分にも他人に対しても社会的に暗に示されている「正しさ」を求めてしまってるけど、でも色々な経験を積んで「ただしくない」=悪、ではないということに徐々に気づいていくものなんだなあ、と思った
主人公の桜井さんのかげがうすい。平凡な感じ。けれどそれがまた正しいと正しくないを我々に考えさせるいいきっかけにな -
Posted by ブクログ
自分が切実に助けを求めている時に、確実に正しい人を選びなさいという問いは、高尚な拷問だと思う。
誰か友人がいたら、誰か大切な人がいたら、そうはならなかったのにというコメントには、正しく友人たる人、正しく恋人たる人が想定されている。
でも、ただしくない繋がりに救われている人は、きっと沢山いる。
欲を制御できない女子中学生を買うオジサンがいて、孫のような年齢の青年とホテルに赴くオバアサンがいる。
オジサンには病床につきながらも不倫しているオクサンがいて、オバアサンには孫のいる家に寄せ付けないムスコノヨメがいる。
全てが正しいものだけで繋がれている関係は、どこまで続いているのか。
そう言いなが -
Posted by ブクログ
あらすじで気になって。R-18文学賞でデビューされた方だったんですね。
礼子がなにげなく見ていたテレビで"都内の一室で火災、高齢者の男性が死亡"というニュースが飛び込んできた。
死亡した男性の名前を聞き、礼子の記憶は少女時代の過去へとさかのぼっていく。
結婚がうまくいかず「もろびとの幕屋」という個人的なシェアハウスに逃げ込んだ礼子の母親。
そこは先生と呼ばれる男が慈善事業として管理しており、聖書の朗読やお祈りがおこなわれていた。
礼子は高校生まで母親とともにそこで育つ。ちがう部屋には、体を売って稼いでいる女性たちや、同級生の太一も母親と住んでいた。
幼い頃から母親に性を咎められてきた礼子は