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Posted by ブクログ
就活のために買ったけどそんなこと抜きでおもしろかった本。そういう本じゃないんだけど結構エッチな描写でてきておいおいまじかよってなった
表面で見るとよろしくないとされるであろうことをしてる人も出てくるんだけど、そういう人たちにも共感してしまうし各々の心情を慮ると勝手に切ないきもちになる
人って無意識に自分にも他人に対しても社会的に暗に示されている「正しさ」を求めてしまってるけど、でも色々な経験を積んで「ただしくない」=悪、ではないということに徐々に気づいていくものなんだなあ、と思った
主人公の桜井さんのかげがうすい。平凡な感じ。けれどそれがまた正しいと正しくないを我々に考えさせるいいきっかけになっているような気がする。
Posted by ブクログ
自分が切実に助けを求めている時に、確実に正しい人を選びなさいという問いは、高尚な拷問だと思う。
誰か友人がいたら、誰か大切な人がいたら、そうはならなかったのにというコメントには、正しく友人たる人、正しく恋人たる人が想定されている。
でも、ただしくない繋がりに救われている人は、きっと沢山いる。
欲を制御できない女子中学生を買うオジサンがいて、孫のような年齢の青年とホテルに赴くオバアサンがいる。
オジサンには病床につきながらも不倫しているオクサンがいて、オバアサンには孫のいる家に寄せ付けないムスコノヨメがいる。
全てが正しいものだけで繋がれている関係は、どこまで続いているのか。
そう言いながら、フィクションにおいては清廉潔白な世界もちゃんと好きな私だけど(笑)
中村文則とか読んでたら、しばらく立ち上がれないくらい、真っ暗になる私だけど。
この作品に漂う、呼吸のしにくさは、いやではないなと思った。
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