作品一覧 2020/06/26更新 この血の流れ着くところ 試し読み フォロー ただしくないひと、桜井さん(新潮文庫) 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 滝田愛美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー この血の流れ着くところ 滝田愛美 ただしくないひと、桜井さんがもう衝撃的すぎて…こちらの作品出てるの知らなくて見つけてすぐに読みした。 圧巻、の一言。すごいな滝田さん…何を見て何を経験して生きてこられたんだろう。 新興宗教、小児性愛、虐待、売春、DV、シェルター、目眩する。思わず憎悪してしまうあらゆるものがぎゅっぎゅっと詰まっている...続きを読むのに、目が離せない。ページをめぐる手が止まらない。すごい作品を読んだなぁ。。。次作も楽しみです。 Posted by ブクログ ただしくないひと、桜井さん(新潮文庫) 滝田愛美 就活のために買ったけどそんなこと抜きでおもしろかった本。そういう本じゃないんだけど結構エッチな描写でてきておいおいまじかよってなった 表面で見るとよろしくないとされるであろうことをしてる人も出てくるんだけど、そういう人たちにも共感してしまうし各々の心情を慮ると勝手に切ないきもちになる 人って無意識に...続きを読む自分にも他人に対しても社会的に暗に示されている「正しさ」を求めてしまってるけど、でも色々な経験を積んで「ただしくない」=悪、ではないということに徐々に気づいていくものなんだなあ、と思った 主人公の桜井さんのかげがうすい。平凡な感じ。けれどそれがまた正しいと正しくないを我々に考えさせるいいきっかけになっているような気がする。 Posted by ブクログ ただしくないひと、桜井さん(新潮文庫) 滝田愛美 ただしくないひと、ばかりが出てきた。 でも「ただしいひと」なんて存在するのか。 そもそも「ただしい」ってなんだろう、誰のものさしではかっているんだろう… 自分が選んだことならば、それはその人にとってただしい。それで良いんじゃないかな。 Posted by ブクログ ただしくないひと、桜井さん(新潮文庫) 滝田愛美 本屋さんでちょっと気になり購入。「ただしくない」というのは、犯罪ではないけど「不道徳」というような意味かと思う。いわゆる「いけない関係」のいろいろが出てくる。潔癖症の人にとっては不愉快な話かもしれないが、人間というものの弱さを突いている気がしてなるほどと思った。弱い人間が、弱いながらも頑張って生きて...続きを読むいる姿に共感を覚えた。 Posted by ブクログ ただしくないひと、桜井さん(新潮文庫) 滝田愛美 短編集。学童に勉強を教えるボランティア活動で知り合った丸山さんと桜井さんとの関係に関する連作が表題だと思うが、嫁に嫌われて孫と会えずにいるおばあちゃんと若い男と付き合う「いくつになっても私には、」がよかった。おばあちゃんが若い男とラブホに行く場面にちょっと衝撃を受けた。 Posted by ブクログ 滝田愛美のレビューをもっと見る