フレドリック ブラウンのレビュー一覧

  • さあ、気ちがいになりなさい

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    20世紀アメリカのSF作家フレドリック・ブラウン(1906-1972)の短編集。星新一訳。

    星新一は、自分が影響を受けた作家としてしばしばブラウンの名を挙げている。物語の展開・オチの付け方とその余韻の残り方・作中の雰囲気に加えて、文体も(当然のことながら)星新一そのものなので、彼のショートショート作品を読んでいるようなテンポが思い出されて懐かしく、楽しめた。彼の無駄を排した乾いた静かな世界観と文体が好き。小中学生のころ彼の作品集を読みあさりそのテンポが沁みついていまの好みが作りあげられてしまったのかもしれぬ。

    「ぶっそうなやつら」「電獣ヴァヴェリ」「シリウス・ゼロ」「町を求む」「帽子の手品

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    2018年05月05日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    星新一が好きなので読んでみた。
    同じショートショートでも読後感は全く違っていて、どの話も主題を咀嚼するためにかけた時間が長かった気がする。

    読み終わってすぐ次の話いこう!とはならずに、一度本を閉じたくなる感じ。

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    2025年03月25日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    思わずニヤっとしてしまうような着地が美しいお話が多い。「みどりの星へ」「シリウス・ゼロ」の色彩と質感が好き。

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    2025年02月07日
  • さあ、気ちがいになりなさい

    Posted by ブクログ

    昔、評論家向井敏の「文章読本」(良い本です)の作家のもつ文体の説明で、翻訳者による文体の違いの例として、ブラウンの星新一とほかの人の翻訳文章例があったのを思い出し、本屋で翻訳者をみて思わず買ってしまった。
    計12編、最後の表題作のみ90ページと長い。
    星新一訳が特に良いとは思えず、その点では期待が高すぎたようだ。
    ミステリ系では「ぶっそうなやつら」「町を求む」、SFでは「みどりの星へ」「ユーディの原理」が面白かった。
    むかし創元SF(&推理)文庫でブラウンの短編集を読んできた者にとっては、相変わらずの、期待通りのブラウンでした。

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    2023年05月23日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    ネタバレ

    そう来たか、という展開が多く、一つ一つが楽しめた。

    敢えて一つ選んで触れるならやはり表題作。
    正直、話として面白いわけではない、ただ、妄想や記憶喪失と聞いた時に、単に病気と判断できない、本当はどうなのかと考えだすと頭がこんがらがってくるようになる。そんな話。

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    2018年02月02日