黒沢永紀のレビュー一覧

  • 軍艦島入門

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    廃墟系写真集のようなものを予想していたが、軍艦島の歴史や現状(=観光資源や歴史的価値)などが綴られていて興味深かった。今となっては、昭和(という時代)にタイムスリップできる貴重な場所なのかも...。

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    2014年12月21日
  • 軍艦島 超景

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    すごい迫力。台風で大波をかぶっている写真も大迫力だけど、
    ボロボロでほこりをかぶった建物の中、トイレやカレンダーや
    木製のタライがあったり、水場に「水をたいせつに」と
    書かれていたり、あぁここに人々の生活があったんだなぁと
    感じさせられる写真が何枚も・・・。

    無人でも妙に存在感がある軍艦島。
    廃墟となり、どんどん朽ちていく建物。
    次に訪れた時には、あそこがココが崩れてるという状態なのでしょう。最低限メンテナンスして、保存した方がいいような気がします。

    撮影者が急逝し、暗号化されたりロックがかけられたりした
    画像ファイルがまだいくつもあるとのこと。
    それほど大切に用心深く保管されていた画像フ

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    2014年01月12日
  • 軍艦島入門

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    ≪目次≫
    第1章  黒ダイヤの島
    第2章  軍艦島 その特殊性
    第3章  軍艦島 驚きの暮らし
    第4章  軍艦島のすごい建物
    第5章  軍艦島ミステリー
    第6章  知られざる秘話
    第7章  軍艦島  未来へ
    付属   軍艦島へ行くために

    ≪内容≫
    非常にコンパクトに軍艦島についてまとめられた本。写真集などよりも歴史に興味のある私には有益な情報がたくさん盛り込まれていた。
    また、最後に付属している「軍艦島へ行くために」は、ツアーの種類(会社)やその内容、また資料館のことなどが盛り込まれているととも、第7章には、今後の軍艦島の方向性も見えていて、大変興味深かった。

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    2013年08月18日
  • 軍艦島 超景

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    「軍艦島」という字面をみると必ず手に取る習性が身についてしまっている。軍艦巻でも反応してしまうほどだ。食うけど。
    この写真集は「超景」と謳ってるだけあり壮絶なカットが多い。
    特に大波を受けているシーンはまさに軍艦。波間を進む軍艦だ。紀元前の遺跡かと錯覚するような島内は儚く美しい。
    これからも朽ち果てて行くのだろう。惜しいのは軍艦島の撮影に半生を賭けていたカメラマンの方が亡くなってしまっていること。誰が今後の様子を見守るのか、気になるところだ。

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    2013年07月14日
  • 軍艦島 全景

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    ネタバレ

    石炭で大いに栄えた軍艦島という最先端技術の結晶の未来都市が人間が去ることで機能を停止し、
    そのおかげで昭和という時代を当時のまま閉じ込めた唯一の都市になったことに郷愁を感じます。
    そして経年劣化により崩壊していく昭和の都市の黄昏に寂寥と魅力を抱きます。

    軍艦島とラピュタは似てるなと思った。

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    2013年02月27日
  • 軍艦島 全景

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    いまや“廃墟”のシンボルともなった軍艦島の写真集。
    住宅棟・鉱業所棟・地下などの豊富なカラー写真を網羅している。
    それぞれの写真が、島のどのあたりのものなのかという地図が写真ごとにつけられているので、島の全容をつかみやすいし、島を散策している気分も味わえる。

    明るく静謐な廃墟の写真は、そこにかつての人々の生活をなまなましく想像できるからこそ、時の流れから取り残されたような神秘的な美しさに満ちている。
    懐かしいようでいて、人を寄せ付けない時の壁――。これがあるから、人々は廃墟にここまで魅かれるのだろう。

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    2011年02月14日
  • 軍艦島入門

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    上陸する前に読めばよかった。見所がたくさん載ってます。それ以前にどこかに行く前に予備知識があるとないとで目の付け所が変わりますね。

    どんどん朽ちてしまっている軍艦島だけど、見学通路さらに増やしていただきたいなァ。あと、今回は池島炭鉱に行けなかったけれど、これ読んでさらに行きたくなった。次は絶対行く!

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    2022年03月09日
  • 軍艦島入門

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    6月、軍艦島に初めて上陸しました。行く前に読めばよかったなあ、軍艦島のことが詳しくわかる入門書です。7章を読むと、著者の方はしみじみと軍艦島がお好きなのだろうなあと思う…(笑)。

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    2021年12月11日
  • 東京ディープツアー 2020年、消える街角

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    ネタバレ

    うん、確かに2020には消えてしまったものたち。消えることがわかっている(と思われている)空間は自由だ。

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    2020年02月03日
  • 軍艦島 超景

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    ネタバレ

    最初のページのほうに荒波が軍艦島を襲っている写真があるが、その迫力がたまらない。こちらまで息をのんでしまいそうなほどだ。超景というほどのことはある。

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    2022年07月15日
  • 軍艦島 奇跡の産業遺産

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    軍艦島は写真集で見た事はあるのだが、どんな島かというのはよくわかっておらず、もっと軍艦島について知りたいと思って手に取ってみた。軍艦島について詳しく、そしてわかりやすく掘り下げて書いてあり、どんな島かというのが理解できた。

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    2015年06月28日
  • 軍艦島入門

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    黒いダイヤと言われた石炭。炭鉱は一大資源産業であり、その中でも最も良質な石炭を算出したのが軍艦島。昭和49年の閉山より崩れゆく無人の廃墟としてひっそりと時を刻んできた。近年、産業遺産としてにわかに脚光を浴び2009年には世界遺産の暫定リストにまで掲載されるに至った。往時は日本屈指のアーバンシティであり、生活に必要なものは全て整っていた最先端地域である。稠密な高層鉄筋コンクリートのアパート群には往時の繁栄の跡がうかがわれる。本書では島の謎、ミステリー、歴史、未来をたくさんの写真で語らせている。この島の現実は日本経済発展の光と影をそのまんま投影している。

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    2014年06月25日
  • 軍艦島入門

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     かつては廃墟探索マニアの聖地であり違法侵入も関係なく足を踏み入れていた場所。

     それがいつの間にかに表に堂々と現れてきた、しかも世界遺産登録を目指してとある。

     古いものはこうも人を魅了するのかという教科書的な場所だろうとは思うがこの変わり身の早さが気に入らない。朽ちるものは朽ちるそのまま朽ちさせてみてはいけないのだろうか。

     それでもこの島はいつまでも人を魅了していくのだろう。

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    2013年10月28日
  • 軍艦島 全景

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    寝る前に、ボヤ〜と眺めるにはいい本ですね。癒されます。旅行行きてえなぁ〜と言う衝動が抑えきれなくなった時にこういうのを見て誤魔化します。

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    2009年10月04日