周藤蓮のレビュー一覧

  • バイオスフィア不動産

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    なんか良かったよ。
    星の平均を上げるために5つ星にしました。
    セーラー服なのに中身はおっさん。
    表紙よく見たら、バイオスフィアの家なんだ…
    科学的な物事は軽いというかエッセンスで…
    設定は良い
    漫画的?なところが良いのか…
    アレイの言動が気になったけど、未来の若者はあんな感じにぶっきらぼうなのかもしれない

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    2024年07月23日
  • バイオスフィア不動産

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    生存に必要なあらゆるものが生成され、住民の望む形にその内部を変化させる住宅が発明された未来が舞台のSF。
    バイオスフィアⅢ型建築という存在やサイボーグなどが出てくるものの、その技術的背景などが掘り下げられることは少ないので、そこに物足りなさを感じる人はいるかも知れない。

    すべてが自己完結する空間が実現してしまったが故に起きた他者との断絶や、社会の崩壊をバックグラウンドにしながらも、全く異なる様相を見せる個々の住宅がロードトリップのような感覚にさせる。
    それぞれの論理や壁を持ちながらも前に進んでいくアレイ・ユキオの存在が強く物語を牽引していた。

    ストーリーとしてはもっと広げられる余地があるし

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    2023年06月25日
  • バイオスフィア不動産

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     ミステリ仕立てのSF。バイオスフィアⅢ型建築とは、内部で資源とエネルギーの全てが完結し、そこ住む人に恒久的な生活と幸福を約束する、未来の住居。言い換えると、死ぬまで外に出なくてもすむ完全引きこもりを可能とする住宅である。元ネタはバイオスフィア2実験だろう。

     主人公であるアレイとユキオイはバイオスフィアⅢ型建築の管理を担う後香不動産でサービスコーディネーターとして働く社員である。まあユキオは正確に言うと備品(デバイス)扱いだ。彼は人間ではなく「機械」なのだ(ちょっと訳あり)。その姿は表紙カバーのイラストにあるとおりで、あたかも黒いマネキンにセーラー服を着せたよう。
     彼らは要するにクレーム

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    2023年01月14日
  • 賭博師は祈らない(5)

    匿名

    購入済み

    よかった。1巻からすべて繋がる最終巻。(予想外の展開の連続!)その結末までぜひ最後の最後のページまで読んでほしい。(続きがよみたい…

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    2022年01月04日
  • 賭博師は祈らない(5)

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    1巻から5巻までの集大成とはまさにこの事。
    作中での要素やこれまでの物語を余す事なく詰め込んでいる素晴らしい最終巻。
    ここで終わることに寂しさを覚える。

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    2021年10月04日
  • 賭博師は祈らない 3

    購入済み

    一冊まるまるリーラをとりもどすためのラザルスの賭け。かっこよかったです。2話目ぐらいから夢中になって読んだ漫画でした。原作と併せてどちらも楽しんだ。

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    2020年05月06日
  • 賭博師は祈らない 2

    ネタバレ 購入済み

    このコミカライズで一番好きなシーンが今巻の、ブラックチョコレートハウスの手下がラザルスの家を訪れ、偽札流出の容疑者としたリーラを攫ってゆくまで。原作ではこの場面はラザルス視点で語られるのでリーラがどう感じていたか窺えないが、コミカライズでは自分が容疑者とされていること、リーラを回収したいと話すブラックチョコレートハウス側に対してラザルスがきっぱり反論したことなどをリーラが扉の向こうで聞いている、その様子が描かれている。原作では視点が描かれないリーラの心が動いているのを表情で見られるのがコミカライズならでは。お互いに手を伸ばす場面もとても良かった。この2巻には描き下ろし小説もあるのでおすすめ。

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    2020年05月06日
  • 賭博師は祈らない 1

    購入済み

    コミカライズなので原作と内容は一緒だが、漫画は奴隷として買われたあと変わっていくリーラの表情がいい。闘鶏のシーン良かったです。

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    2020年05月06日
  • 賭博師は祈らない 3

    l

    購入済み

    展開に興奮

    おもろかった!
    ありがとう

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    2020年04月24日
  • 賭博師は祈らない

    購入済み

    賭博師と、儲けすぎて目を付けられないためにという理由で主人公に買われた奴隷少女にまつわる話、事件と顛末。コミカライズが良かったので買ったが面白い。とても良い。他では見たことがない話で素敵だった。

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    2020年03月30日
  • 吸血鬼に天国はない

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    非合法の運び屋と天涯孤独の吸血鬼。
    ジャンルはファンタジーロマンス。
    大戦と禁酒法によって旧来の道徳が崩れ去った時代。
    嘘と秘密を孕んだ空っぽの恋。

    心理描写が好物な自分にとってこの作品は的を得ていてサクサク読めました。
    怪物に恋したって良いじゃないか。ちっぽけな幸福だろうがだからこそ大きな幸福を探せるものです。

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    2020年01月19日
  • 賭博師は祈らない

    k.h

    ネタバレ 購入済み

    倍プッシュだ…!

    男が生きるためには守るべき女が一人いればいい。ただそれだけで生きる活力が湧いてくるものだ。
    「どうでもいい」が口癖のコインを投げれば常に女神が微笑む神に祈らない主人公もそんな"男"の一人だった。

    "父親"の意思を引き継ぎ賭博師として目的もなくただ日々を生きていた彼も、守るべき少女と出会うことで人生が大きく変わる。
    ホコリの積もる彼の心は少女によって、鮮やかな色を放ちはじめる。

    そんな心温まる優しき青年と少女の物語。

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    2019年12月05日
  • 吸血鬼に天国はない

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    たたみかけてくるエモさに、めまいがしてしましました。
    大戦後の禁酒法の時代。非合法の運び屋と吸血鬼の恋物語です。

    冒頭からロマンチックな出会いが描かれ、運び屋という仕事の中でそれぞれの心情、吸血鬼の設定が掘り下げられていきます。
    いわゆる吸血鬼の特徴の使い方がとにかく上手いです。
    少しずつ近づいていく中、一つの事件をきっかけに疑念が募っていくのです。
    人間と吸血鬼(化け物)という決して交わらない二人がトリッキーな形で交流する傑作。
    280ページに叫んでしまいました。

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    2019年08月20日
  • 賭博師は祈らない(5)

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    最終巻。今回は前回までのような賭博勝負といった趣は弱くなって、前回の後日談といった内容。4巻が良かっただけにここで終わるのはもったいない気もするが、最後は綺麗に終わって作者の人と感性が合うような気がした。アニメ化しないかな。

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    2019年01月18日
  • 賭博師は祈らない(4)

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    どうなることか、今度こそラザルス死んでしまうとハラハラした。
    それだけに最後は……! 見開き挿絵のフランセス見ましたか? 説明できないけどこんなぴったりな表情、はあ〜夫婦か!!
    繰り返し現れるフレーズや伏線回収も良いです。「十字架なくして王冠なし」。
    次巻で最後とのこと、名残惜しい。すごく良いものが読ませていただけると期待して待ちます。
    ところでなぜか最初からフランセス(CV能登麻美子)で脳内再生されてる

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    2018年11月20日
  • 賭博師は祈らない(4)

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    会心の出来と思わせてくれるぐらい良かった。主人公の過去のモヤモヤした部分をこれ以上ない形で物語に落とし込んで昇華させていて、読んでいる方も胸が熱くなった。

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    2018年06月19日
  • 賭博師は祈らない(3)

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    この間も読み応えたっぷりで、中世的でハードボイルドな世界観を堪能できる。リーラのキャラとしての魅力がどんどん増しているのもなんだかこそばゆいながらも素敵

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    2018年04月17日
  • 賭博師は祈らない(2)

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    1巻でリーラという奴隷の少女を助けたため
    帝都ロンドンから都落ちすることになった
    賭博師のラザルス。

    次の落ち着き先はバースと決めたのは
    良いのですが、道中で事故に巻き込まれ
    地主の少女、エディスに出会って…。

    という導入。

    今回は、リーラを『買いたがって』いた人物と
    勝負がつきます。

    但し、彼が怨敵となりそうなのは
    この時点で明白なのですが…。

    リーラも、そして今回彼に助けを求めた
    エディスも、頗るいい女です。

    聡明だし、心優しいし。

    ラザルスも、ここという勝負どころでは
    とても格好がいい。

    義侠心とか男としての血の熱さが、理性の下に
    ちゃんとあって、守るべきもののために勝負

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    2017年12月18日
  • 明日の罪人と無人島の教室2

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    1巻魅力的をそのままに、登場人物それぞれの考える様々な秀逸なアイディアが次々と登場する作品で、作中全般で驚きながら読めるため、中々に面白い。
    並行してミステリーっぽさもあるので、色々と考えながら読めるのも良いです。
    ただ、人の未来が見通せる、等を始めとした突飛な設定を色々と置いている割に、現実的に考えてこうでしょう、みたいな設定を突然持ち出してくる辺りに、ミステリーとして見ると読者にunfairに感じられるのと、ツッコミどころが多く見えるのが残念な所。

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    2022年10月24日
  • 明日の罪人と無人島の教室

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    人の将来を有限の可能性に絞り込めるようになった未来において、必ず犯罪すると予測された少年少女が無人島に集められ、共同生活を行う上で様々な事件に遭遇するお話。
    非常にわくわくさせてくれる設定で、また、細かな謎解きをメインとしての展開が所々意表を突かれて良かった。キャラクターが多い(生徒だけで12人)のに、全員に非常に独特な設定が振られており、その特徴を活かした展開が続くのは凄い。
    ただ、方々に風呂敷を広げているため、あまり収集がついていなかった印象はどうしてもあったかな。

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    2022年10月19日