吉川圭三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は日本テレビで「恋のから騒ぎ」や「踊る!
さんま御殿」などを手掛けたプロデューサーです。
つまり一緒に番組を作った側からの「さんま」の
実像に迫るわけです。
と言いましても、多くのバラエティ番組でさんま
のこれまでの人生を描いた再現ドラマは制作され
ています。
この本ではむしろ実際にあったエピソードの記述
よりも、さんまの内面的な、明石家さんまという
人が、どんな考えに基づいて形作られているかが
語られています。
もちろんさんま当人が語ったわけではありません。
著者の考察によるものです。
それでもさんまが本として出版されるのを許諾した
のだから、当たらずとも遠からず、なのか。
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Posted by ブクログ
ビートたけし、明石家さんま、所ジョージとの仕事を経験し、彼らの知られざるプロ意識を体験したTVプロデューサーが語るテレビ業界論。
彼ら3人は常にテレビの観客を意識している。所ジョージなんか、なにも考えずに淡々と司会をこなしているだけのように見えるが、そこには裏付けられたプロフェッショナルなスタイルがある。彼らは何百万円ものセットや衣装を面白くないという理由でボツにするし、放送コードのギリギリを攻めつつも、決してはみ出すことはない。
著者はそんな彼ら3人のプロ意識を受け継ぎ、今の停滞しているテレビ業界を変革したいと願う。「シン・テレビ」だ。
確かに、たけし、さんま、所を担う人材は存在すると -
Posted by ブクログ
帯[なぜ、いつも上機嫌なのか?]→あの才能の謎がわかる本かな、自分も人と喋るの少し上手くなれる本かなと思ったら大間違い(^o^)
自称おマヌケキャラのプロデューサー吉川氏による、さんまエピソードが散りばめられた気軽な文体の読み物でした。
エピソードは、さんまの謎を解く手がかりではあるが、謎は深まるばかり。
何を読み取るかは読者に委ねられている。
誰かに分析される本なんて、さんまは嫌がるだろうと思ってた。さんまは笑いや明るさを商売にしている。夢を売っているようなものだ。解説なんかしたら白けてしまう。
分析癖があるという吉川氏が、その気持ちを何とか抑えつつ、テレビでは流れ消えるさんまの魅力を書き -
Posted by ブクログ
若い頃から、さんまさんと長く付き合ってこられた、
吉川さんによる『明石家さんま』の人物を紐解く内容。
とても面白く読めました。
さんまさんにとって、全ての時間が
「人を楽しませる」実践の場であり、トレーニングの場であること。
これは、仕事とプライベートを
あまり分けて考えていない自分にとっても、
腑に落ちる生き方に思えた。
そんで、どっちも楽しんでるし、
どっちにもしんどい部分はあるし。
それをベースに、様々な番組の表側と裏側や、
プライベートでの付き合いなどを赤裸々に描きながら
読み手に『明石家さんま像』を形成してくださいます。
さんまさん、すごいなー。