竹内友のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ天平杯が終わってちょっと休憩の巻。といっても休憩してないけど(笑)多々良は進路とパートナーに悩み、無事に高校へ入学。そこで賀寿と再会。そして何やら千石さんに興味津々の女の子(クラスメイト)と出会う。
ちーちゃんは多々良のパートナー候補なのかな?まこちゃんも可愛かったけど、ちーちゃんもツンデレな感じがカワユス(笑)そして千石さんの燕尾服姿にキュン!ときた。普段とのギャップにクラッときてしまうww踊っている姿はカッコいいし。
多々良が自分たちの元まで上がってくることを楽しみにしている兵頭と雫。多々良にも早く良いパートナーが見つかって、また熱い戦いを見せてほしい。やっぱり試合の話が面白いし。次は来年 -
Posted by ブクログ
もう一度最初から積み上げるように。待っている人に追いつけるよう努力する多々良がとてもカッコイイ巻でした。
基礎に立ち返ろう。天平杯で自分の無力さを噛み締めた多々良。今巻では自分の過去を振り返り、欠点を見つけようとしていきます。待っている人がいるから、またあの楽しく燃えるような舞台に立つために歩き出す主人公。主人公がこういった姿を見せてくれるからこそ少年漫画を自分は見続けていたいと思えるんです。シャドーの身分からパートナーを寄ってくるリーダーになるためにはまず自分が足りないものを埋める。地味な作業ながらとても重要なステップに移った今巻は実に面白かったです。
今までは運良く優しいパートナ -
Posted by ブクログ
才能に溢れすぎていてアンバランスかなと思っていた主人公に、明確に壁が見え始めた巻。ライバルの存在感がいい。
あと女性キャラのウエストラインの綺麗さが感動すら覚えるレベル。絵がうまい作者とは思っていたけど、このあたりにはかなり魂こもっているなと。このまま突き進んでいただきたい逸材。
しかしちょっと難を言わせてもらうと、コミックス化にあたって簡単なキャラ紹介をつけるとかの配慮をしてほしい。フルネーム把握してない所で、いきなりキャラによって苗字だったり下の名前だったりでバラバラに呼ばれるとかなり混乱。公式ページにキャラ紹介もないし、Wikiで調べましたよ…… -
Posted by ブクログ
自分の非力を嘆き、パートナーのために自分の持てる術を出しきった勝負の結果がでた4巻。
パートナーとしてのバランス。今回の天平杯は最初からボールルームダンスにおいてなぜパートナーがいるのか、それに関しての闘いだったのに尽きます。リーダーを額縁、パートナーを花と喩え、どちらか一方が突出してもその絵は完成しない。その関係を人間関係と上手く絡め、ガジュがまこに求めるもの・まこの負い目・多々良の嘆き・雫の焦燥とそれぞれが持つコンプレックスや葛藤を描いていたのが印象的でした。
感情を描ききる。ボールルームダンスは感情の表現でもあります。タンゴの熱感、愛憎、強靭、激。スローフォックスの重厚感、滑ら