徳永圭のレビュー一覧

  • 片桐酒店の副業

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    ネタバレ

    片桐酒店が副業として行っている配送業にまつわるお話し。 配達するのは荷物だけじゃないんだね。 不覚にも、涙してしまいました。

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    2014年02月19日
  • 片桐酒店の副業

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    軽いコメデイタッチなのかなと思って手にしたが、結構なボディブローを喰らった感じ。人生いろいろだけど気持ち一つだよね。口角を上げて行きまっしょい。

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    2013年12月08日
  • 片桐酒店の副業

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    ネタバレ

    私よりもずっと若い作家さんの作品とは思えない。言葉の選び方がすごく大人っぽいのに新鮮。登場人物も個性的で、特に主人公の片桐さんは、陰がありながら、そこが魅力になってるような…どういう背景があるのか、ずっと気になってしまう。亡き父の遺志を受け継ぎ、酒屋の傍らなんでも配達する副業をやっている。それでいて、亡き親友の死に関して、ずっと自分を責めて生きている。最初に登場した金欠学生丸川君も、最後の藍ちゃんも、この一冊のストーリーの中で、少しずつ成長し乗り越えられているような気がして、読み終えた時に、とても爽快な気分になれた。

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    2013年09月25日
  • 片桐酒店の副業

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    どっちが副業なんだ。。
    酒屋の片桐は、暗い過去を背負っている、、のか。
    そこがちょっとわかりづらくて、
    つらいというのはよくわかるんだけど
    多分、片桐の性格なんだろうなぁ。
    男性らしい後悔の仕方。。という感じがした。
    決して男らしくないところが。

    最初の話と悪意を届けるのが面白かったなぁ。

    ちょっと、最後はスローダウンしてしまった感じ。

    丸山くんじゃなくて丸川くんととコンビにして、
    いろんなものを届けてほしい。

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    2013年05月07日
  • 片桐酒店の副業

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    ネタバレ

    法にふれない限り、とあったので、何を運ぶのか楽しみにしていたけど、
    運ぶものはいたって普通だった。法すれすれの、というわけでもないし。
    「悪意」だけ、印象にのこった。
    酒屋が副業なのか?

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    2013年04月12日
  • 片桐酒店の副業

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     ものすごく重い荷物をやっとおろそうとし、清清しく前を向いた爽やかな感じが伝わってくるラストがとても好き。

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    2013年01月16日
  • 片桐酒店の副業

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    父の営んでいた酒店を引き継いだ片桐。
    「困ったときのまごころ便」と父が言っていた配達業も引き継いだ。
    依頼をされればなんでも運ぶ配達業である。
    小さな子どもの母親への想いから、さびしい女の悪意も運ぶ。
    様々な形をとる気持ちを運んでいるうちに、
    自分の気持ちにも折り合いをつけていくことになる。


    『お荷物何でも配達します』の張り紙をみて、
    常識をこえたモノの配達を託す人もでてくるけれど、
    まぁ、いい。

    抱え込んだ過去を脱ぎ捨てるきっかけに出会えた人は幸せだ。

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    2013年01月05日
  • 片桐酒店の副業

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    おもしろかったんだけれど、時々読みにくさを感じる文章だった。
    なんとなく、「まほろば駅前~」が思い浮かんだりして。
    ラストはまぁ、なんとなく無難な感じかな。
    悪くはないんだけれど、少し何かが足りない感じ、、
    「その後」がちょっと気にもなる。

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    2012年09月26日
  • 片桐酒店の副業

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    静かな空気で進むのでほっこり系かと思ってたんですが、うーんどうだろう?エピソードの掘り下げもそれぞれ少し物足りない印象。

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    2012年09月17日
  • 片桐酒店の副業

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    ネタバレ

    人は何かしら苦痛を抱えている。街の酒屋を継いだ男は、父の副業であった「まごころ宅配便」も営む。そんな宅配便に因む物語が続いていく。映画のシナリオみたいだ。

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    2012年08月23日
  • 片桐酒店の副業

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    【収録作品】プロローグ/第一章 短期バイトの憂鬱/第二章 電車のような宇宙船のような何か/第三章 悪意/第四章 海と傷跡/第五章 浅野訪問者/エピローグ

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    2012年08月15日
  • 片桐酒店の副業

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    酒屋に集まる配達の品々…贈る人、贈られる人それぞれの人間模様、心象。
    読む前に持っていた印象とはかなり違ってた、もっと「ほっこり中心」の小説だと思っていたんだけど。 
    これはこれでありだけど、意外だった。

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    2012年07月03日