感情タグBEST3
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面白かった♪片桐酒店の副業は「困ったときのまごころ便」(^^)何でも配達してくる(゜▽゜*)でも嫌な上司へ「悪意」の配達には驚いた(^o^;)重い話の中でも、時々登場する店番のフサエさんやアルバイトの丸川くんが和ませてくれる(*^^*)
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”法に触れない限り、なんでもお届けします!”-冴えない酒屋の片手間の仕事のはずが、ワケあり注文が増えてきた。
「アイドルに贈り物を手渡ししてほしい」、「上司に悪意をとどけて」などの難題に直面する無愛想な若き二代目店主、片桐章。
彼もまた胸に大きな遺失物を抱えていた・・・・
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直線的ではなく、色んな線が現れて、時々驚く。
未整理な気がする。
ただ、心の揺らぎを表現する手段なのかもしれないけれど。それほどは成功していない。
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ちょっとハートフルな感じでよかったです。
一話目のバイトくんが途中からまた登場してくれてホットした。
悪意はちょっと怖かったけど、こういう嫌がらせの仕方もあるんだあとなんか、興味深かった。その後彼女がどうなったのか心配ですが。
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おもしろかった。
副業ってなにかなーっと思い手にとる。
なんでも運びます、まごころ便。
いわゆる何でも屋的な。
雰囲気としてはしおんさんの「まほろ駅前」に似てる。
そーいや表紙の感じも似てたかも。
主人公さんがどーも心にキズありそう、なとことかも。
最初がバイトくんのお話だったので(ちょいちょい丸川くんが丸山くんと呼ばれるのを訂正するとこがおもしろかった)彼と片桐さんがコンビ組む感じかなーっと思ったんだが、2話目は片桐さん1人だったので少しああ、
1話完結なんだーっと。
まあ、結局はまた登場してきたけど。
悪意を運ぶ回は、ちょっとドロッてしてた。
病院で会った女性がもう一回でてくる、上に、
最初の彼女もそーだったのかーっと。
なーるほど、そーゆーことか、と納得。
苦しんでた過去の自分も、否定するんじゃなくて、
受け入れて、前に進め。
とても読みやすい文。
続きがあれば読んでみたい
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子供が作ったおもちゃの宇宙船や離婚した妻との思い出の壺を送り届ける片桐章.嫌な上司に悪意を送ってくれと頼まれ、それにも対応する.冒頭に出てきた少女 望月藍の話も面白い.貧乏学生の丸川のちャラクターも良い.
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自分が勇気を出さなかったため失った彼女は、自分の親友を選んだ。自分の気持ちを押さえようとしながらも、ちょっとした意地悪をした結果、親友は亡くなってしまった。自分を責め、家業の酒屋を継いだ片桐。封印していた思い出や感情が色々な人と出会うことで引き出されてくる。
「もし今現実から逃げてしまったら、苦しみに耐えていた、生きようとしていた過去の自分までも否定することになってしまう。今はそう思うようになった」心に残る言葉
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ジャケ買いしました。
ナミヤ雑貨店の奇蹟とカササギたちの四季とまほろ駅前多田便利軒を何となく連想しました。
最初の2章を読んで、こうゆうカンジで進んで行くんだろうな、と思ったら最後はいい意味で裏切られました。
自分が向き合って来なかった過去が思い出されてチクリと胸が痛みます。
「過去に折り合いをつけるって、よく言うだろう。最近思ったんだよ。それって実は、けじめをつけることとは少し違うんじゃないか。過去を抱え込んだまま、生きていくことを選ぶことなんじゃないかって。」
…心に残る台詞でした。
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「法に触れない限り、何でもお届けします」という帯にひかれて読んだけど、法律ぎりぎりの荷物なんてそんなに出てこないし、もっと深い話かと思ってたのに期待外れでした。片桐酒店の面々には好感が持てたので、丸川くん、フサエさんにももっとスポットを当てたら良かったように思います。
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法にふれない限り、何でも届けてくれる酒店。
アイドルに贈り物や、上司に悪意。
普通では考えられないものでも届けてくれる。
あたしなら、誰に何を届けてもらうんだろう。
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酒屋の副業って何だろう??と思いましたが、
なるほど。
読みやすい内容でした。
最初の方に登場した人が、
実はキーマンで、のちに再登場したり。
片桐さんのその後も知りたいなあ、と思いました。
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片桐酒店の副業「なんでも運びます、まごころ便」。
お届け物も事情も様々。ほっこりからドロっとしたもの色々。依頼は物ではないものもあり、どうやって届けるのか?とちょっとドキドキした。
しっくりこないところもあったけど、続編が出るのなら読みたい。片桐のこれからが気になる。
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サワサワと進む短編は、一風変わった副業。連なる依頼が、封印したやり直せない後悔と自責の過去を引き出す。もう一人の自分を救いながら自らも答えを見つけ出す…冊末の一編へ、、。
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とても読みやすい文章を書く人です。
だからこそ、もう少し
人物描写に想像の膨らむ深みが欲しかったなあ、と。
嫌味がない、不快さを与えない人しか出てこないって
やはり心地いいです。
そういう小説です。
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軽いコメデイタッチなのかなと思って手にしたが、結構なボディブローを喰らった感じ。人生いろいろだけど気持ち一つだよね。口角を上げて行きまっしょい。
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私よりもずっと若い作家さんの作品とは思えない。言葉の選び方がすごく大人っぽいのに新鮮。登場人物も個性的で、特に主人公の片桐さんは、陰がありながら、そこが魅力になってるような…どういう背景があるのか、ずっと気になってしまう。亡き父の遺志を受け継ぎ、酒屋の傍らなんでも配達する副業をやっている。それでいて、亡き親友の死に関して、ずっと自分を責めて生きている。最初に登場した金欠学生丸川君も、最後の藍ちゃんも、この一冊のストーリーの中で、少しずつ成長し乗り越えられているような気がして、読み終えた時に、とても爽快な気分になれた。
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どっちが副業なんだ。。
酒屋の片桐は、暗い過去を背負っている、、のか。
そこがちょっとわかりづらくて、
つらいというのはよくわかるんだけど
多分、片桐の性格なんだろうなぁ。
男性らしい後悔の仕方。。という感じがした。
決して男らしくないところが。
最初の話と悪意を届けるのが面白かったなぁ。
ちょっと、最後はスローダウンしてしまった感じ。
丸山くんじゃなくて丸川くんととコンビにして、
いろんなものを届けてほしい。
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法にふれない限り、とあったので、何を運ぶのか楽しみにしていたけど、
運ぶものはいたって普通だった。法すれすれの、というわけでもないし。
「悪意」だけ、印象にのこった。
酒屋が副業なのか?
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父の営んでいた酒店を引き継いだ片桐。
「困ったときのまごころ便」と父が言っていた配達業も引き継いだ。
依頼をされればなんでも運ぶ配達業である。
小さな子どもの母親への想いから、さびしい女の悪意も運ぶ。
様々な形をとる気持ちを運んでいるうちに、
自分の気持ちにも折り合いをつけていくことになる。
『お荷物何でも配達します』の張り紙をみて、
常識をこえたモノの配達を託す人もでてくるけれど、
まぁ、いい。
抱え込んだ過去を脱ぎ捨てるきっかけに出会えた人は幸せだ。
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おもしろかったんだけれど、時々読みにくさを感じる文章だった。
なんとなく、「まほろば駅前~」が思い浮かんだりして。
ラストはまぁ、なんとなく無難な感じかな。
悪くはないんだけれど、少し何かが足りない感じ、、
「その後」がちょっと気にもなる。
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人は何かしら苦痛を抱えている。街の酒屋を継いだ男は、父の副業であった「まごころ宅配便」も営む。そんな宅配便に因む物語が続いていく。映画のシナリオみたいだ。
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【収録作品】プロローグ/第一章 短期バイトの憂鬱/第二章 電車のような宇宙船のような何か/第三章 悪意/第四章 海と傷跡/第五章 浅野訪問者/エピローグ