古川裕倫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
個人的には、ふむふむ、と学びになることが多かった。今まで関わったマネージャーを思い浮かべながら、納得できる部分があった。
自分は今部下という立場にいるが、その上でどんな行動を取るべきか、というのを考えさせられた。
・するべき仕事と同時に、しなくてもいい仕事を伝える→部下の不要な業務を削減
・「どれを選ぶか」より「いつ決めるか」の間違いの方が多い→判断せず悩んで先送りにすることが一番リスクがある→判断を失敗しない人はいない、判断して行動して時に失敗して、振り返って次に進む
・部下には自分の弱みをさらけ出して、チームプレイを心がける→これは自分は苦手だが、あなたは得意だからあなたに任せたい
・ -
ネタバレ 購入済み
ひどい上司に当たった場合の対処法を書いた本…から始まる自己啓発本。
ひどい上司の特徴を大まかに3つに分けてどのように関わっていくかの対処法を書いている。
自分が上司側である人にも部下にどのように見られてしまうか、部下にどのように接すべきかという戒めのような物も書いてある。
最後には会社人としての成長する上での心構えを説いておしまい。
上司と喧嘩せざるを得ないならしっかり準備しましょう。
外堀埋めよ。単独でやるな。逃げ道を残せ。普段から信頼を得ておけ。目標達成さえすれば他はくれてやれ。
という至極まっとうな内容である。 -
Posted by ブクログ
商社を46歳で辞め芸能プロダクションに転職したサラリーマン生活も54歳でリタイアして63歳を迎えた著者の「ルール」というよりは「生き方の流儀」だと感じた。
悔いなく、周囲・家族からも疎まれず、幸せを感じる生き方の一例を見せていただいた。
見開きワントピックでの88ルールは、決して万能ではなく、酒好きの弱みも見せながら、また成功体験ばかりでもなく、しかしまだまだ将来に向けての多くの夢を抱いている素敵なオジさんのあり方だ。
エンディングノートならぬリビングノートとして、自身の病後と死後の意思表示+人生の振り返り&展望を書き込むメモもあり、(家族や周囲を含めた)自分自身のこれからの生き方を考える部分 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三井物産などで管理職歴25年の著者が提言する"女性のための、一生モノのキャリアの作り方、職場の不満解消法"(販促帯より)
イタいタイトルの本だなーと思いつつ手に取ったのですが、(なぜイタいと感じたのかも考察の余地ありですが、)良かったです。
私ってこれからどうなるのかな、働くの大好きで今一番の望みは仕事が出来るようになることやけど、周りの友だちが結婚して子ども産んでも私は独り身で、東京で、親が年老いても地元に戻れず、そんな大人になるのかな~
とか悶々としていたのですが、
冒頭の「答えはひとつ。一生働くことをしっかりと覚悟すればよいのです。」で、あっ!と思いました。 -
Posted by ブクログ
50台真ん中の年齢になってしまった今、これを読むのはやや遅い(?)と思いながらも、或る意味、50台前半の我が行いをレビューする意味でも今手にして読んでも遅くはなかった気がする。
実に身近な「100のルール」が平易な文章で綴られていて、気軽に読める一冊。読み進めて気が付く事が多く、いつも鞄の中に忍ばせておきたいと思った位。
巻末の作者の言葉を引用する。これは面白いのでメモに。
「あいうえお人間になろう、かきくけこ人間にならない」
あ 明るい か かたくなで
い 活き活きと き 気ままで
う 上を向いて く 暗く
え 笑顔で け ケチで
お おもしろく こ