熊倉献のレビュー一覧

  • 少し長めの一瞬

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    東京創元社から漫画が出てると聞いて、すぐに
    買って読みました。
    ミステリー小説のイメージが強かった東京創元社なのだが、イメージがまったく違うSFのジャンルの漫画だった。
    短編集なので、一つ一つの作品を集中して読めました。
    SF独特の不思議感とダークさがクセになり何度も読みたくなる一冊でした。 


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    2026年09月24日
  • 春と盆暗

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    この世に住まうすべてのボンクラ達へ捧ぐーーー

    揃いも揃ってみーんな『盆暗』。そう、男女揃って勝負弱くて要領が悪くてどこか気の抜けた人たちが織りなす恋の気配の物語。恋の物語と断言したいんだけど、しても良いんだろうけど、わたしは恋のちょっとだけ手前の啓蟄の候のような作品集だと思いました。
    \キリッ/

    6話収録、一部に連作要素あり。

    《♯1 月面と眼窩》…バイト先のいっつもニコニコしている〈サヤマさん〉はモヤモヤした事があった時は頭の中の月面に道路標識を突き立てると言う。表面は既にさながら無数の針山の様相。そんな不思議なサヤマさんが気になってしまった〈ゴトウ君〉の眼窩にまんまるな月がスッポリとジャストフィット!6分の1の重力で描かれるゆるい恋バナ。甘党のゴトウ君のことを実はちゃんと見ていたサヤマさんの差し入れた「いちご牛乳」(p40)にキュン。

    《♯2水中都市と中央線》…地に足がついてない、浮き足立った感じがいいねえ。カラオケ店バイトの〈フダ君〉は受付名簿に中央線沿線の駅名を書く謎の常連、JK制服女性が気になる。来るたびに違う男性連れの彼女。お節介が過ぎて一度は介錯を喰らう(p64)けども中央線車内で偶然再会、フダ君は彼女に酸素を送り込むことが出来るのか。「中央線好きな奴なんかいるの?」(p61)のシーンがいいよね。ちょっとしたどんでんかえしがあり。

    《♯3 仙人掌使いの弟子》…サボテンって漢字で書くと「仙人」だったり「覇王」だったり、いずれにせよ浮世離れしてるわけだけど、まさに本作の空気にピッタリな掴みどころのなさ。冒頭に書いといて何だけどそもそもこれは恋なのかなんなのか。こんな歳上のおねいさんに翻弄されたかった。けど、こんなおねいさんも多感な時期は「んにゃー 暗黒期だったからなぁ」(p88)と振り返るように、やっぱり色々と経験してきたんだろうなあ。なお、この話は5月の出来事で、♯1は6月で、おねいさんと働いている茶髪?の女性はサヤマさんっぽい。

    《♯4 甘党たちの荒野》…♯3に登場したおねいさんが出演してるよね。んー、本作の〈ホシノくん〉はあんまり好きじゃないなあ。と思ったら本作の〈大友さん〉は♯3にいるな。

    《♯5 二足獣》…6ページだけの超短編。♯3に登場した〈矢野くん〉と〈名取くん〉が出演、高校進級後のスピンオフ的な雰囲気だけど本作の〈タチバナさん〉をもっと見たかった。

    《♯6 雨女、遠く》…トリにめっちゃ良い話。p174で2コマだけ描かれる老夫婦はふたりの将来の暗示だろうか。いや、むしろ、本書に登場したいくつかのカップルみんなの将来の暗示であって欲しいなあ。そう見えなくもないし。「日本刀傘」(p167)はさすがに笑ったよ。ラストシーン、黒のゴム長を履いている〈志村さん〉が愛らしくて微笑ましい。もう水たまりで滑らないようにしないとね。


    いやーめちゃくちゃに良かった!
    『ブランクスペース』もすぐ読みたいです!


    1刷
    2025.8.12

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    2025年08月16日
  • ブランクスペース(1)

    無料版購入済み

    引き込まれる

    独特の世界観と発想に引き込まれる。なんでそんなことができるの?には一切触れないのも清々しい。いかようにも振れる今後の展開が楽しみ

    0
    2023年12月27日
  • ブランクスペース(3)

    購入済み

    なんと満足度の高い読了感。

    0
    2023年07月29日
  • ブランクスペース(1)

    無料版購入済み

    あらすじ読まずに

    読み始めたら、次々と驚くような展開が待っていて一気読み。助けるどころかむしろ変な方向へとシフトさせてしまうなんて…

    0
    2022年10月09日
  • ブランクスペース(1)

    Posted by ブクログ

    「文学、文学!」…泣
    「ない」けれど「ある」もの、
    形は、機能は、意味はないけど、でも確かにあるもの………きっとそういうもので世界は溢れているのに、無関心でいてしまう

    0
    2022年01月12日
  • ブランクスペース(2)

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    ネタバレ

    おお、話が広がるなあ
    なかなか展開は読めないので楽しみです
    はやく3巻出て

    2025/10/25再読
    犬はなんでこんなに暴れてるのかな

    0
    2025年10月25日
  • ブランクスペース(2)

    Posted by ブクログ

    自分の話じゃないのに、自分の思い出として立ち上がるエピソードの数々。
    寂寥感あって良い。今一番続きが気になる漫画。

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    2021年10月12日
  • ブランクスペース(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    独特な世界観

    お話が区切られているので読みやすかったです。独特な世界観が漂うのに日常に寄り添っているのがなんとも言えない魅力で先が気になります。

    0
    2021年09月28日
  • ブランクスペース(2)

    Posted by ブクログ

    1巻のショーコとスイちゃんを通して見る視点に、2巻では「わが空白」を起点とした第二、第三の視点が加わる。スイちゃんの能力の謎だけでなく、空代市の謎に触れていく。どこに向かっていくのかわからない展開がとても面白い。
    この件について誰かとネタバレで話がしたい欲求がとても強いんだけど満たされず。もっとみんな読んで!と言いたい。言う。

    0
    2021年09月19日
  • ブランクスペース(1)

    購入済み

    見えないものが作れたら

    見えない物が作れるスイちゃんと、それを知ったショーコの話。え!?そうなる!?という展開。すごく好きな漫画になった。2巻も楽しみ。

    0
    2021年08月15日
  • ブランクスペース(1)

    無料版購入済み

    すごく好きなマンガです。全体的に軽さがあるのに底知れない何かがあって、読んでいてゾクゾクします。作者のファンになりました。

    0
    2022年09月30日
  • ブランクスペース(1)

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    今のところお話のメインは女の子2人の友情。
    ふわっとした絵柄だし、ただのファンタジーもので、特別大きい事件もなくストーリーが進んでいく…かと思いきや、実は水面下では友だちが危険な思想に陥りかけていて、主人公はそれを救済できるのか?というお話。
    ファンタジックな世界観でありつつ、思春期特有のいじめ、友情、恋バナ…など現実的でちょっと不穏な空気感がとてもいいです。
    面白かった。続きが気になります。

    1
    2021年06月22日
  • ブランクスペース(1)

    購入済み

    意外性

    可愛い絵柄とは裏腹に独特の緊張感がずっと漂っていて癖になります。常に予想を裏切られるのがとても気持ちいいです。

    #ドキドキハラハラ #シュール

    1
    2021年05月24日
  • ブランクスペース(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作った本人にしか見えないけれど、何もないところから道具を生み出せる超能力を持った少女が出てきて、学生生活を通して、手に入れた力をどのようなことに行使するのか、右往左往している。若さゆえの情緒が、危険な香りと甘酸っぱさをふんだんに抱え込んでいて、とても面白い。皆んなには見えないだろうけど、私の胸は期待に膨らんでいる。

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    2021年01月31日
  • ブランクスペース(1)

    購入済み

    すきです

    とってもおもしろいです

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    2021年01月25日
  • ブランクスペース(1)

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    明朗快活な狛江ショーコと、仕組みや構造を頭の中に思い浮かべて組み立てられれば、透明なそれを「現実に引っぱり出せる」不思議な能力を持った片桐スイ。クラスメイトの二人は雨の日に偶然出会い、時間とともに仲を深めるけど、クラス分けで離ればなれになってからスイちゃんの様子がおかしくなり……

    すごく面白い。前半の展開で、スイちゃんの能力とショーコちゃんの天然っぽさを活かしたクスッと笑える内容かなぁ、と思っていたらいい意味で裏切られた。空白を悪意が侵食していく。既刊1巻だけど、良い映画かドラマを見たような気分になっている。

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    2021年01月16日
  • 少し長めの一瞬

    Posted by ブクログ

    SFと聞いてちゃんと読めるか心配でしたが、
    SFに慣れていなくても面白かったです。
    特に表題作の少し長めの一瞬と倍々の冒険が好きでした。
    1話1話は短いけれど、まわりの人や人生が少し愛おしく感じる内容でした。

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    2026年10月03日
  • 少し長めの一瞬

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    家族にも友達にも、まだ会ったことない人にも、もっと優しくなれそうな気がした。

    日常生活のちょっとした幸せやファンタジーなお話も、相手のことを想う気持ちがそっと寄り添う作品。

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    2026年09月27日
  • ブランクスペース(1)

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    宮部みゆき"今年の3冊2021年"に選ばれた本のうちの1冊(全3巻)

    軽快なユーモアが心地よいシスターフッド青春SFストーリー

    One of the books selected as Miyuki Miyabe’s “Three Books of the Year 2021.”

    A refreshing sisterhood coming-of-age sci-fi story with lighthearted humor.

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    2025年10月16日