益田ミリのレビュー一覧

  • 14歳からの宇宙論

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     いゃ〜この本は素晴らしい。この著者がインフレーション理論を発見した人であることさえ知らなかったのですが、実に分かりやすく宇宙の誕生のことを書いています。
     中学生並みの頭脳しかない私にとっては、このレベルから語ってくれるのは大変ありがたい。それでいてレベルは決して低くなく宇宙が膨張している様子を克明に語ってくれる。いきなりビッグバンではなく、真空エネルギーによるインフレーションの後に、熱エネルギーによるビッグバンが起こったという説明でやっとインフレーションが必要だったことの意味を理解した。宇宙背景放射とか暗黒物質とか重力波とか訳のわからないことについての整理もできた。
     宇宙について知りたい

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    2024年12月12日
  • 14歳からの宇宙論

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    益田ミリさんの漫画が冒頭にあってうれしい。できたら、途中にも挿入されていたらもっと嬉しい感じです。このほのぼのした雰囲気が宇宙論には似合うような気がしてきました。宇宙論をわかりやすく解説していて、8割くらい理解した気持ちになって読めました。でも、どうしても自分の世界でしか捉えられないから、9次元とか10次元の世界って、創造もつきません。それは私たちが3次元の世界に閉じ込められているからだそうです。漫画の主人公が紙という2次元に閉じ込められているようにって言われると、人間にはまだまだ、とんでもない未知なるものがあるのだろうって気になります。

    来週、宇宙論講座を受けるための予習にはぴったしのいい

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    2023年05月26日
  • 14歳からの宇宙論

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    以前益田ミリさんの「夜空の下で」という宇宙に関連するコミックエッセイを大変面白く読んだことがある。
    本作も益田さんの名前が入っていたので同様のコミックエッセイだと思って購入。
    けれど益田さんの絵は巻頭の「138億年38億年の向こうへ」と題した20ページ程だけ。
    あとは宇宙論研究者である著者佐藤勝彦さんの真面目な宇宙に関する宇宙論!
    これが結構理解するのが難しい。
    「14歳からの宇宙論」というタイトルから中学生程度の宇宙観で理解できるものと思っていたのに71歳の私が知らない現実と言葉だらけ。
    そもそも私の考えている宇宙というものが本来のものと大変違うのだということに気がつくという程度にしか理解が

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    2025年03月30日
  • せいのめざめ

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    ミリさんの漫画に、あの頃を思い出してクスッと笑ったり、恥ずかしくなったり。砂鉄さんのコラムは中高生の男の子達にはありがちだけど、今見るとフェミニズムに引っかかることばかり。曖昧な知識と、ぐらぐら揺れ動く価値観の時期から、知識や経験を蓄えて、取捨選択を繰り返して大人になった時に何を持っているか。砂鉄さんは「マチズモを削り取れ」なんて著書を出すようになったけど、他の男の子達は、女の子達はどう育っていったんだろうな。

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    2023年02月13日
  • 14歳からの宇宙論

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    はじめて宇宙に関する本を読みました。

    「相対性理論」や「ブラックホール」等のどこかしらで聞いたことのあるような単語から、今まで全く聞いたこともないようや言葉までたくさん知ることができました。

    今まで天文学に対して若干の興味はありましたが、
    中々自分自身の中で、それらの本を読むことはハードルが高かったです。

    全体的に一つ一つに分かりやすい説明や図が添付されてあって私的には分かりやすかったですが、後半のほうが頭が混乱する人もいるかもしれません笑う

    この本を読んで宇宙に対してより一層興味が湧きました。まだまだ分からないことだらけかもしれませんが、だからこそ知りたい、知った時の喜びは大きいの

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    2021年01月14日
  • せいのめざめ

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    10代の時に感じていた性への疑問を益田ミリが女性目線からマンガで、武田砂鉄が男性目線から文章で描く。

    子どもならではの理屈を無視した妄想が繰り広げられていて、「あー、こんなこと考えていたな」と懐かしみながら笑って楽しめる。

    大人とは違う、かわいいレベルの下ネタなのだが、人によっては下品に感じるかもしれないので、本書を読むのもこの先のレビューを読むのも注意。

    1ページ目から、「突然ですが金玉の話です」と始まって驚く。
    「その名の通り金色の玉であるのは間違いない」とか、
    クリスマスツリーのオーナメントのように「中が空洞なのではないか?」と女子中学生は考えていたらしい。
    冷静に考えればおかしい

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    2020年10月07日
  • せいのめざめ

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    自由かつ大胆不敵な性の知識を持っていた10代の頃、同じ教室にいた男子は、女子は、何を考えていたのだろう? 益田ミリが漫画で、武田砂鉄がコラムで、女と男それぞれの立場から妄想と憧れの日々を描く。

    妄想は面白いものだ。

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    2019年01月12日
  • せいのめざめ

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    くすりと笑える、真面目な性について。
    あー中学生の頃、そうだったかも!的な。
    すっかり大人になって忘れてたけど、、
    あの頃の気持ちや疑問を再現できる益田さん、すごい。

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    2018年03月14日
  • せいのめざめ

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    妄想の世界って形にすると一気にややこしくなってくる気がする…言葉にするのは難しい性の話を、なんとも上手く表してくれた一冊。

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    2017年03月05日
  • 14歳からの宇宙論

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    題名の「〜歳からの」は完全に編集者サイドの意向に見えたが、宇宙のはじまりからおわりまでをザーッっとこのページ数で教えてくれる素晴らしい一冊。
    宇宙旅行にロケットへ乗って行かなくても、思考の中で時空を駆け巡ってきた満足度は高い。
    第1歩にこの本に出会えて良かった。

    ー「往古来今これ宙といい、四方上下これ宇という」往古とは過去のこと、来今とは「これから来る今」、つまり現在を含む未来のことです‥‥また、四方上下とは前後左右上下すべての方向のことです。つまり、宇とは全空間を表します。ですから「宇宙」とはすべての空間とすべての時間を合わせたもの、ということになるのです。

    先生〜!?時間も宇宙??掴み

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    2025年08月13日
  • 14歳からの宇宙論

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    「ランアケア超銀河団 局所銀河群 銀河系 オリオン腕 太陽系 第三惑星」
    地球の住所です。うーん、長くてびっくり。

    丁寧に順序立てて説明されていて、例もわかりやすくストンと納得できる内容です。

    全6章のうち5章あたりから、暗黒エネルギー、暗黒物質???
    私の頭は必死に理解しようとフル回転です。
    表紙から中学生向けの本だと思いきや、私は途中から苦戦しました。
    益田ミリさんの10ページ程のマンガが、ホッとします。

    宇宙に興味のある方にお勧めです。
    もちろん、中学生にもお勧めです。

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    2025年01月17日
  • せいのめざめ

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    武田さんの著作であれば読みたいっていうのと、性教育本の一種かなという考えの下、手にした本。これはでも、あのころ特有のバカバカしい妄想を笑い飛ばそう、っていうのが主旨だから、性教育的な要素は皆無。でも『分かる、わかる』みたいな感覚が楽しい。女性の観点からも描かれているのがまた、ある種味わい深い。

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    2022年11月16日
  • せいのめざめ

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    ミリさんと砂鉄さん、ちょっと珍しい組み合わせではないだろうか。テーマもこのお二人が扱うにしては珍しい気がする。ミリさんは漫画で、砂鉄さんは文章で、異性の体や性の何たるかもわからなかった時分の思い出を語る。
    漫画と文章という違いかもしれないけど、ミリさんのほうが赤裸々的に突き抜けてる。男子の金玉とか、大きく硬くなるってどんなことだろうとか、知らないなりに女友だちの間でまとまった仮説で納得してみたり。女子が相手にはそうとは見せずに男子の体に興味深々だったことがわかる。
    対して砂鉄さん、いつもの世相を切るようなさっぱり感がない。ミリさんの思い出からは「私」の思い出って感じがするけど、砂鉄さんは僕たち

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    2022年08月06日
  • せいのめざめ

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    漫画かわいかった~!わかるようでわからんでもない話。理想論とか目覚める前の話だから夢物語っぽくて、そんな時期もみんなにあったのか~って感じ。私自身なんかいろいろ悟るの早かった方だと思うので。笑

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    2020年09月06日
  • 14歳からの宇宙論

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    「宇宙はいつどのように始まった?」「宇宙の未来は?」「宇宙は一つじゃない?」…ブラックホールの直接撮像や重力波検出など天文学史・物理学史に残る世紀の大発見が続く一方、未だ科学者たちの興味を引きつけて止まない未解明の謎が山のようにある。138億年の壮大な宇宙の歴史の旅に、一緒に出かけてみませんか。

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    2019年09月11日
  • 14歳からの宇宙論

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    現在、5冊の本を同時に読んでいる。
    勿論「同時に」といっても両手に5冊を広げて読んでいる訳ではないが。
    僕はよくこういう読み方をするのだけれど、その中に1冊は箸休め的な本も含める。
    本書もそんな箸休め的に読んでいた一冊。

    佐藤勝彦氏の著書は判りやすいものが多く、僕自身、この方が書いた相対性理論の本を読んで物理学に興味を持った。
    よって、「これまた判りやすい本だろうな。しかも14歳から、となっているし」という軽い気持ちで箸休めに選んだのだけれど、結論から言えば、箸休めとして読むにはちょっと難しい。
    でも、「じゃ、きちんと読んでみるか」となると、物理学が好きで、ある程度の冊数を読んでいる身として

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    2019年09月07日
  • せいのめざめ

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    コミックエッセイと普通に文章のエッセイが交互に書かれている。
    コミックエッセイでは著名な方だが、絵の好き好きは様々だろう...。個人的には余り好みではないが、ともすると生々しい話題なので軽過ぎるくらいの現実味の乏しい線画がバランス的に良いのかも知れない。
    女性・男性の交互のエッセイという点でも面白い。特に女性視点は自分には未知なので、「へえ~、そうなんだ!」と思わされる何気ない描写もあったり。
    決して子供向けではなく、大人だからこそ振り返ってみて他人の視点での絵や文章になったものを味わえるのだと思った次第。

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    2019年04月15日
  • せいのめざめ

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    中高生の頃の性への関心や妄想、想像にかかれた共著。
    益田さんということもあり手に取りました。

    個人的にはあまり得意ではないのですが…
    性について妄想を繰り返し、現実に直面し、大人に近づくことへの、中高生の女の子の心細さみたいなものが、益田さんらしさが出ていて良かったです。

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    2018年02月10日
  • せいのめざめ

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    女子中学生のころの自分の気持ちを思い出しながら、思いもよらない中学男子の思考や行動をおもしろおかしく対比して楽しめる。中学生の子どもを持つ親ごさんや、教師など今を生きる中学生に今現在対峙している人におすすめしたい。ミリさんの本は好きでほとんど読破しているが、その中でもめずらしいテーマだと思う。

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    2017年04月08日
  • せいのめざめ

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    献本企画で頂きました!
    女子の立場は思い当たることがたくさんあって面白かったです。私はここまで想像力豊かじゃなかったけど笑
    男子の立場はそうだったんだと思うことがたくさんで興味深かったです。
    益田ミリさんのゆるっとしたイラストがぴったりでした。

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    2017年02月10日