奥英樹のレビュー一覧
-
ネタバレ 無料版購入済み
スケールは大きい
現代のサラリーマンが、小国の王子に転生し、国を守るために活躍をするという話。
無料で3巻まで読んだうえでの感想を。
まず、良い点から。
個人レベルの戦闘の描写はかなり良い。
「倒した相手でも死を確認するまでは油断しない」
「致命傷を負わせたと思っても、体格差がある場合は掴まれないようにすぐに下がる」
このあたりの描写はすごいと思った。
各国の特徴を踏まえた世界観の構築も、スケールがあってよい。
また、主人公の国が国というレベルでもなさそうな小国(実際は小領主程度)というのも新鮮味がある。
一方、気になった点は…、
主人公のキャラ絵が幼過ぎる。13歳との設定だが、もう少し大人びていても良いと思うし、13歳の王家の末子で「元帥」の肩書はちょっとやりすぎ。
というか、おそらく人口数十万人規模の小国で「元帥」はどうなのか?将軍程度にすべきではなかったのか?
この辺がマンガらしい安っぽさを出しており、世界観と合わない。
鉄鉱石が取れるが加工技術が無く、青銅器で十分と判断しているとの事だが、現実の世界史では紀元前1700年ごろにはヒッタイトが製鉄をして鉄器を用いてしる。
少なくとも中世レベルの文化水準の世界で未だ強度の弱い青銅器が主流というのはあり得ない事。
女性兵士が多いのもちょっと気になるところだし、新兵の2バカコンビを引っ張りすぎな気がする。
砦の攻城戦、扉の中は道を狭くするのがセオリーだろうに、扉と同じ10mクラスの幅のまま土嚢で覆っては大群で押し寄せやすいだけだと思う。
塀で覆って1m幅とかにすれば、1人ずつしか入ってこれないだろうに。
城門を崩したやり方、相手も言っているようにまだ相手に戦力が残っていれば致命的だった。
それよりは地面を破壊して深い穴を掘って空堀とした方がずっと良かったはず。
騎士国のお節介度が常識を超えていて、違和感しかない。
特に、他国の施設が訪れている場に、兜も取らず武装したまま押しかけて許されるなど、あり得なすぎる。
帝国の使者が「本当の目的は鉄鉱石を安く手に入れること」と言っているが、関税は「輸入する国側が課す」ものであり、直接国境が接したなら何の問題もない上に、それと占領地の半分を渡すという話は結び付かない。
また、鉄鉱石が反対側から掘れるなど、自国の資源を相手に渡すようなことをいう王子もおかしい。
話が進むにつれ、だんだんとツッコミどころが多くなってきたようで、非常に残念。 -
ネタバレ 無料版購入済み
表紙買い?
表紙の絵に惹かれて読んでみたら、大当たりでした。異世界転生物は多いけど、まともに読めるものがほとんど無い中でかなり読み応えがある作品でした。
-
購入済み
?
主人公の国が侵略された時には中立を保って助けてくれなかったくせに、
侵略してきた側が旗色悪くなって仕掛けてきた一騎打ちを主人公が断ったら敵に回るとか神聖騎士国って意味不明な価値観。
一騎打ちに相手が勝った場合の報酬も、主人公の王城にたどり着くまで一切攻撃をしないってのもむちゃくちゃ。
それがまかり通るならどんなに劣勢でも一騎打ち申し込んでそれに勝てば戦争も実施勝ちでは?
"正しい行いを"とか言ってるのに一騎打ちの最中に外野が武器を投げつけて攻撃してきてもへりくつで正当化されてるし、
言ってることもやってる事もちぐはぐでそれがまかり通ってるのも不快だった。