牧野伊三夫のレビュー一覧

  • へたな旅

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    食べる、飲む。放浪画家のふらり旅。旅先での多くの出会い、路地裏の隠れた名店探しなど。各地のスケッチもそれぞれ味がある。
    近年、食べ歩き、飲み歩き本が勃興しているが、本書はその中でも屈指の出来。人生の機敏、味わいがある。

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    2025年02月02日
  • へたな旅

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    時間に追われて急ぎすぎてないか?牧野さんのエッセイを読むといつも思う。

    酒の味も料理の味もふとした風景も当たり前のように通り過ぎていちいち味わってない。だから忙しさにかまけて身の回りのことを大切にしてない。そんなことを思い知らされる。料理を作る時間を、料理や酒を味わう時間を、風呂に入る時間を、風景を眺める時間を大切にしたい。そう思わせる本。

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    2024年12月17日
  • のみ歩きノート

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    豊かだ。筆者の飲み方、そして生活に対してただひとことそう思った。映えとか値段とかおしゃれさとかでなく、ただそのときに飲みたい酒を飲み、食いたいものを食う。それがいちばん幸せだなとおもう。もっと豊かに酒を飲みたい。

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    2024年11月26日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    今年読んだベストエッセイかもしれない。

    仕事のあとに、シンプルだけど手の込んだものをつくって、それを食べ、うまい酒を飲む。こんな暮らしをしたいと思う。土を喰う日々のような自給自足的な晴耕雨読な生活が究極の憧れだけど。

    日々追われ、虚無な仕事も多い中、自分の生き方を問い直した一冊。生きるって本来シンプルなんだよな。

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    2024年06月19日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    どれも美味しそうなレシピ。
    早く自分もレシピを見ないで、アレンジして自分のものにして料理できるようになりたい。

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    2024年01月03日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    画家の牧野伊三夫さんのお料理&イラストエッセイ
    登場するお料理がどれもおいしそう~
    お酒を飲みながら…
    いやいや…お酒を用意しつつ料理したくなります
    ・アクールーニ
    ・鶏肉とじゃがいもの南フランス風
    ・鶏肉のビール煮&赤ワイン煮
    ・焼きりんごとポークソテー
    などなど…

    鈴木るみ子さんが表現していた
    まさにbon vi vant(よく生きる人)

    お料理すること
    人生をよく生きること
    そして楽しむこと!
    そんなことを感じた一冊

    さ~て今日は私も
    鶏手羽元のウイスキー煮込みでも作ってみようかな

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    2022年05月12日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    すごく、良かった。 大切な人ともっともっと美味しいものを食べて幸せな時間を過ごしたくなる。食事を美味しく食べるための環境作りやこだわりにも驚かされるし、読みながら何度もヨダレが出てきそうになった。
    他の料理本にはない簡単レシピ、ぜひ試してみたい。

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    2025年10月29日
  • へたな旅

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    旅、食べ物、お酒と銭湯、に大別されたエッセイ。読んでいて共感する点が多いし、私自身もその旅に同行したかの錯覚を覚えるほど。知っている温泉、ホテルもあったが、もう一度この本と共に旅したい気持ちにさせられた。特に東京の食べ物屋、居酒屋は現在でも営業しているのかを検索しながらピン付けしながら読んだのでもはや情報誌の役割を兼ね備えていた。

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    2025年09月16日
  • へたな旅

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    東京旅行中に立ち入った書店で目に止まり購入しました!
    帯の「情報があふれかえる今だから、せめて旅くらいはアナログがいい。」という言葉にきっと羨ましい気持ちを抱いたのだと思います。
    僕は事前に行きたい場所を調べ、電車を確認し、どちらかと言うと計画的に旅行をしていました。そこで出会ったこの作品。読んでいてこういう旅がしたい!と思ってしまいました。
    羨ましい気持ちを抱くと同時に共感できる部分もあり、それがまた読み進める手をとどんどん加速させていきました。
    牧野さんは画家ということで、僕も旅行で回ったあれこれを絵に書いてみました!影響されやすい性格で笑
    よし、1人で旅に出て酒飲んで温泉入っ

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    2025年08月17日
  • へたな旅

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    絵と酒とご飯と温泉と。
    好きなものをおすそ分けしてもらっているような気になる。
    函館北斗駅の鰊みがき弁当とやらを食べてみたい。

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    2025年06月22日
  • へたな旅

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    観光スポットを巡るとか、テーマパークへ行くとかそういう大きな目的なしでただその町をふらっと楽しむためだけに、電車でゆっくり旅に行きたくなる

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    2025年04月15日
  • のみ歩きノート

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    酔っぱらう話が書きづらくなってきている中、しみじみと前世紀的にそれでも今様に酒を飲む話を読む。今のtころまだ酒を飲むことは合法だけど、酔っぱらうことが許された時代があったと言われるようになるのだろうか。そうじゃなくなった後、どんなふうに読まれるだろうとふにゃふにゃと考える。

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    2025年03月25日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    呑んべえによる美味エッセイ
    はじめましての作家さん。(画家らしい)
    でもはじめましてな感じがしない。
    惹かれたのはタイトル。
    かぼちゃの煮物が好きなので、いつも何も疑わず砂糖と醤油で美味しく煮て美味しく食べていました。いつだったかかぼちゃは塩で煮るだけで美味しいと何かで目にして以来ひっかかってはいたもののいざ煮ようとおもうと砂糖と醤油を入れてしまう。
    なかなか塩で煮たかぼちゃが作れずにいたところのこのタイトルだったので迷わず手にとる。
    結果凄くタイプでした。
    こんなにも炭で炙っためざしに惹かれる日が来るとは思いませんでした。
    これからはワンプレートではなくちゃつと言おうかしら。
    最後の稲垣えみ

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    2020年04月23日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    著者は現役の画家。夕刻には絵筆を置き、ひとっ風呂浴び、いそいそと晩酌に臨む。その晩酌は3時間に及ぶとか。晩酌を豊かなひとときにするために、その準備は朝、妻との2時間の散策の際、「今夜は何を食べよ?」という語らいから始まる。著者曰く「寝ても覚めても頭の中は食うことばかり」が渦巻く御仁。確かに台所に立つことうん十年だけに、そのレパートリーは広い。

    野菜とにんにくを煮込んだだけのやさしいスープ、せっかちな酒呑みのための3分おつまみアレコレ、不味いマグロを美味しく食べる方法、コーンビーフホットサンド、まずいまぐろのうまい食べ方、バナナフランベ、めざしの炙り方、鰹出汁をきかせたカレー鍋など料理の大まか

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    2019年05月15日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    タイトルがいい。料理もいいし、文章もいい。写真もいい。もちろん、イラストもいい。
    おいしい料理の本なのに、いちばん印象に残ったのが断食の話というのも面白い。

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    2025年05月04日
  • へたな旅

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    ネタバレ

    旅と飯と酒の本。
    それぞれに対する向き合い方が大変に羨ましい。
    が、地方の発展をネガティブに発信するのは好みじゃない。

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    2025年05月02日
  • かぼちゃを塩で煮る

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    料理家の奥薗さんの本で料理下手なお母さんがカボチャに塩をふって煮たカボチャが美味しかった。とあり、やってみたら、美味!

    本の題名を見て、この本はいける‼️

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    2021年10月03日