野崎幸助のレビュー一覧

  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    鉄くず拾いから身を起し、コンドームの訪問販売や金貸し業を経て、実業家となった著者の一代記。それもこれも全てはいい女とやるため、というのがすごい。普通、金ができると女だけでなく、社会的地位を含めた名誉が欲しくなったり、ギャンブルや美食の限りを尽くしたりしそうなもんだが、著者の野崎氏の目的はただただ女のみ!
    ただ、タイトルから想像するほどエロネタは多くなく、野崎氏のビジネスに対する信条が多く記されているので、起業を目指す人への心構えとしてのビジネス書あるいは自己啓発本ととらえた方が良いような気がした。

    0
    2017年09月18日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・自叙伝

    赤裸々に綴られた体験談が痛快で魅力的だった。
    素敵な女性と過ごしたいと思うのはとても共感できるが、ここまで芯を持ち、リスクを取って行動できるのは並大抵のことでないと思う。

    実業家といえば表に出て来る人にしか光が当たりずらい中、こんな実業家がいて、こんな「成功」の仕方もある、ということを知らしめてくれた著者や出版社を讃えたい。

    0
    2017年05月28日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    女に狂った経営者の本かと思いきや、それだけでなく昭和を生き抜いた起業家の話だった。

    薬局が規制されていて未だ少なかった時代、コンドームを堂々と買えないことをビジネスチャンスと捉えて、コンドームの行商をする。

    見栄を捨てて明るく話したり、「売らないと親方から怒られる」と同情を誘ったり、あらゆる物事を褒めたり(犬の鳴き声が煩くても「可愛い声ですね」など)という営業の基本を学べた。

    そこから金貸しに転じるが、そこは意外にも慎重に決断していたのも面白い。リスクへの敏感さは稼ぐ起業家の条件な気はする。

    0
    2017年05月26日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    清々しいスケベおじさんの話は飲み屋で聞けば爆笑しそうだけど真面目に聞くとふーむ…という感じは否めない。
    でも販売実演の話は面白かった。。

    audible版

    0
    2024年08月25日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    デキる助平ジジイの人生を描いた本。
    めちゃくちゃ首尾一貫しているので読んでて笑っちゃうほどに気持ち良い。
    この本を出したあと、毒殺されちゃいましたが、最期までこの人らしいというかなんというか・・・。

    0
    2023年01月13日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    社会的に成功する人はやはり変人が多い。他人の目を気にしたり、人と同じことをやっていては成功者のスタートラインにすら立てない。一方、正直野崎流の女の抱き方には共感できなかったが、野崎氏はそこに価値を見出している。自分の価値観だけでものを見ないようにしたい。

    0
    2021年12月12日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    ワイドショーで、遺産目当てに殺害された?という話題を会社の人たちがしていて、更に、色々な背景がありそうだとのことで、本も出してるじゃないかと手にとってみた。ワイドショーも見ないので、先入観がほぼ無かったが、唯一、既に本を読んだ友人曰く「ただのエロじじいのくだらない本だよ」と、期待値を最低にしてくれたせいもあって、読後感は「思ってたより良かったw」。
    人生のテーマが、「良い女を抱く」だけという非常にシンプルな所が、並行して読んでいた、脳科学とか反脆い哲学本と比べて、気楽というか、娯楽本という感想。

    おそらく、お金を積んで良いライターさんに書いてもらったであろう、立身出世の道や、金融業での成功話

    0
    2018年10月01日
  • 紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由

    Posted by ブクログ

    先ごろ謎の死を遂げたことで世間を騒がせた著者の第二弾。
    前著が自身の半生や人生哲学が中心だったのに対し、今回は自身のエロ話が中心。副題の「私が『生涯現役』でいられる理由」の理由については本書を読んだが不明。
    事件後の報道では真偽は不明だがすでに「現役」ではなかったとの説もあり、今となっては本書もちょっと著者が吹かしてんじゃないの?と思わないでもない。
    前述したが、本人の苦労話や人生哲学が盛り込まれた前著の方が読みごたえがあった。
    R.I.P.

    0
    2018年08月11日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    生涯を閉じた事件の顛末まで含めて示唆に富む本。欲望のまま正直に生きた人なんだと思う。お金の稼ぎ方については、そこらのテクニック本よりよっぽど役に立ちそう。あと、お金が人に与える影響力はすごいなと感じさせられる。参考にはならないセールステクニックや夜の繁華街の裏話などが赤裸々に書かれていて面白い。どこまで真実かは確信はもてないが。

    0
    2018年07月20日
  • 紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由

    Posted by ブクログ

    ついに”イッて”、もとい”逝って”しまった紀州のドン・ファンの辞世の作。第一作があまりにも面白く、続編である本作が出版された直後に読んでいたら、すぐ本人が亡くなられるというスピード感に驚いてしまった。

    著作としての完成度は残念ながら前作には劣り、前作のヒットにより、「こう書けば読者は喜ぶだろ」という本人(もしくはゴーストライター?)の意図が透けてみえてしまい、紋切り型の表現が多発する点には多少辟易させられる。

    とはいえ、これでドン・ファンの姿が見えなくなってしまうというのは、一ファンとして大変悲しい。例の事件は未だ真相が不明であり、一刻も早い解決を望む。

    0
    2018年07月14日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    面白い人ですな。仕事の工夫は理にかなっているし、資本主義の理屈もなるほど。でも褒められないでしょうねー。

    0
    2018年07月11日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    いい女とエッチする為だけにお金を稼ぎ、美女の為ならどれだけお金を注ぎ込もうと惜しくないと言う価値観・哲学をもつ男の話。
    下世話だが、目的がハッキリしているのである意味痛快。

    0
    2018年03月03日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    この人は70過ぎて1日3回は当然で、おまけにナンパも嗜むらしい。コネ無し、裸一貫からのスタートで資産家となったのだから見上げたもの。何より人にどう思われようが一顧だにしない姿勢が痛快。目的が明確な人間は強い。

    1
    2018年01月08日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    一代で資産をきずきあげた紀州の男。山口さん。
    その原動力は、いい女と寝たい、だった。
    その破天荒な一代記。

    現場の経済学ともいうべき至言がおおい。

    少し紹介すると
    「資本主義社会では労働者より資本家になったほうがこの社会では金がたまる」
    「商売は成果が大事。早朝から汗水垂らして足を棒のように歩き回っても自己満足にすぎない」
    「誰にもきずかれずにこっそり儲けるのが大事」
    「儲かってるものに対して羨望と嫉妬心を持つのが人間の性。儲かっていても決して本当のことはいってはいけない」
    「どこに金儲けのチャンスがあるかわからない、人との出会いは大切に」
    「目はしがきいて小賢しい者よりも、多少は不器用で

    0
    2017年12月14日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    とある対象または行為に常軌を逸した愛情と熱を捧げる人間は強い。ブレない。
    お金を稼いだり年を取ってくると名誉や勲章が欲しくなる、稼いだお金を一円でも無駄に使いたくないと必死になる人も多い中、いい女とエッチする為だけにお金を稼ぎ、美女の為ならどれだけお金を注ぎ込もうと惜しくないと豪語、4000人に30億を貢いだ自称”紀州のドンファン”が半生を語る。常軌を逸した”その道のプロの技”は仕事と女のためには労を惜しまずコツコツ丁寧に。

    マメな男はモテる。
    男にも女にも。

    コンドームの訪問販売のくだりはなかなか笑える

    0
    2017年11月29日
  • 紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

    Posted by ブクログ

    野崎幸助『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』講談社+α文庫。

    テレビ番組で東野幸治が紹介していた自伝。確かに変わり者の爺さんの一風変わった自伝であった。内容は、如何にしていい女を抱くかということに人生を賭けた爺さんの自慢話で終始する。いい女をモノにする秘訣は何かと言えば、百々のつまり、結局のところはカネらしい。

    内容的には何も無く、週刊誌やワイドショー程度の内容。文章は割りとしっかりしているが、大金を費やし、口述筆記かゴーストを使ったのではなかろうか等と失礼な事を考えたりする。

    0
    2017年11月20日