マックス・ヴェーバーのレビュー一覧

  • 職業としての政治

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    ネタバレ

    公共政策学に興味があり、参考図書に挙げられていたので読んでみた。内容はパラパラと読むだけでは理解が難しく、あまり理解できない部分が多かったので、誰かと読み直してみたいと思った。政治家に必要な3つの資質として、情熱、責任感、判断力が挙げられていた点と、最後の主張のあたりにある、「それにもかかわらず!」と言い切る自信を持つ者が政治家という職業の天職をもつというところは印象に残った。

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    2021年08月21日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    禁欲(清貧・純潔・服従)を守りながら、勤労にはげめ。祈り、働け。『ベネディクトゥス戒律』539  ※モンテ・カシノ(伊の中部)の山の上にある修道院。

    あなたが神に救われるか、救われないか。それは神によってすでに決められている(カルヴァン予定説)。あなたの運命はすでに決まっている。この世での善行は関係ない。儀礼(サクラメント)をしても救われる保証はない▼人は自分が救われるのか分からない。不安。孤独。自分は神に選ばれた人間だと確信したい。欲望を克服し、自然からできるだけ遠い地点に行くことができる。それは選ばれた(救われる)人間にしかできないはず▼禁欲に勤めよう。職業労働を頑張ろう。安息日以外は週

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    2025年11月03日
  • 職業としての政治

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    多少難しいが、解説が分かりやすいので、大まかに理解出来た。
    当時のドイツの時代背景を踏まえると、政治に対する熱い想いや危機意識が伝わってくる。

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    2021年05月05日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    一度読んだだけでは、とても理解しきれない奥の深い内容。巻末の解説が充実していて、理解を助けてくれる。

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    2021年01月30日
  • 職業としての政治

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    マックス・ヴェーバー(1864~1920年)は、ドイツの政治・社会・経済学者。社会学の第二世代を代表する学者で、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(1905年)は、社会学の名著として有名である。
    本書は、第一次世界大戦(1914年7月~1918年11月)終戦直後の敗戦国ドイツの革命的状況の中で、著者が死去する前年の1919年1月に、ミュンヘンで大学生向けに行われた講演(更にパンフレットとして出版され、死去後『科学論論集』に収められた)の邦訳である。(姉妹編の『職業としての学問』もほぼ同じ時期のものである)
    本書でウェーバーが言わんとしたことは、大まかにいえば以下である。
    ◆「政治と

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    2020年11月23日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    ネタバレ

    ライフワークやキャリアデザインという言葉がもてはやされている。少し違和感があったし、日本と西洋の企業の職務分担がどうしてこうも違うのか不思議だった。
    本書では宗教改革により、腐敗した教会・修道院に反する立場から世俗の労働が尊重されるようになり、カルヴイニズムでは救済されていることを常に自己審査し証明するために労働が信仰の手段として組織化・合理化をたどった説く。
    富の追求を目的とすることは邪悪だが、敬虔な労働に勤しんだ結果富を成すのは神の恩寵だという!

    西洋の労働観がどのように生まれ資本主義に組み込まれ現在に至るのかその源流を紐解いてくれる。そしてアメリカでこの禁欲的労働観は救済の証明という宗

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    2019年06月23日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    よくストイックと言われる理由は、中高のプロテスタント教育のせいだったんだ、と改めて思った!天職としての職業を全うするという思想がプロテスタントにはあって、それが資本主義の発展に一役買った。あとは、政治などの本流に行けない層が、経済の分野で一旗あげようとするというのにも納得した。

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    2017年08月09日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    タイトルから感じる印象ほど読みにくい本ではなかったです。すごく読みやすくもないけど。

    冒頭で、平たく言えば

    「カトリックの支配は、プロテスタントの支配にくらべればかなりユルかった。
     ユルい支配に対して『こんなんじゃヌルい!』と宗教改革が起こった。 でもこれってよく考えると不思議じゃないですか?
     キツい支配に対して『うるせーほっとけ!』と反乱が起きるならわかるけど・・・」

    という問題提起があります。 
    確かに不思議だ!と問いに引き込まれて、そこから先は一気に読みました。

    天職義務を全うして職業労働に邁進することは、最初はプロテスタントたちにとって「救いへの道」だった。 だからがんばれ

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    2017年05月20日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    自らが、神によって救われる人として「選ばれている」という確証を得るために、ひたすら禁欲的態度で日々の労働に打ち込む。そして、その労働によって対価が得られれば得られるほど、「選ばれ」が確実なものになるという信仰。プロテスタンティズム諸派の歴史的変遷を追いながら、その生活様式が日々の労働とどう結びついていったのかということが丁寧に考察されている。
    さらには、労働によって利得したものを生産的に利用するために、さらに投下資本として活用していくことが、初期資本主義と結びついていったという考察は、前半のプロテスタンティズムについての論考から、たいへんに説得力のあるものとなる。
    今まで読もうとして何度か挫折

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    2016年11月30日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    「宗教を学べば経営が分かる」という本を読み、そこで池上彰さんが課題図書としていた本の1つ。上記本の中で資本主義の発展にプロテスタントの思想が影響していると出てきて、本当に??という気持ちもあったのだが、バランスを保った視点で丁寧に論説されていて、とても説得力あり、さもあらんと思うに至った。
    翻って、日本の最近の表面的な勤労意欲を高めようという施策、それで良いのかなどなど考えさせられる。
    恥ずかしながら注釈はほぼ飛ばして読んだけど、どこかで腰を据えて注釈も読みたい。

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    2025年08月11日
  • 職業としての政治

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    正直一気に読まなかったせいか、よく理解ができなかったように思います。みんなすごいですね。
    結局政治家には冷静さと忍耐力が必要で、そういった人が政治を職業として行うべきだということなんでしょうか。

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    2025年03月26日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    文章は何を言っているか分かるけど、恥ずかしながらトータルとして何を言わんとしているのか、さっぱり入ってこなかった。学生時代に文系科目やってたときのあの感覚。。自分のようなバックグラウンドの人間が3倍速で適当に聴いて何かを得られる書籍では無かった。ただ、これをじっくり聴いて理解することで、何か面白いという感情が得られそうかというと、そんな匂いは感じなかった。分野が合わなすぎるのだろう。。

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    2024年07月05日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    初の古典。とにかく日本語が意味がわからない。最後の解説から読めばよかったと読み終わったあとに気づく。

    解説いわく、宗教的な強制的禁慾という精神が、本当の意味での資本主義を形成していき、最終的にな宗教的倫理観に基づく禁欲行動が形骸化してしまい、鉄の檻として、自分たちを資本活動に邁進させてしまっている。そんな分析をしている本だと分かった。
    鉄の檻という言葉を使っているから、ヴェーバーは資本主義の活動自体を、生活を制限するものとして考えていたのかな?とか考える。
    ただの漢字と平仮名に目を通す作業だったが、背景がわかったうえでもう少し読んでみても面白いのかもしれない

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    2024年02月14日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    著者が生涯を賭けた広大な比較宗教社会学的研究の一部である本。
    難解すぎ。独学の技法で学んだ線引き読解をすること決意。
    【関連書籍】
    イエスの生涯

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    2023年12月01日
  • 職業としての政治

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    タイトルに興味を持ち購読。第一次大戦後の講演録ではあるが、「職業としての社長」など、いろいろ読替えが効きそうな内容。「どんな事態に直面しても、それにもかかわらず!(やるのだ!)」と言い切る自信のある人間だけが、政治への天職を持つ」とある。これは全てのリーダーにも言えること。

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    2022年08月21日
  • 職業としての政治

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    ●政治とは、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力である。
    ●政治家は、その専業度に応じて①臨時の政治家(例 選挙投票、政治集会における拍手)、②副業的政治家(政治団体の世話役や幹事、諮問機関構成員)、③職業政治家の3類型に分類できる。③は更に政治によって生きている人と政治のために生きている人に分けられる。
    ●政治家は自ら責任を負うことが重要(⇄官吏)。
    ●政治家の重要な資質は情熱、責任感、判断力。
    ●現実の世の中がどんなに卑俗であっても、dennochの精神で挫けずにやっていける人の天職(Beruf)。

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    2021年01月20日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    ●営利を敵視するピューリタンの倫理が、逆説的に近代資本主義を生む貢献をした※「大阪には商人精神が広がっているので、近代資本主義が自生的に生まれるはず」とは言えない
    ●“労働は自己目的であり私の「天職」”との倫理的雰囲気(=エートス)は、長い年月の宗教教育(ルター)で培ったもの。
    ●資本主義の精神に内から突き動かされている人は、目先の欲求を抑制することを知っている
    ●田舎の職人達が天職の職業活動に専心→無駄な消費はしない→金が貯まる→隣人愛のために使う→意図せずに資本主義に→禁欲を強制させられる→信仰心が薄らいだ

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    2021年01月05日
  • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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    ピューリタニズムが持っていた、禁欲的・反営利的な倫理的諸信念が、近代の「資本主義の精神」を育てた。
    「資本主義の精神」とは、エートス(社会心理)のようなものであり、天職義務のことである。
    カルヴァンの予定説から、自分こそ救われるべき人間であるという証明のため、人々は職業に邁進した。

    通称プロ倫(小並感)
    自分の知識不足ゆえ、難しくてあんまりわからず
    星3…。出直したい。

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    2020年08月13日