安田守のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昆虫などの幼虫やさなぎが脱皮した後の抜け殻と、幼虫と成虫の姿を紹介する本。お馴染みのセミやトンボ、チョウなどの抜け殻から始まって、普通には見かけない種も掲載され、掲載種は約300種。種によっては抜け殻を土中や水中に残したり、何なら食べてしまったりするので、飼育して採取したものも含まれる。何というか執念のようなものを感じてすばらしい。
色々な抜け殻が見れていちいち楽しかったが、アカボシテントウ系の抜け殻のデザインがやっぱり好きだったのと、光沢のあるカメムシの抜け殻は、殻でも光沢を保っていたのが印象的。
あとは最後に載っていたザトウムシの抜け殻。あのほそっこいのは脱皮で大きくなっていたのかと少し