あらすじ
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虫のぬけがらといえば、セミを思い浮かべる人が多いと思います。じつは、昆虫は脱皮して成長するので、セミだけでなく、すべての昆虫がぬけがらを残します。
セミのようにカチカチのぬけがらを残すものもいれば、ふにゃふにゃのぬけがらを残すものもいるし、脱皮した後にぬけがらを食べてしまうものもいます。
そんな多種多様なぬけがらを集めたのが本書です。身近な虫のぬけがら290種ほどを写真とともに紹介します。幼虫や成虫の写真や、脱皮の連続写真もあるので、虫マニアから、ぬけがらが気になる初心者まで、広く楽しめます!
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Posted by ブクログ
昆虫などの幼虫やさなぎが脱皮した後の抜け殻と、幼虫と成虫の姿を紹介する本。お馴染みのセミやトンボ、チョウなどの抜け殻から始まって、普通には見かけない種も掲載され、掲載種は約300種。種によっては抜け殻を土中や水中に残したり、何なら食べてしまったりするので、飼育して採取したものも含まれる。何というか執念のようなものを感じてすばらしい。
色々な抜け殻が見れていちいち楽しかったが、アカボシテントウ系の抜け殻のデザインがやっぱり好きだったのと、光沢のあるカメムシの抜け殻は、殻でも光沢を保っていたのが印象的。
あとは最後に載っていたザトウムシの抜け殻。あのほそっこいのは脱皮で大きくなっていたのかと少し驚いた。
Posted by ブクログ
書名の通りの内容。セミからトンボ、カブトムシからアゲハ、タガメ、クモにいたる様々な「虫」の抜け殻を集めた図鑑。この手の図鑑がいままでなかったのが不思議。写真はすべて著者自ら収集・撮影したもの(甲虫など地中で脱皮するものは自然でh採集することが難しく、自分で飼育して採集したとここと)でその労力には頭が下がる。
とりあえず、この時期あちこちで見かけるセミの抜け殻の同定がしたくなること必至。