ジェームズ・ドゥティのレビュー一覧
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何度目かの再読。
マインドフルネスの本とは書かれていないけど、実践方法を含めたマインドフルネス体験の物語である。
初めて読んだ時は余計な情報なしに手に取ったので、小説だと思って読み始め、後で実話だと知って驚いた。
(たぶん実話だという情報はたくさんあったようだけど、気づかず読んだ)
よくまとめてあるし、主人公がこの先どうなっていくのか、ページを捲る手が止まらなかった。
私自身がマインドフルネスのトレーナーとしても仕事をしていることもあり(本業はカウンセラー、キャリアコンサルタント)、トレーニングの受講生さん2000人以上に紹介してきた本でいつも好評だった。
少しトレーニング方法が違うかな、 -
Posted by ブクログ
マインドフルネスや引き寄せの法則の本を読んでいるけど、この本で書かれている「心を開く」が最も重要だと説いている本は、意外と少ないと思う。
著者は貧乏な家庭で育ったからこそ、お金を稼げるようになって、「自分は特別で、何でもできるし、何をしてもいい」、お金を稼ぐ力が自分の価値だと思い込むようになったのだと思う。
体をゆるめて、思考の声を消して、理想の未来をイメージして成功しても、他者への思いやりがなければ、ナルシシズムと孤立につながりかねないし、その成功は長続きしないのだと、身をもって教えてくれた。
「人を思いやり、人とつながるために、私たちは生まれてきた」という、ラストのメッセージに泣いた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレスタンフォード大学脳外科医師の実話をベースに書かれた物語形式の『人生の扉を開く最強のマジック』このままというようなお話。
実話とは思えないようなドラマチックな話が続き大変引き込まれる。和訳もとても読みやすく、読んでいて心地よい。
引き寄せの本を読むより、この本がいい。
この本を出版してくれた全ての人にお礼を言いたい。こんな素晴らしい本を読ませてくださって、本当にありがとうございました。
★実践と要約、抜粋
1日20分(できれば朝晩)マインドフルネス瞑想
①まずは呼吸に集中
①ボディスキャニング(体を緩める)
呼吸と身体の感覚だけに集中して手足の末端から緩め、お腹、そして心臓の緊張感を緩め、温 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の人生ストーリーをベースに、マインドフルネスのエクササイズが出てきたり、それがどう人生に影響したかが書かれています。
人生ストーリー仕立てなので、とても読みやすく、マインドフルネスについて詳しく知らない私も楽しく勉強になりました。
また著者は脳外科医なので、マインドフルネスに関わる脳や神経の仕組みの勉強になります。
マインドフルネスに興味ある方にはぜひ読んでほしい一冊です!
=Summary=
小学生の頃に医者の先生に憧れ、医者になることを決意した著者の幼少期からの自叙伝。
貧しい家庭でアルコール中毒の父親を持ち、母と兄と4人で暮らす。
家庭にはできるだけいたくなくて、ある時近所でマ -
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ネタバレ「心のコンパスに従う」1番心に残ったフレーズ
マジックをすぐに実践してみたくなる本
著者の人生の物語がマジックを知り、実践していくことでどう変わったかが描かれている。
しかし、ただの物語で終わらせず、科学的な観点からも効果について触れており、安心して読み進めることができる。
欲しいものや手に入れたいものがよく分からず、行きにくい世の中で、このマジックは心のコンパスを使う練習になると思う。
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マジックメモ
1.身体をリラックスさせる
2.頭の声を無くす
3.心を開く 全ての人、自分自身に愛を送る
4.理想の自分を思い浮かべる
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大切なのは共感と思いやり -
Posted by ブクログ
よくあるマインドフルネス関連の本だと思って読み始めたが、最初の印象を忘れられて最後のページをめくった。このストーリー自体が作者の本当の人生だということにも驚くが、それ以上に瞑想と脳科学の関係が詳しく述べられており、瞑想や願いを想像することの効果が医学に基づいていることに目を見開かされる。本を通し、「気の持ちよう」「スピリチュアルなもの」などと片付けず、今一度心から信じること、意思の強さがもたらすもの、子供時代には素直に信じていた自分自身の想いや夢、これらを大切に持ち続けようと思った。本に書かれているマジックは誰でも実践可能であり、リスクもコストもない。やってみて、自分の変化を楽しみ、そこから変
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Posted by ブクログ
本当にこの本のように生きられたら幸せだ
私は私の事をどこかで疑って信じきれず、結局普段と変わらない世界から抜け出せずにいる。
毎日ちゃんと会社に行って仕事して、休みは自分の好きな映画を見たり、ご飯を食べに行ったり。平凡で大切な事だけど、新しい事や挑戦を怖がっている自分をいつも感じている。
どうせ失敗するとか、上手くいかない想像だけでは体感できるほど具体的で得意だ。どうしてそんな考え方になってしまうのか、分からないけど、それが自分を固く縛り付ける足枷だという事ははっきりしている。
この本のように、自分の人生の新しい扉を開きたいと思った。もっと人との関係をしっかり繋いで、じっくり自分の人生と向