種村有希子のレビュー一覧

  • ようちえんの おひめさま

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3歳と2歳の姉妹に読みました。

    きのみ幼稚園の園庭にあるお城の時計は、
    9時になるとお姫様と王子様が出てきます。
    園児達はお姫様が大好き。
    でもある日、嵐が来て、時計が壊れてしまいます...。

    どうしたら時計が直るのか、園児みんなで考え、
    もう一度嵐が来たら直るかも!となり、
    さかさてるてるぼうずを皆でお城いっぱいに吊るしました。
    もう一度嵐が来ると時計が直り、お姫様と王子様が現れます。


    4月から幼稚園に通い始め、プリンセスが大好きな長女にヒットしたようで何度も「読んで!」と持ってきました。

    園児達に自分で考えさせ、それを許容してあげる幼稚園。
    すてきだなぁ、と思いました。

    評価は

    0
    2023年05月23日
  • キノキノとポキの ふしぎなみ

    Posted by ブクログ

    二本の樹に宿った、小人の話。2人の小人の性格の違い、樹の違いが対比的に描かれていて、そこに自然のハプニング。小人のかわりゆく姿が色鮮やかに可愛らしい絵で描かれていて個性的で面白い絵本だと思う。

    0
    2022年06月28日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

    何がこんなに愛らしいんだろう。
    家出するって決めたのに、「あれはいいの?」「これはいいの?」に流されてもういいやって。
    兄弟・姉妹って上手く誘導できちゃうんですよね。

    0
    2014年06月04日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

    はじめてのコンペ絵本で受賞のデビュー作。なんて羨ましいんだと手にとった。シンプルで整った画面に双子が可愛らしい。そしてお話もなんだかんだと家出をひきとめる双子の片割れが愛らしい。ひゃーこれがはじめての絵本?参りました。
    ご本人が双子だそうで、キャラに活きている。けれどこれが兄妹、姉妹でもありかもとも思えるけど、それはきっと羨ましいから無理矢理さがした一言だ。

    0
    2013年07月08日
  • おしごとのおはなし 美容師 かのこと小鳥の美容院

    Posted by ブクログ

     本書は、シリーズ『おしごとのおはなし』ということで、物語は二の次なんでしょと思っている、そこのあなた、物語だけでも充分に読む価値のある、美容師の仕事の素晴らしさを知りながらも、女の子の成長を描いた作品なのです(小学校中級から)。

     しかも本書の場合、『しずかな魔女』や『小やぎのかんむり』といった素敵な物語を書かれてきた市川朔久子さんと、私の好きな種村有希子さんの色鉛筆の素朴な愛らしさが光る絵による、最高のコラボレーションである点も見逃せないけれど、物語の始まりは決して明るいものではありません。


     いつも大切にしている長い髪を、お母さんに結んだり編んだりしてもらっていた、女の子「かのこ」

    0
    2024年10月26日
  • サンタクロースに なる ひ

    Posted by ブクログ

    サンタクロースになりたくて待っていた男の子とお話。しかし子供達は「こんなにゆっくりしていて世界中の子どもたちに配り切れるの?」とか色々疑問が湧いてきた模様(笑)きっとサンタクロースはそれぞれの国の担当者とかがいるんじゃないかなー?なんて誤魔化しました。

    0
    2024年07月08日
  • ようちえんの おひめさま

    Posted by ブクログ

     表紙の絵を見たときは、どういう場面なんだろうと思ったが、「ようちえんのおひめさま」の意味も含めて、そういうことだったのね。


     子どもたちの心の中に抱く思いには、時に大人の想像を絶するような、計り知れない程に健気な純粋さがあることは、いくつになっても思い出して噛み締めたくなるものがあり、それは種村有希子さんの薄らとした色鉛筆の絵からも感じられた、子どもたちの繊細な、まるで今の天気のようにコロコロと目まぐるしく変わる表情や心模様を、優しく描いているようにも思われました。

     そして、必ずそうなるんだと、真っ直ぐに信じ切っている子どもたちの駆け出す姿の、なんと嬉しそうな表情をしているのだろうと

    0
    2024年06月30日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

     種村有希子さんはこれまでに読んだ二作も含めて、色鉛筆をメインとした、その素朴でふんわりとした柔らかい雰囲気が子ども心に寄り添いながらも、ポップなデザイン性に優れた斬新さを感じられる絵本作家で、本書は第34回講談社絵本新人賞を受賞した、彼女のデビュー作(2013年)になります。


     普段から、おかあさんに怒られることの多い、女の子「きい」は、ある日、また怒られたことをきっかけに家出を決意するが、それを知った、双子の「うた」は果たしてどのような気持ちになったのか?

     いつも二人で一緒なのが当たり前だったことを改めて痛感した、「うた」の心の中は、アルバムの写真の懐かしい思い出からも窺わせるよう

    0
    2024年05月25日
  • だれのおとしもの?

    Posted by ブクログ

     種村有希子さんは、前回読んだ「サンタクロースになるひ」で初めて知り、そこで感じられた、色鉛筆による素朴で優しい温かみと、ぼかした雰囲気との素敵な融合と、デザイン性の高い配色は同様であり、本書の場合、雪景色の白を基調とすることで、他の色を、より効果的に映えさせているように感じられたのが、とても印象深い。
     

     ある雪が降った朝「おとしもの、みーっけ!」と、そりを引いていた「まほちゃん」が拾い上げたのは、“ゆり”と名前がついた手袋で、大きさは、まほちゃんの手と同じくらい。

    「どんな こかなぁ。
    あしあとを たどったら、とどけられるかな」

     上記の、期待に胸ふくらませてワクワクする様子には、

    0
    2024年01月17日
  • サンタクロースに なる ひ

    Posted by ブクログ

    サンタに憧れるめいくんが、サンタに挑戦。プレゼントをこっそり渡す、その困難にぶつかります。そのだえりさんの、みならいサンタとも似た感じのお話。ほんわかした絵が可愛らしいです。

    0
    2023年04月28日
  • ようちえんの おひめさま

    Posted by ブクログ

    優しいタッチの絵がほのぼのしていて良い感じ。逆に嵐の日は色合いも薄暗く怖い感じに。時計が壊れるのも治るのも同じ理由なのが少し不思議。でも子供たちが、喜ぶ姿が微笑ましいストーリーです。

    0
    2022年06月20日
  • だれのおとしもの?

    Posted by ブクログ

    絵が可愛らしいし、ページをめくるたびに、次のページが気になる絵本。森の奥へと向かうときは少し怖い感じもするけど、最後の出会いの絵はとても綺麗です。

    0
    2022年02月18日
  • ようちえんの おひめさま

    Posted by ブクログ

    とても可愛らしい話だけど、買うのは躊躇…というのも、パステル画らしいこれは遠目がきかなそうで、読み聞かせには向かなそうだから。それでもあきらめきれず、何度も声に出して読んでみて、持っていたいと思ったのは、絵の子供たちの表情。特に見ているだけで幸せになる笑顔!大人に読んでもいいと思う。

    0
    2019年02月22日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

    双子の姉妹、「きい」と「私」のおはなし。
    「きい」の家出をやんわりと引き止める「私」の行動が微笑ましい。
    作者の種村さんは、この絵本がデビュー作らしい。

    0
    2018年05月03日
  • だれのおとしもの?

    Posted by ブクログ

    ゆきが ふった あさ。まほちゃんは、てぶくろを ひろいました。「ゆり」となまえが ついています。あしあとを たどっていくと、マフラーも おちていました。それも ひとつでは ないのです!「これ ぜんぶ ゆりちゃんのかなあ」
    「そうか!」と納得のラストに大満足です。

    0
    2016年11月29日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    注目の北海道出身の絵本作家、種村有希子さんの作品。
    色合いが優しく懐かしい雰囲気。
    子供さんはもちろんのこと大人が読むのもお薦めします。

    小さい時って何かって言うと「家出するっ!」って言うものですよね。
    小さい家出からちょいと大きな家出まで、「家出」を体験した大昔の
    ちびっこはかなりいるはず。

    「こんなときは私の出番」と困り顔しながらも双子の妹のきいちゃんの
    家出ゴコロを一生懸命そらそうとするおねえちゃんが健気です。
    タイトルが「きいちゃんの」じゃなくて「きいの~」なのは、お姉ちゃんの
    立場から見ているお話なのでしょうね。

    大人だって家出したくなるときがある。
    こんなお姉ちゃんみたいにな

    0
    2013年07月30日
  • サンタクロースに なる ひ

    Posted by ブクログ

    めいくんはクリスマスにやりたいことがありました
    それはサンタさんになって、サンタさんといっしょにプレゼントをとどけること
    めいくんはサンタさんになろうと毎日
    サンタの訓練をしています


    サンタのおじいさんは一年掛けて体力作りをしたり、地図を見たり、プレゼントを決めたり、しているのでしょうね〜

    0
    2025年11月16日
  • きいのいえで

    Posted by ブクログ

    10歳3ヶ月の娘
    7歳3ヶ月の息子に読み聞かせ

    種村さんの
    イラストがやさしくて
    ほんわかでよい
    のだなあ

    ずーっと一緒だった双子
    いえで
    さりげなーく引き留めて
    成功

    人形の洋服をかぶった
    ふたりの写真がかわいい。

    0
    2025年08月20日
  • ようちえんの おひめさま

    Posted by ブクログ

    これはあるページのある部分に気付くかどうかで評価が変わってしまうような気がする。
    二度目で気づいてよかった。

    0
    2024年09月08日
  • キノキノとポキの ふしぎなみ

    Posted by ブクログ

     双子の姉妹、種村有希子さんと姉の安希子さんによる絵本(2018年)で、お二人がどのような分担をされたのかは分からないが、相変わらず、デザイン性の高いお洒落だと感じてしまう部分と、色鉛筆による子どもの素朴で普遍的愛らしさとが合わさった絵には、独特な美しさと温かさがある。

     特に前者は、心理描写も兼ねたようなページをめくる度にコロコロと変わる背景の色が、丸い木と三角の木との対照性をより鮮やかにしており、後者は、カバーオールみたいな服に身を包んだ小人の絵が可愛らしくて、更に、優しくて働き者の「ポキ」と、いたずら好きで怠け者の「キノキノ」と、性格も対照的にすることで、お話の後に待つ不思議な出来事の

    0
    2024年07月25日