【感想・ネタバレ】ようちえんの おひめさまのレビュー

あらすじ

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きのみ幼稚園の園庭には、小さな時計台のお城に、お姫さまが住んでいます。9時になると、扉が開いて、出てきてくれるのです。幼稚園の子どもたちは、みんなお姫さまのことが大好き。
ところが、ある日、大きな嵐がやってきて、時計が壊れてしまいました。時計が9時にならないとお姫さまは扉から出てこられないのです。子どもたちは、まだ大好きなお姫さまに会えるように、ある作戦を思いつきます。

取材を重ねて描かれた、子どもたちの喜怒哀楽や、しぐさ、かわいらしい様子が、ページいっぱいに広がる、作者渾身の一冊です。
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Posted by ブクログ

ネタバレ

3歳と2歳の姉妹に読みました。

きのみ幼稚園の園庭にあるお城の時計は、
9時になるとお姫様と王子様が出てきます。
園児達はお姫様が大好き。
でもある日、嵐が来て、時計が壊れてしまいます...。

どうしたら時計が直るのか、園児みんなで考え、
もう一度嵐が来たら直るかも!となり、
さかさてるてるぼうずを皆でお城いっぱいに吊るしました。
もう一度嵐が来ると時計が直り、お姫様と王子様が現れます。


4月から幼稚園に通い始め、プリンセスが大好きな長女にヒットしたようで何度も「読んで!」と持ってきました。

園児達に自分で考えさせ、それを許容してあげる幼稚園。
すてきだなぁ、と思いました。

評価は低めでしたが、私と娘的にはとても大好きな絵本なので、絵本って相性があるなぁ、と改めて思いました。

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2023年05月23日

Posted by ブクログ

 表紙の絵を見たときは、どういう場面なんだろうと思ったが、「ようちえんのおひめさま」の意味も含めて、そういうことだったのね。


 子どもたちの心の中に抱く思いには、時に大人の想像を絶するような、計り知れない程に健気な純粋さがあることは、いくつになっても思い出して噛み締めたくなるものがあり、それは種村有希子さんの薄らとした色鉛筆の絵からも感じられた、子どもたちの繊細な、まるで今の天気のようにコロコロと目まぐるしく変わる表情や心模様を、優しく描いているようにも思われました。

 そして、必ずそうなるんだと、真っ直ぐに信じ切っている子どもたちの駆け出す姿の、なんと嬉しそうな表情をしているのだろうということを知ってしまうと、これは叶えてあげなければと思いますよね?

 だから、たとえ本編のどこかで何かを見つけたとしても、そんな野暮なことを言ってはいけません。それ以前に、それが叶ったのは子どもたちが来る日も来る日も諦めることなく信じ切った、全員の思いが結実したからなのだということを、この絵本には実感させてくれる力があります。

 そんな子どもたちの思いの強さは、曇り空の無表情な扉絵から一転して、青空に照らされて鮮やかに光り輝く最後の絵との対照性が、見事に実証してくれていると共に、ここでも子どもたちを支える存在の温かさが、私には何ともしんみりとさせてくれて、世界ではいろんなことが起こっているけれど、少なくとも、子どもたちの夢を叶えてあげられることはできるんだという、その小さな一歩がやがては大きな一歩へと変わっていくような、そんな願いを込めたくなるお話でした。

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2024年06月30日

Posted by ブクログ

優しいタッチの絵がほのぼのしていて良い感じ。逆に嵐の日は色合いも薄暗く怖い感じに。時計が壊れるのも治るのも同じ理由なのが少し不思議。でも子供たちが、喜ぶ姿が微笑ましいストーリーです。

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2022年06月20日

Posted by ブクログ

とても可愛らしい話だけど、買うのは躊躇…というのも、パステル画らしいこれは遠目がきかなそうで、読み聞かせには向かなそうだから。それでもあきらめきれず、何度も声に出して読んでみて、持っていたいと思ったのは、絵の子供たちの表情。特に見ているだけで幸せになる笑顔!大人に読んでもいいと思う。

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2019年02月22日

Posted by ブクログ

これはあるページのある部分に気付くかどうかで評価が変わってしまうような気がする。
二度目で気づいてよかった。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

5歳1ヶ月の娘に読み聞かせ

こういうの好きかなー
と選んでみたけれど
思いの外ヒットせず。

私の方が
ほんわかイラストに惹かれた模様。

これ実際にある幼稚園がモデルになっているのね!素敵。

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2020年07月13日

Posted by ブクログ

幼稚園の本。絵が淡い色合いで、素敵。
実際の幼稚園を、モデルにして描いたもののようだけれどストーリーに少し違和感があった。

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2015年06月22日

Posted by ブクログ

きのみ幼稚園の園庭には、素敵なお城があります。お城の時計は9時になると楽しい音楽が鳴って、かわいいお姫様と王子さまが出てくるのです。幼稚園のみんなは二人が大好きでした。
ところがある日の夜、雷が鳴って、翌朝から時計が動かなくなってしまいました。
幼稚園のみんなはどうしたら時計が動くのだろうと考えて。さて?

ふんわりとした絵に優しい色。
幼稚園のみんなが生き生きと描かれてる。
けど、これはどうなんだろ。園児が頑張れるってこれくらいってことなんだろうか?
不気味と思ってしまったのは私だけ?

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2015年04月08日

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