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雪がふった朝。「おとしもの、みーっけ!」まほちゃんが拾ったのは、“ゆり”と名前がついた手袋です。大きさは、まほちゃんの手を同じくらいです。「どんな子かなぁ? 足跡たどったら、届けられるかな」まほちゃんは、落し物のそばにあった足跡をたどって、その落し物を届けることにしました。しばらく行くと、「マフラー、みーっけ!」マフラーにも名前がありました。「ゆりちゃんったら、また落としてる」ところが、落し物はひとつではないのです! マフラーや、手袋、それにおおきなセーターもありました。「これも本当にゆりちゃんの?」まほちゃんは、不思議に思いながらも、その後も足跡をたどっていくことにしました。北海道育ちの著者がおくる冬にぴったりの一冊。
Posted by ブクログ 2024年01月17日
種村有希子さんは、前回読んだ「サンタクロースになるひ」で初めて知り、そこで感じられた、色鉛筆による素朴で優しい温かみと、ぼかした雰囲気との素敵な融合と、デザイン性の高い配色は同様であり、本書の場合、雪景色の白を基調とすることで、他の色を、より効果的に映えさせているように感じられたのが、とても印象深...続きを読む
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