J・R・ウォードのレビュー一覧

  • 蠱惑の堕天使

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    仕事中の事故で仮死状態となったジム。目覚めると、目の前に4人の天使がいた。7つの魂を救う使命を帯びたジム。救うのは雇主のヴィン。しかし、知らずに彼の恋人と関係を持ってしまっており、しかも、ヴィンは出会った娼婦マリーに本気の恋をしてしまう。さらにマリーの周りでは殺人事件が起こる。ジムは恋のキューピットとなるのかと思いきや…あの人の正体は実は…!とか、味方か敵か?と混乱の前半。敵との戦いなど、読むごとにスケールの大きい話へと発展していく。愛嬌たっぷりのワンコも♡予想以上に面白かった。楽しみなシリーズの始まり!
    ジムをはじめ、皆それぞれ己の罪に苦しんでいる所も読みどころ。ジムの相棒との今後や彼の天使

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    2021年05月06日
  • 夜明けを待ちわびて【mirabooks】

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    世話をしていた大家の死去に伴い、彼の息子に連絡をした看護師リジー。かつて父から暴力を受けていたため、戸惑いつつ彼女の元を訪れたショーン。やっと本気の女性に逢えた彼は、お金目当ての女性に嫌気がさしていた為に、大富豪であることを隠す。そのせいで、何度もリジーを傷つけるショーンはホンマにアホでイラッとさせられるけど、リジーの父の思い出を壊さぬ様、本当の父を隠し通す所なんか、根は良いやつなんだと思う(そんなメンドくさいヒーローは大好物)。彼の正体を知り、騙された事より、父を援助しなかった事を怒ったり、裏切られてもショーン兄弟の過去を知って真剣に思いやれるリジーは本当に素晴らしい女性であり、看護師だと思

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    2020年03月15日
  • 灼熱の瞬間

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    消防士・アンは崩れかけた現場の中、腕を挟まれ脱出出来ずにいた所、助けに来た、一度だけ関係を持った同僚ダニーに腕を切断するよう懇願する。ダニーは瀕死の重傷を負いながらもアンを助け出した。10ヶ月後、火災捜査官として、アンは初めての任務でかつて腕を失った現場を調査する。腕と天職を失っても前に進み続けるアンがカッコいい!現場に復帰したが、後悔と罪悪感で自暴自棄になっていたダニーの描写は痛々しかった。初めて義手を付けていない腕に触れるシーンが印象的だった。事件については完全な解決に至っていないのが心残り。今後が気になる隊員もたくさん!面白かった!

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    2019年05月28日
  • 蠱惑の堕天使

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    ネタバレ

    ブラック・ダガー・ブラザーフッド(BDB)ワールドの堕天使(Fallen Angels)シリーズ1作目。主人公ジムが7人の魂を救う、今回は最初の1人目。前半はハラハラ感が少なかったけれど、後半は敵との戦いの火蓋が切られた感じで、先が気になり一気読み。

    時期的にはBDBシリーズ本編の7作目、リヴェンジが<ゼロサム>を爆破して4か月後。ヒロインは<ゼロサム>(爆破後はトレズがオーナーの<アイアン・マスク>)で働いているマリー゠テレズ。(ヒーローは、主人公のジムではなく、魂を救われる側のヴィン)

    途中、これは絶対フュアリーという人物がゲスト登場的な感じで出てきたのは、BDBシリーズ本編を楽しんで

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    2025年09月16日
  • 蠱惑の堕天使

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    ネタバレ

    あらすじをなんと言っていいのか分からない笑
    簡単に言うと元軍人のジムが亡くなり堕天使になって7人の人間を救うために頑張るおはなし?

    まず最初の1人目は上司のヴィン。
    ヴィンには美しい恋人がいるが、あろうことか娼婦として働いているマリー=テレーズに運命めいたものを感じてしまい…。

    パラノーマルでもありコンテンポラリーロマンスでもある今作、800超えのレンガ本だけど面白くてあっという間に読んだ。
    ここが良かった!というよりジェットコースターのような感じで面白さが突き抜けていくような笑
    続きも是非翻訳してほしい。

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    2021年08月29日
  • この手はあなたに届かない

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    ネタバレ

    すれ違い・勘違いが長々と続いたし面倒臭い残念ヒーローだったけど、だんだんそれが可愛く思えてきてヒーローの残念っぷりを楽しんで読みました。
    (ヒーローがヒロインに朝食を食べさせるのを妄想してるところとか黒い兄貴たちを彷彿とさせて萌えた)
    ジョイのお兄さんのスピンオフ出たら読みたい。

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    2015年01月04日
  • この手はあなたに届かない

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    田舎に住み祖母の介護をするジョイ・ムーアハウス27歳と、政治コンサルタントのグレイソン・ベネットのロマンス。
    純情な処女で何年もグレイを思っているだけだったジョイと、不貞を働く母親と政治の世界で汚れた自分がジョイに触れてはならないと苦悩するいい歳のはずのグレイ。
    情熱的なのに寸止め場面が続く一冊。
    絶対にスピンオフありそう。

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    2014年04月20日
  • 夜明けを待ちわびて

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    オバニオン兄弟シリーズ?36歳でウォール街大物の次男ショーンが父親の死亡で故郷に帰るところから始まる。死を看取った看護婦エリザベス・ボンドと、父親からの虐待や富豪に成ってからの人間不振であるショーンが、徐々に育んでいくロマンス。読みごたえがあり、軍人の兄や、フットボールの選手の弟のストーリーも、是非読みたい。3兄弟がみんな虐待の記憶より解放されるハッピーエンドが欲しいです。

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    2013年02月24日
  • 夜明けを待ちわびて【mirabooks】

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    ネタバレ

    大金持ちのトラウマ持ちヒーローと貧乏だけど芯の通った看護婦のストーリー。
    短くすっきりまとまった話だった。
    DVされた三兄弟の背景とかも良かったけれど、ヒーローが簡単にヒロインを信じられなくなったり、寄りを戻したりと、もう少し掘り下げて欲しかったなとは思った。しかし、ロマンス初心者の人には入りやすい作品だと思う。

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    2023年12月31日
  • 灼熱の瞬間

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    ネタバレ

    消防士として活動するヒロインとヒーロー。
    しかし火災現場でヒロインは片腕を切り落とすことになり、ヒーローは重傷を負う。
    その後ヒーローは消防士に復帰するもヒロインは退職し火災検査官となる。

    ヒロインはもう少しヒーローを信じてほしかったな。
    母親の件といい目の前しか見えていない感じがちょっと残念。
    その母親との和解シーンはとても良かった。
    父親の呪縛から解き放たれた。

    犯人が意外な人物で全く読めませんでした。ただ黒幕は未だ捕まらずなので次作に期待かな。
    次作のヒーロー候補がたくさん居て誰なのか楽しみ。

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    2020年07月12日
  • 夜明けを待ちわびて

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    Black Dagger BrotherhoodシリーズのJ.R. ウォードさんがジェシカ・バード名義で書いたもの。

    3人兄弟の真ん中で幼少期の虐待で人を信じられなくなっているショーンが主人公。
    ヒロインのリジーが優しくて心が綺麗で素敵だった。

    ちらちら出てくる兄と弟のお話は刊行されてないのかしら??
    出てるなら読みたいなー。

    あと、まさかのBDBのあの方が出てた!!!
    ビックリ。
    BDBの続きも読みたいなー!

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    2020年02月28日
  • この手はあなたに届かない

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    清純なヒロインに自分は相応しくないとずーっとウダウダしてるヒーローが面倒くさすぎて逆に愛おしい。
    ヒロインが辛抱強い女性で良かったね、としか言えないぐらい。

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    2017年09月03日
  • この手はあなたに届かない

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    ネタバレ

    祖母の介護、怪我をした兄、もうすぐ結婚式を迎える姉との暮らしの中、ジョイの楽しみは毎年夏になると避暑にやってくるグレイを見ることだった。
    長年たまに挨拶を交わすことだけで満足していたジョイだったが、その夏ひょんな事からグレイと一緒にNYへ行くことになった…。


    これは続きものなのかな?
    なんだかカサンドラとジョイの兄のアレックスの物語もありそうな。

    ジョイが良い子だったね。グレイはかなり幼少期のトラウマに囚われてて、頑固だったけど基本真面目で良かったんじゃないかな。
    まぁ、「そこまで?」と思わないでもなかったけど、でもどうしても逢いたくて500キロの距離を来ちゃうとか、朝晩電話してくるとか

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    2016年10月11日
  • 夜明けを待ちわびて

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    ネタバレ

    金融界で成功を収めているものの凄まじく人間不信気味なヒーローが父親の死によって、純粋で心の優しいヒロインと出会い、惹かれあっていくストーリーです。
    ヒーローが子供の頃に父親から虐待されていたエピソードが出てくるものの、彼がヒロインを信じきれない気持ちは、過去の女性関係にあるんじゃないかなと思ってしまいました。
    誰ともきちんとした信頼関係(友情など)を、築けない悲しい人という意味では、やはり子供の頃の経験が、根深く傷跡として残っているのかもしれませんが…。
    ヒーローのことを魅力的だなーと感じられなかったのが残念。彼に関しては、特に見せ場らしいものも無かったしなぁ…。
    それにしても、ヒロインは周囲

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    2013年06月02日
  • 夜明けを待ちわびて

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    帯にあるようには泣けなかったが それでも虐待被害者の 心にのこる恐怖に支配された日々がどれだけ長くツライ時間だったのかわかって心が痛かった。天使のようなヒロインが晩年介護した老人の姿から虐待加害者の姿を想像することが難しい。それでも三兄弟の次男ヒーローが彼女との出逢いでそれを乗り越えていけそうな予感がする終わりかたは救われた。長男の苦悩はどこまで深いのか。障害を持った三男の苦悩はどこまで酷いのか。彼らのことがとても気になる。

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    2012年11月22日