佐々木亮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
約138億年前に起こった宇宙の始まり、ビッグバン。 その約38万年後、 宇宙がやっと「光を通せる状態」になった瞬間に放たれた光がある。 それが宇宙の膨張で引き伸ばされ、 今はマイクロ波として、全天から均一に(地球にも)降り注いでいる。
つまり、 私たちは今も、宇宙誕生の残響の中に生きている、らしい!!
宇宙の超新星爆発によってばら撒かれた元素が、 私たちの体をつくる材料になっている。 それ以前、宇宙にあったのは ほとんどが水素とヘリウム、そしてごく限られた元素だけだった。
人間の体も、地球も、 星の死によって生まれた物質の集まりだと思うと、 そのスケールの大きさに少し眩暈がする。 自分の悩みよ、なんてミクロなんだ。
ダークエネルギーの存在など、 まだ正体のわからないものが、 宇宙の大部分を占めているという事実。
科学を学ぶことは、 自然界をどう理解するかという視点を 手に入れることなのだと思った。
ただ、残念ながら私には 科学を深く理解する力が圧倒的に不足しているため、 「へー」「なるほど」「すごい」「そうだったんだな」と 感心するのみ。
わかりやすく読みやすい本でした。 -
Posted by ブクログ
きっかけ
読書の幅を増やす一環として選定した本
内容
近代宇宙の解説
感想
なんとなく宇宙にロマンは感じていたのに読書の題材として選んでなかったなと思い読み始めたが、スケールのデカさ、ほぼリアルタイムで研究成果が上がっていることや、未知の解明がたくさんあり読みながらワクワクできた。
ダークエネルギーなどの仮定で定義している物の解明が今後進んだ時、もしかしたらパラダイムシフトのタイミングを生きている間に体感できる可能性を感じた。
ワープについてはドラえもんの宇宙開拓史でも似た説明があったのを思い出した。光速に近づくと時間の進みが遅くなるやつはSF漫画でも題材にされているのでなんとなく知ってはいたけど、原理として理解しきれなかったことが悔やまれる。
著者が一個下で同年代でも執筆してるのかと驚いたと共に納得もした。今までは大体が自分より年上で教えを乞う形だったけど、今後読む本の中には教えを頂く形もあるんだなと身が締まった。
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Posted by ブクログ
ずっと聴いているPodcast「佐々木亮の宇宙ばなし」の亮さんの本。
ちょっと怪しげなタイトルだけど、中身は全然怪しくないから大丈夫(笑)。
対象は、「宇宙」に関わる仕事をしてみたいと思っている人たち。
「宇宙に関わる仕事をしてみたい」とか思っても、ちょっと昔なら、JAXAとかNASAとか、国家が関わるプロジェクトに入らなくてはならないとか、宇宙飛行士の試験に合格しないといけないとか、なんだかちょっと遠い存在だった。
けれど、民間の企業が宇宙ビジネスに参入する時代に突入した今、宇宙に関わる産業はかなり広くなっている。企業の中にはたくさんの職種がある。経理だってあれば営業だってある。理系じゃなくても、研究者じゃなくても、「宇宙に関わる仕事」に就く機会は周りにたくさんある。
宇宙に行きたいから宇宙の勉強をする、のではなく、今自分がやっている仕事を突き詰めてエキスパートになれば、そこから宇宙につながるのだ。
ということを教えてくれる本。
佐々木亮さんは、宇宙物理学で博士号をとった研究者。だけど、研究者の道ではなく、AIを使ったデータサイエンティストとして活動している。その傍で、宇宙関連のPodcastを「毎日更新」するという偉業も成し遂げている。
研究者でなくても、宇宙に関わる仕事をずっとし続けている実例でもあるわけですよね。
「宇宙関連の仕事をしたい」というのが、ちょっと身近に感じられるいい本でした。若い人たちにバンバン読まれて欲しい本! -
Posted by ブクログ
宇宙研究というと、ロマンを追い求めるものという印象がありますが、この本では「現実的にどう役立つのか」という視点からも描かれていました。それでも宇宙の壮大さにも触れられており、読んでいて童心に帰ったような気分になります。読後には、オーロラを見に行きたくなりました。
太陽フレアの話題は第一章だけでなく、他の章でもたびたび登場します。この現象こそ、私たちにとって最も身近な宇宙現象なのかもしれません。
全体を通して、「生命はどこから生まれたのか」という問いが繰り返し取り上げられています。そしてその答えを、AIの力で見つけられるかもしれない――そんな未来への期待が込められており、技術の発展と可能性を強く感じる一冊でした。