あらすじ
人は生きていくためにお金を稼がなければなりません。
お金を稼ぐための方法は、「働くこと」です。
社員、契約社員、派遣、アルバイト、フリーランス……。
雇用形態が多岐にわたるなか、「働くこと」のトラブルもまた多岐にわたる時代になりました。
自分に原因があろうとなかろうと、問題に直面することもあるのです。
生活に直結するだけに、渦中にいるとそのストレスは日に日に大きくなります。
そして世の中では、「泣き寝入り」してしまう人が後を絶ちません。
本書は、そんな働く人のために「労働法」という名の武器を与えます。
トラブルを乗り切るために大切なのは、あなたの働き方を「深く知る」ことです。
よくあるトラブルを雇用形態ごとに紹介。そのさいの対処方法(解決策)を示します。
難しい法律用語をできるだけ避け、分かりやすさを重視した、いままでにない解説書です。
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Posted by ブクログ
すっきりしていて、文章として読みやすかったです。
労働法について知るための、最初の1冊によかったです。
公務員や会計年度任用職員についても少しふれられています。
法律の解釈、整理の仕方がすっと入ってきます。
過去にネットで調べたときに断片として理解していたことの整理ができ、助けになりました。
Posted by ブクログ
読んでみて知らなかった事が
多かった
社会人になったら
こういう本は読んでみた方が良いかと思います
各会社の独自のルールで決められて
おかしいと思う事などありますが
参考になるかと思います
Posted by ブクログ
「フルタイムパート社員」はいない。パート社員は正社員より働く時間が短い人のことを指すため。
フリーランスや労働裁量制に労働基準法は使えない。ただし本当にフリーランスなのか、労働裁量制と言える働き方なのかは要チェック。
Posted by ブクログ
ざっと流し読みだけど読みやすかった!
会社側が不適切な方法をとったら、
指摘できるようになることで、
自分や同僚を守れる。
それだけじゃなく、
「労働法違反をさせない」ことで
会社を守ることもできると思えた。
Posted by ブクログ
【きっかけ・目的】
働くうえで知っておきたい法律といれば労働法関連だろう。
同時に自分のこれからを考えたときに法律を多少なりとも身近なものにしたかった。
【感想】
労働法だけにフォーカスを当てている本。
労働条件について今の雇用形態それぞれについて起こりうる問題をケース別にまとめている。わかりやすい。
何といえばいいだろうか。結局のところ雇用関係や労働条件面での問題となると働いている側の状況にも左右される。お金を一生懸命稼ぐ必要に駆られている方は多いだろう。問題が起きたときにどう対応するべきなのか。あるいは問題が起きたときにコストがどの程度かかるのか、、そういう情報は必要だろう。ネットで情報が簡単に得られる時代とはいえここを見れば対処ができるようなことも必要だ。そういったことも巻末にフォローされているのでいい本だと感じる。
【終わりに】
KADOKAWAから出ている。最近報道で五輪汚職事件がにぎわっているが、法順守系の本も出しているのであれば、何ともお恥ずかしい限りだ。