細野豪志のレビュー一覧
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Voicyでプレミアムリスナーとしてかなり初期からフォローしている細野豪志さん、想いのこもった本を出すということで購読。普段から思っていることだが、改めてこういう政治家が偉くなって欲しい、そして自分の地元にもこういう国会議員がいたら良いのに……と思いました。28歳、地盤なし支持母体なしで落下傘候補として立候補して当選、所属を変えながらも25年間国会議員をやってきて、今では自民党でも有数の得票数を誇る、並大抵の信念・覚悟ではできまい。終盤に「決断」という言葉が何回も出てきたのも印象的でした。
自分も政治に少なからず興味がある人間として普段Voicyを聴いてるし、この本を手に取ったけど、さすがにこ -
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10年という節目。過去に戻ることはできないが未来のために残さなければならない記録。貴重な資料。
特に遠藤川内村長の姿勢が胸を打つ。
・危機管理はトップのリーダーシップによる。政・学、様々な分野のリーダーが必要。
・100mSv以下の被爆で健康影響は出ない
・除去土壌8000Bq基準の厳格適用と再利用
・食品摂取基準100Bq/食品1kgは汚染物を365日摂取する前提の値で国際基準の10倍。風評被害の原因。
・処理水保管によるデブリ保管場所の圧迫。災害時の漏出リスク。安全側の基準は他のリスクを高める。
・救援要請はできるだけ大きな声で、広く求めるのが危機の鉄則。東電からオールジャパン -
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3.11原発事故発生当時、原発事故収束担当大臣そして環境大臣だった、細野豪志議員と当時、色々な面で福島と向き合った責任者の方々との対談形式の事故の振り返りがなされています。
震災当時、どのような事柄があってどのように対応して現在に至るのかを知ることができたのも大きいですが、福島の現状と未来の為にすべきことが明確に知ることが出来たのもかなり大きいです。
第三章に「福島のために、わが国が乗り越えるべき6つの課題」については、我々他県の住人でも意識して出来ることが掲載されています。
将来、原発事故を振り返るのにも残しておきたい貴重な資料になった一冊だと思います。 -
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[心意気の主張]原発事故担当大臣や政調会長などの要職を務めた筆者が、自らの政治家としてのルーツについて語りながら、民主党の今後の方向性について提起した一冊。総選挙での党の敗北から間もない頃に書かれていることもあってか、「まだまだやれるぞ」という意気込みが前面に出ている印象を受けました。著者は、自らを民主党第三世代に属すると語る細野豪志。
原発事故と細野氏の関係性を知ることを主な目的として手に取ったのですが、原発事故担当大臣を務めていた際に、氏の関心がどこに照射されていたのかを知る上で有益な一冊でした。また、事故当時の政府の動きについても回想しているため、当時の政府中枢が最悪のシナリオについ -
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事故当時その中枢にいた細野氏が、事故から10年たった今、改めてその現場の中心にいた人たちに問うと同時に、痛烈な問題意識のもと自己検証した一冊。
この本の素晴らしいところは、細野氏が極めて客観的に、当時の行いと本質を語っているところだ。
私たちはあの時何があって、何が行われ、何が行われなかったのかを知るべきであるし、風評被害という人災がいかにして生み出されたかを知るべきである。
そしてその上できちんと見つめ直し、考えるべきである。
まだまだ課題の多い原発事故の処理、それには政治の力がもちろん必要。細野氏のこれからの行動に期待しつつ、私たちもまた、忘れることなく真実を見る目を養わななくてはならない -
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「これからの自分の言動の一つ一つは、必ず歴史の法廷で裁かれるであろう。そして、間違いなく私は歴史の法廷の被告となる。」
「この本は、歴史の法廷における私の陳述書となったと思う。」
以上、“あとがき”よりの細野剛志の言葉である。
「この本は私の発案でできあがったものではない。本の基底になっている合計十時間以上に及ぶインタビューは、・・・当時総理大臣補佐官だった細野剛志衆議院議員からの依頼によってスタートした。」
以上、“まえがき”よりの鳥越俊太郎の言葉である。
細野氏の記憶とそれぞれのその時の思いを、鳥越氏が聞き出すというインタビュー記録である。細野氏の政治姿勢も分かるが、細野氏の -
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ネタバレ震災のとき官邸でどんなことが起きて、どんなやり取りがされていたのか?
細野氏の目線からだけなので全部が正しいとは限りませんが(思い違い、記憶違いもあるかもしれないですし)、ひとりの人の目線から語られていることでより詳細でわかりやすく理解することができました。
自分の記憶が風化する前に語りたいというのは、とてもよいことだと思いました。
私も震災で怖かった記憶が、日常に紛れていくうちにどんどん薄れていることを自覚しているので……。
官邸サイドのどこか幕越しにしか分からなかったことが、この本で身近に感じることができました。
当時の報道から、何もしてないように思えて不安でしたが細野さんの視点で菅元総理