武井宏文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■ 感想
- ひょんなことから社長になった主人公が会計コンサルタントに相談し必死で会社を立て直す話。ストーリーはとてもシンプルなのでとても読みやすかった
- 会計の知識をまったく持たない人でも特に苦がなく読めるないようだった
■ よかった点
- 会計の知識がおおざっぱに網羅されてる
- 問題が一つ発生し、その後問題が解決する。そしてその次の問題が発生、、と流れがシンプルでわかりやすかった
- その各問題でどのような会計的な問題があり、その会計的な知識からどう分析し、実際にどのような対処をすべきかというのがわかりやすかった
■ 悪かった点
- 漫画としてとても力を入れているわけではないので、スト -
Posted by ブクログ
管理会計を学問として学ぶのは難しい。でも本書は、現場をイメージしながら、解説されており、とてもわかりやすくて学ぶことが出来る。
・経営者には情報責任がある。
情報を知識に変え、利益・キャッシュに変えるために経営者はどのような情報が欲しいかをはっきりさせる。
・経営者が持つべき視点と情報。
魚の目、虫の目、鳥の目、で思考と決断をする。
そしてシステム導入だけでは改善されない、仕事のやり方(お金を生み出す仕組み)を変える必要がある。
・実現したい目的を最初に明らかにする。
システムの肥大化は、会社としての方針がない時、整合性が損なわれていく。つまりシンプルを目指す方針を定義する。
・20: -
Posted by ブクログ
・商品は現金の仮の姿
・金額の差異ではなく、金額の後ろにある事実を分析するべき
・限界利益と固定費がわかれば会社の利益構造がわかる
・損益分岐点を知るには、固定費を限界利益率で割ればいい(原価率50%の店の維持費が月100万円なら、損益分岐点は100万円÷50%=200万円)
・「活動基準原価」という、価値ある活動それぞれに使った実績時間を集計し、そこに単価をかけて原価に置き換える方法
・経営者の仕事は機会損失を最小にすること
・いずれの案を選択しても同様に発生する原価は「埋没原価」となり、意思決定の際に考える必要はない
・バランス・スコアカードという、自分が達成したい将来の目標が財務と顧客と -
Posted by ブクログ
バランスシートの左側は、
現金と現金製造機そのもの(固定資産)と、
現金製造機の内側(流動資産)が描かれているのである。
コハダは儲かる。しかし、大トロは儲からない
確かに一貫あたりの利益は大トロの方が大きいから、
コハダより儲かるように錯覚する。しかし、資金量に着目すると
コハダに軍配が上がる。(中略)
だから、コハダは少ない資金を繰り返し回転させる(使う)ことで
たくさんの現金を稼ぎ出せる。
しかし、大トロは売り切るまでに一ヵ月もかかるから、その間、
資金が寝てしまう
管理会計を漫画で学べる本。知識を解説するだけではなく、
「粉飾装飾の見破り方」、「原価管理の計算 -
Posted by ブクログ
とつぜん 父の死をうけて娘が、
社長になった ということで、
会計の話を コンサルタントに 聞く
と言う設定が 普通であるが、
説明方法が 実にわかりやすくなってきている。
会計による管理をつうじて 会社を立て直し
会計の限界を 明確に指摘する。
社長の考えることは 一体 どういうことに
会計の立場から ポイントをしぼって 説明される。
会社とは 現金製造機である。
その効率を上げるには どうすればいいのか?
キャッシュフロー経営とは。
父親の経営は 銀行に依存していたことが 理解できた。
リストラとは オカネを生み出さないもの ムダを切り捨てる。
経営計画とPDCA サイクル。
ブラン -
Posted by ブクログ
ネタバレこれ一冊ですべてを知るのは無理だけど、初心者故に参考になる考え方がいくつもあった。
はじめてそんなに時間が経っていないけれど、「波に乗る」という本書のたとえはまさにそのとおり、と実感しているところ。
・外為は価格変動が株ほど実は大きくない
・プラザ合意に起こったこと、為替は国家に操作が大変な火遊び
・年間15~20%のリターンを求める
・現在は金融危機対応優先で金利は下がるが、落ち着いてくれば経常収支が意識されて金利があがるかも?
・エントリーは意外に気楽でおk、損切は1日で稼げる平均額の3倍
・東京・ロンドン・NY市場それぞれの特徴
・連休明けと週末、5とびは米ドル買われる傾向多い
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