深谷忠記のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夫を毒殺した容疑で収監された関山夏美。目撃証言から逮捕に至ったのだが、夏美は犯行を頑なに拒否し、その時間は現場から遠く離れたラブホテルに行きずりの男と一緒にいたのだと言い張る。しかし裁判では圧倒的に不利になると感じた夏美は、助けを求めて『蒼の構図』の著者・曽我に手紙を出す。強い正義をもっていると感じて夏美はコンタクトをとったのだが、実は曽我自身も事件に巻き込まれた過去があった。母親が父親を刺し殺したのだが、なんと目撃者は曽我自身。そして、曽我の目撃証言により母親が逮捕後自殺してしまったのだ。
この中では2つの事件が扱われているのだが、その繋げ方がかなり強引で、そこまでして一緒にする必要が -
Posted by ブクログ
アメリカに出張するに際して、機内で讀める輕い本を伊丹空港で購入したうちの、その1册。
壯&美緒シリーズの最新刊と思はれる。
讀み始めて氣が附いたのだが、この作品を以前に讀んだことがあつた。
卷末の深谷忠記著作リストによれば、この作品は2002年8月にトクマノベルズで刊行されてゐる。
どうやら、その時に讀んでゐたのらしいのだが、文庫化されたのがこの8月で、「新刊書」コーナーに置かれてあつたために買つてしまつた次第。
再讀したが、複雜で難しかつた。
佐渡島そのものが巨大な密室となつてゐる。
アリバイが密室を構成してゐるのだが・・・
被害者が殺されたのはいつか、どこで殺されたのか、そしてその死體